シグナルドラマ動画フル無料9話日本版パンドラあらすじネタバレデイリーで見れるの？

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韓国版シグナル全話あらすじネタバレ

日本版シグナル全話あらすじネタバレ

ドラマ「シグナル日本版」長期未解決事件捜査班の相関図キャスト

三枝健人（坂口健太郎）

三枝健人（少年時代）／大江優成（子役）

大山剛志（北村一輝）

桜井美咲（吉瀬美智子）

中本慎之助／渡部篤郎

山田勉／木村祐一

小島信也／池田鉄洋

安西理香／青野楓

三枝亮太／神尾楓珠

岩田一夫／甲本雅裕

シグナルに出てくる男子学生さんの顔が全部同じに見えるのは私だけですか？ pic.twitter.com/bjREqX9Bm7

— のっつこ (@noccn824) 2018年5月29日

ドラマ「シグナル日本版」長期未解決事件捜査班の9話「#9　ついに今明かされる兄の死の謎　運命狂わせる真相とは」あらすじネタバレ

絶対面白いシグナル主題歌が防弾だから特にそう思うのかもしれないけど毎週予約確定だわ pic.twitter.com/9GduSlmhrC

— 爺の歯茎(👴🏻) (@Suuuga__D) 2018年3月28日

告げることの出来なかったお互いの気持ち、両想いだった二人

三枝健人（坂口健太郎）の兄加藤亮太（神尾楓珠）の事件が、大山の死にかかわっている。

大学病院の鑑識の結果、健人と桜井美咲（吉瀬美智子）が発見した白骨遺体は、大山剛志（北村一輝）のDNAと一致した。

遺骨を大山の父に届けながら、「覚悟していたけれど、わずかな望みも持っていた」そう話す美咲。

「今週末には事件が解決する、そうしたらゆっくり話そう」そう言って美咲の肩を叩いて去って行く大山の姿が、美咲の最後に見たものだった。

「今週末のはずが、18年も待つことになってしまった」美咲の言葉に、健人は「18年も待っていてくれる人が居たことを、大山巡査部長が知ったら喜ぶと思います」そう言ったとたん、大山の父が泣きだした。

初めて入った大山の部屋で遺品みていた件とは、ある店の名刺を手にする。

そして…美咲の机の上に飾ってあった北斗の拳のケンシローのイラストの中に隠すように入っていた、大山と美咲の広報のために使ったツーショットの写真、あれは失踪した後、美咲が大山の部屋から持ってきたものだった。

大山との写真がこれしかない事を、嘆く美咲、大好きな人は帰って来ない。

こっそりと、隠すように入れていた写真から感じる大山の気持ちが分るシーンが切ない。

健人を見守る大山のやさしさ…オムライス

「加藤亮太」は、僕の兄です」そう聞いていた大山は、必死で兄の無罪を叫ぶ幼い日の健人（大西利空）をやじ馬の中に見つけた。

亮太の家に訪ねてきた大山、その家から健人の机などは運び出されて、親戚の叔父のところに預けられたと聞かされる。

「苗字も私の旧姓の三枝に改めさせました」この言葉に改めて、あの少年が健人であることを認識する大山。

独り暮らしの叔父は、健人の面倒を見る十分な余裕もなく、500円玉ひとつを渡して夕飯を食べるように指示する、焼鳥屋に入って、オムライスを注文する健人、女主人（濱田マリ）は、不審に感じるが、大山が女将を呼び寄せ、作ってやって欲しいとこっそり頼む。

手間賃含んで2000円を渡す大山に言われて、作って健人に出すと、嬉しそうに食べ始める健人、「お腹空いていたのね、ゆっくり食べなさい」そう言ってケチャップを渡す。

母と兄と三人で囲む食卓では、「ケチャップかけすぎ」なんて言われていたけど、今はどんなにかけても誰も怒らない…そんな寂しさを健人は感じていた。

そして…健人のささやかな望み、「家族3人で、外でオムライスが食べたい」それを思い出して、涙をぬぐいながら食べる健人の姿に、大山は胸を痛めていた。

毎日この焼き鳥「ふじよし」にオムライスを食べにくる健人、大山も時間の許す限り健人を見守っていた。

これまで大山の行動は、大盗事件では、工藤の家族とも仲良くなり、薬に手を出して更生中だったみどりなど、犯罪者にも優しい姿を見せていた、彼の温かさが伝わってくる、このオムライスストーリー。

