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借りぐらしのアリエッティのあらすじと見どころ

更新日:

初公開:2010年7月17日 (日本)
監督:米林 宏昌
上映時間:95 分
音楽:セシル・コルベル
『借りぐらしのアリエッティ』は、2010年の日本のアニメーション映画
キャッチコピーは『人間に見られてはいけない。』
それが床下の小人たちの掟だった。』
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借りぐらしのアリエッティあらすじ


手術までの数日を過ごす為、翔(人間の少年)は郊外にある祖母の家に来ていました。
その家の軒下には、小人の少女アリエッティとその家族が密かに暮らしています。
人間に見つからないように、必要な物を少しずつ借りながら。

ある夜、14歳になったアリエッティは初めての借り(狩り)に出かけます。
今日のお目当ては黒砂糖とティッシュ。
父と二人で借りに出かけ、まず角砂糖を手に入れると次はティッシュを借りに別の部屋へ。
ティッシュケースへ辿り着き二人掛かりでティッシュを引っ張っぱったその時、彼女はベッドで横になっていた翔と目が合います。
そこは翔の部屋だったのです。
「怖がらないで。今日、庭で君を見かけたよ。僕の母が小さい時、庭で小人を見たと言っていたんだ。」
人間に見つかった彼女は動揺し角砂糖を落としてしまいますが、とにかく父と逃げ難を逃れます。

次の日、人間に見られていた事を知り落ち込むアリエッティは通気口ごしに外を眺めていました。
するとそこへ、翔が彼女の落としていった角砂糖を持ってきました。「わすれもの」と書いた置き手紙と一緒に。
隠れて見ていた彼女はその事を両親に話しますが、その角砂糖には決して手を出してはいけないと言われます。
人間の罠だ、と感情的になる母は引越す事を提案します。
引越しの責任を感じたアリエッティは、角砂糖を一人で返しに行く事を決意します。

ふたたび翔の部屋へ。角砂糖をそっと返し去ろうとした時、翔に気付かれます。
「もう私達に構わないでほしい。人間は危険なの。両親に言われたわ。」
「君にも家族がいるんだね。僕は両親となかなか会えないんだ」
翔が孤独な事を知ります。
その時、カラスが窓を突き破りアリエッティを襲ってきました。
翔は無我夢中でアリエッティを助け、彼女はその場を逃げましたが、助けてくれた翔との距離感に戸惑いを感じ始めます。
その頃から、翔の動きを不審に感じた家政婦のハルさんは小人の存在に気づき、ネズミ取り業者を探します。

その夜、翔は祖母からから小人の話しを聞きます。
祖母の父が昔、翔のいる部屋で小人を見たというのです。
小人にドールハウスを贈りたかった祖母の父は、家具や食器やキッチンの細部まで忠実に再現したものを作りました。
しかし祖母も、一度も小人を見る事は出来なかったと話し、ドールハウスは翔に受け継がれました。

ドールハウスの真意を知った翔は、次の日アリエッティの家にキッチンを贈ります。
翔にとっては善意のつもりでしたが、その行動はさらに彼女達に危機感を募らせ引越しを早めさせます。

河原で読書にふける翔の元へ、アリエッティがやってきます。
「キッチンは気に入ってくれた?」
「あなたのせいで家はめちゃくちゃ。お別れに来たの。」
彼女は、人間に見られたせいで引っ越す事を伝えます。
「僕のせいだね。ごめん。僕は明後日手術をするんだ。でも、助かる見込みは低い。だから君たちを助けたかったんだ。」

ちょうどその時、アリエッティの母がハルさんに捕獲されます。
母の悲鳴を聞いたアリエッティはすぐに家に戻りますが、母が連れ去られた事を知り翔に助けを求めます。
ハルさんの動きからアリエッティの母を隠した場所を知った翔は、彼女にその場所を教え二人を逃がします。
さらに、業者が向かっている事を知った翔はキッチンをドールハウスの元の場所に戻します。
業者が小人の捕獲に来た時にはもう小人達の跡はありませんでした。

その夜、アリエッティ達は引越しに出ました。
明け方ふと庭に出た翔は、何か言いたげな飼い猫に気付きます。
アリエッティとの別れを感じた翔が猫についていくと、アリエッティが現れました。
翔は以前受け取ってもらえなかった角砂糖を渡し、アリエッティは髪を結っていた洗濯ばさみを渡します。
「懸命に生きる君たちをみて僕も生きなければならないと思った。」
「守ってくれて嬉しかった。いつまでも元気でね。」
「君は僕の心臓の一部だ。忘れないよ。ずっと。」
アリエッティは家族の元へ戻り、新しい住処へと向かっていくのでした。
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借りぐらしのアリエッティの見どころと感想

この作品のみどころは、何と言ってもジブリの世界観です。
借りぐらしをするアリエッティ達の周りは、人間世界の物で溢れています。
洗濯ばさみで髮を結うアリエッティ。剣の代わりのマチ針。
足をくじいた父は、松葉杖代わりに釘を使っています。
借りの為に軒下を進むアリエッティと父は、釘で作られた橋や、ボビン(糸巻き)を使った自作のエレベーターで進んでいきます。
もしかすると、私達の知らない小さな世界があって、本当に小人はいるのかもしれないと思わせてくれます。
あらゆる場面で、子供心をくすぐるようシーンがたくさん出てきます。
さらに声優陣も豪華、主題歌もジブリ作品初の海外の音楽家によるもので、独特な雰囲気を醸し出しています。
また、生に対する強いメッセージ性も伺えます。
アリエッティが引越しする事を伝えに翔の元を訪れた場面では、絶滅していく種の話しをします。
小人が減ってきている事を聞いた翔は、「君たちは滅びゆく種族なんだよ」と話し、純粋さゆえの残酷さも感じさせます。
アリエッティを想っての翔のいくつかの行動が、結果、アリエッティ達の引越しを決定付けました。
人間本位の行動が、他の種を絶滅に追いやる。
それは、自然の中でどうあるべきか、人間全体に向けられたメッセージとも言えます。
見れば見るほど味の出てくる作品です。
ジブリの世界観に込められた壮大なメッセージ。ぜひ、オススメです。
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