大山は、かかわった悲しい人を、ひとりぼっちにしない

今夜の「シグナル」のワンカット。看板二度見した。 pic.twitter.com/YYw7MqjcTN

— 山琴 (@yamacot) 2018年6月5日

大山の部屋から、健人が長く世話になった「ふじよし」の名刺が出てきたことで、健人は久しぶりにその店に行くと女将は年取っていたが、健人を覚えていてくれた。

なぜ大山がこの店の名刺を持っていたのか、健人が大山の写真を女将に見せると、女将は、健人の知らなかった事実を教えてくれた。

「俺は孤独だ、ひとりぼっちだ」兄が捕まってからずっとそう思って生きてきた健人、だけど、こっそり何も告げずに、見守ってくれていた大山という刑事が居たことをいまさらながら知ることになる健人。

ドラマの主題歌、防弾少年団 'Don't Leave Me'の歌詞は、このドラマのための書下ろしで、ドラマの内容とリンク

180404 シグナル制作発表記者会見
BTS SPメッセージ

帽子深くかぶりすぎな人数名ww
これいつ撮影したんでしょうねー？髪色隠しかなって気になる… pic.twitter.com/BhxqFjJYPZ

— なおhope! (@NKYK7710) 2018年4月4日

「俺は一人じゃなかったんだ」

このドラマの主題歌、防弾少年団 'Don't Leave Me'の歌詞は、このドラマのための書下ろしで、ドラマの内容とリンクしている。

「救い出すよ必ず、君はひとりじゃない」この部分がとても響く！！

健人が警察官になったのはふじよしの女将の一言からだった

【乃木坂46】#永島聖羅、制服姿で『シグナル』に出演

らりん、まだいけるな#乃木坂46 pic.twitter.com/zLghEfyeEY

— Wise (@SAKAMICHIWISE) 2018年6月5日

2006年6月21日

自分はひとりぼっちだと、そんな風に育った高校3年の健人は、クラスメートの「アオイ」の今度のテスト頑張ってほしいなんて言って渡されたノートにも無関心で、不良との喧嘩に明け暮れていた。

少し曲がって育っちゃった健人だけど、「ふじよし」にオムライスを食べにくることだけは、続いていた。

「こんな遅い時間までうろついて」健人の身内みたいに文句を言ってくれる女将に、「兄が犯人に仕立て上げられたのは金もコネもない貧乏人だったからだ」と兄を陥れた仲間たちの声が響き、女将に「大学に行きたい」って急に言い出す。

でも健人には、大学に行かせてくれるような親はいなかった、どうしようもない現実に、女将は、「まともな仕事をしたいのなら、公務員とか、警察官になればいい」彼女のこの言葉があったから、健人は警察官になった。

「幸せでいてほしい」大山、健人はお互いに対して思いあっていた

健人が過去の大山の優しさを知った後、初めてつながる無線、過去の事実と、今までのつながりから、健人は大山対して、家族の様な思いになっていた。

「大山巡査部長、あなたには、事件を解決するよりも大切な人と幸せでいてほしい」健人は泣きそうな思いで、大山にそう告げた。

健人の生い立ちを見てしまったから、大山も「三枝警部補の幸せを願っています、家族で幸せな食卓を囲むそう言う生活を」そう言ってくれたけど、このままだと大山は死んでしまう、だからこそ健人から出た言葉。

「武蔵野の事件から手を引いてください！あなたに危険が及びます」健人のことばに「凶行班の刑事はそんなことを恐れたりは、しませんよ」

「無線を始めたのは、あなたなんです、その時【まだ無線は繋がる、過去は変えられる】そう言いました…でもその直後に銃声が聞こえてきたんです、多分この事件が原因なんです、だから…」涙声で語る健人。

「結構です！それ以上は聞かないでおきます、俺は絶対にあきらめません！どんなことがあろうと…必ず真実を暴いて見せます」たぶん結末は、分かっていて聞かないのだろう、大山の健人への優しさ、そして刑事としてのプライド。

大山を死なせたくない！健人は、無線が切れた後、立ち上がって、対策を考え始めた。

悪辣な権力者に忖度する警察内部の誰かを探す美咲たち

あれ？？？
今日のシグナルで出てきたこのシーン、男坂だよね😳
わたさくが出会ったその日に壁ドンからのチュー💋 💕をしたあの場所じゃあーりませんかっ？？#シグナル #隣の家族は青く見える #わたさく #となかぞ #男坂 pic.twitter.com/D2cwZBKHT5

— アナ (@WtskAna) 2018年6月5日

隣の家族全話あらすじネタバレ

健人と美咲の会議は、警察の目を盗んで健人の自宅で行われている、大山の遺体が見つかった後、大山に金を脅し取られたと言った岡本は姿を隠したという、大山の遺体発見は警察以外知る人もいない事なのに。

警察に情報提供者がいる、岩田係長や大山の件も。

事件を探るために、被害者である井口奈々（山田愛奈）に会いに行くことにした健人と美咲、井口の住所は人探しが得意な山田（木村祐一）のおかげ、暴走しがちな山田のブレーキの小島（池田鉄洋）の力もある。

最初は逃げようとした奈々だったが、健人が亮太の弟であることを知り、話をすることが出来た健人と美咲。

亮太は、親がアル中で、本人も悪い道に行こうとしていた奈々をまっすぐにしようと、気にかけて「ただ一人、優しくしてくれた人だった」と奈々は言う。

自殺して、死ねなかった奈々に誰かが「君の人生を決めるのは、君次第だ、賢い選択をしないとな」誰かがそう圧力をかけている。

健人は「何故本当の事を言ってくれなかった」そう言ってしまうが、圧力に屈することしか出来なかった奈々を思い、美咲が、「奈々さんを責めるために来たんじゃない」そう言って真相を聞かせてほしいと優しく話しかけた。

その日も斎藤（瀬戸利樹）の家で、亮太に勉強を教わる予定だった奈々、しかし亮太は予定が出来てくることが出来なかった。

斎藤がそれを伝えると、斎藤の家に来ていた小川陽一が、「本当に勉強だけか？好きそうな顔をしているから別の事もやっているんだろう」と奈々と亮太を貶める。

「親が金持ちだからって、偉そうな顔を出来ていいよね、加藤君とは全然違う」その言葉にカチンと来たのか、小川は、その日、奈々をレイプしてしまった。

今は夫も子供もいる奈々、いまさら過去の傷をさらけ出すことは出来ない、レイプされた女性に対して世間は、「女から誘った、淫乱女」そんな言葉を容赦なく投げかける、現代も。

兄を自殺に追いやって、本当の犯人は親の会社の今は取締役になってのうのうと生きている、そう話した時、奈々は「加藤君が自殺するわけがない、彼は少年院から手紙をくれた」と、健太の知らない事実を話してくれた。

「奈々の事は恨んでいない、悪いのは奈々を苦しめた人達だ、全部忘れてやり直せばいい、自分もあきらめて、やり直すつもりだ」手紙にはそう書いてあったと泣きながら言う。

兄が自殺する人には見えない前向きな手紙を奈々に書いたこと、それ以外は何も出来ず、いらだつ健人、それをなだめる美咲。

家に戻った亮太から真犯人の証拠があると連絡を受けた大山

2000年3月20日、少年院の期間を終えて、亮太が家に帰った時、母はうつ状態になったように家の中が雑然としていて、片付いていなかった、母が作った食事を食べていると、斉藤から電話が鳴る。

渡したいものがあると言って紙袋を差し出された亮太。

警察の中では、中本管理官（渡部篤郎）が大山の様子を監視するように見ている、大山は、真犯人の小川にまでたどり着いて知らものをしていた。

そんな大山に、中本は大山の父親の時計修理の店で、自分の時計を直してもらった話をして、親父さんを喜ばせるために、「こちら側にくるチャンスをやる」交渉をするように言ってくる。

大山は「汚い金の味を覚えたら、抜け出せなくなる、俺は使い捨てにされたくない」そう言って中本の申し出を断る。

部屋に戻ると、今日少年院を退院して来た加藤亮太から、電話が入る、電話の相手を聞いた岩田が、どこかに何かを伝えに行く。

亮太は斉藤からなにか、事件の真実を伝える証拠を手渡されていたことを大山に伝えた、「すぐに行く」そう言って出ていこうとするが、その日は美咲の捜査報告があり、岩田からそれに出るようにと言われすぐに駆け付けることが出来なかった。

岩田係長が健人に渡したかったものは亮太の自殺した時の血液データ

健人は、岩田係長が最後に自分に何かを残したかったのだろうと、病院を直接訪ねて、聞いてみた。

岩田係長は手首を切った後、ここに運ばれた健人の兄の血液サンプルの資料を見たいと来ていたのだ、岩田の使いのふりをして、説明を聞く健人。

「精神安定剤の濃度と、血液の抗凝固剤の数値が異常で、精神安定剤の量は、普通の人なら意識を失う量、抗凝固剤は血液が、固りにくくする成分だという。

その事実に驚いている健人の元に、美咲が走ってやって来て「今あなたが動き回ると、疑われる、もうすぐ捜査一課もやってくる」と注意した。

しかし健人は、目の前にある血液から出た薬から、兄が自殺ではなく、誰かに殺されたことを美咲に伝えた。

「岩田係長が調べていたのは、レイプの事件ではなく、兄の事件、兄は何か犯人に繋がるものを発見して、殺されたんだ」この事件では岩田と大山二人も殺されているから気を付けて発言してと言う美咲。

美咲の目の前で、大山に「兄を助けて！」と絶叫する健人

時刻はもうすぐ、23時23分。

健人はこのことを大山に伝えたくて、美咲の前でも無線機を出した、美咲は無線機のシールを見て、大山のものと確信し、健人を問い詰める。

その頃、大山は、美咲の捜査報告のフォローの手伝いを終え、亮太の元へ向かおうとしていた。

2000年の美咲はお礼に映画のチケットを渡そうとするが、大山は「北野みどり」の事件のことも有って、映画は見ない」と言ってチケットすら受け取らない。

車に乗り込んだ、大山は、健人に連絡をする、無線機から聞こえる大山の声、「大山巡査部長」と相手の名を呼ぶ健人に美咲は混乱する。

「加藤亮太、あなたの兄の無実は晴らせますよ、証拠が見つかりそうなんです」そう言った時、「2000年3月20日、兄は自宅で何者かに自殺に見せかけれ殺されます、兄を助けてください！！」

目の前で起きている事を疑いながらも、目の前の大山の無線機、大山の声、途切れてしまった通信、もう一度声を聞かせてとばかりに無線をふる美咲。

次回最終回、大山は亮太を死から救えるのか、そして大山の命は！！

ドラマ「シグナル日本版」長期未解決事件捜査班の9話見どころ感想

80点　ついに無線の事を知られた

武蔵野市集団暴行事件から、岩田が殺されたことや大山が殺されていたことのすべての始まりだと知った健人が驚きを隠せないところがすごいと感じました。

大山と無線が繋がったときに、この事件に関わらない方がいい、あなたに危険が及ぶと話すけれど、大山はそんなんじゃ強行犯を捕まえることができないと言い返したところがすごくかっこよかったです。

さらに、昔の被害者である井口奈々に話を聞きに行った、健人と桜井だったが、亮太を犯人に仕立て上げたことを後悔している様子がうかがえたので、少し希望が持てました。

けれど、子供と旦那がいるので警察に行って本当のことを話すわけにはいけないといったときは残念だと感じました。

確かに、被害者でもあり、ひどいことを言われたため、今更ほじくり返したくないだろうと感じました。

桜井も攻めに来たわけじゃないといったところがすごく素敵でした。

しかも、井口奈々から亮太が自殺するわけがないと話したため、驚きました。

亮太は本当のことを知る人物から、ある証拠を渡されて、その証拠を大山に渡すように電話をかけていたため、誰かに殺されたのだと感じました。

大山に無線で亮太を助けるように話す健人に、初めて無線が繋がっていることを見た桜井が驚きを隠せないところがすごくおもしろかったです。

90点　巨悪に立ち向かう覚悟を決めた三枝と大山

健人の少年時代を大山が陰ながら見守っていたというエピソードがいいですね。

それを知った2018年の健人が見せる表情や、無線機の向こうにいる大山にかけた「貴方自身のためにここで捜査を止めてください」という言葉も。

二人の間には時空を超えた奇妙な友情や信頼関係が築き上げられていたのです。

しかし、それでも大山は刑事ですから。

真犯人を捕まえるため、濡れ衣を着せられた加藤亮太や被害者の井口奈々の無念を晴らすために、捜査を続ける決意を固めていました。

そして兄の亮太が自殺ではなく他殺によって亡くなったと気付いた健人もまた大山と同じように覚悟を決めました。

二人は例えこの先の未来で自分達がどうなろうとも全力で真相を暴いていくでしょうね。

街の有力者や警察内部の闇が関わっているこの事件と真っ向から対峙して、三枝と大山の二人はいったいどんなダメージを負う事になってしまうのか……。

残すところは最終回のみとなり、ここまで来たら二人とも無事に生き残ってほしいところです。

最後は三枝が今いる2018年の世界で、歴史改変によって生き残った大山や亮太も一緒に皆で笑い合うような、そんなハッピーエンドに辿り着いてくれるのを期待しています。

90点　健人と、大山。時を超えた二人の絆

集団暴行事件の主犯として兄亮太が逮捕され、健人は母親の旧姓を名乗って親戚の家に預けられる。

母親ともひき離され、預けられた先の親戚宅でも厄介者としてあつかわれ、居場所のない健人の唯一の慰めは、いつか家族で一緒にいこう、と亮太に話していた食堂「ふじよし」のオムライスを食べることだった。

夜、子供一人でやってきたことを不審に思って健人の注文を拒む女将に、「支払いは自分がするから、あの子の注文を聞いてやって欲しい」とお金を握らせた男性客がいた。

その男性客は健人が食堂に現われるたびやってきては、少し離れた席で、時には隣の席に坐って、少年をそっと見守っていた。

その男性こそ大山巡査だった。

健人を亮太の弟と知って、そして無線の向こうにいる三枝警部補と知って、大山は孤独な少年をずっと見守り続けてきた。

一人ぼっちだと思っていたが、自分が大山の温かさに包まれ、常に見守られていたことを知って、健人はあらためて、その彼のいたましい死に慟哭する。

そして、このまま事件の真相を探り続ければ、その先に死が待っていることを、大山に告げるべきか、迷う。

過去を変えることに躊躇い、迷っていた健人だが、亮太の死が実は、自殺に見せかけた卑劣な犯行と知り、咄嗟に無線を通して大山に兄を助けてくれ、と叫んでしまう。

亮太の死を未然に防ぐことで、あるいはその後の大山殺害もなかったことになるのだろうか。

大山は、美咲と一緒に未来を生きることができるのかだろうか、ラストが待ち遠しい。

94点　現在と過去の優しさ溢れる回。

幼い三枝は兄の亮太が冤罪によって逮捕されたことで、細々とした生活ながら幸せだった家庭が一変してしまい、親類に預けたられたことで心無い罵詈雑言からは逃れられたものの、いつも1人で寂しい思いだけでなく、食事にも困窮していて力なく道に座り込む様子には切なくなりました。

逮捕された亮太の母親から聞いた大山は、幼い三枝の元へ訪れ心配な姿を見たことで、刑事という捜査や逮捕という特別な権力を与えられた仕事をしていながら、権力に屈するという矛盾した中で何もできなかった自分自身が悔しくてならなかったように感じました。

そんな大山は、幼い少年の三枝の家族をバラバラにしてしまったことで心に深い傷が刻まれたのを悔やみ、立ち上がった三枝がふらふらとした力無い足取りで焼き鳥店へ入り、メニューにはなかったと思われるオムライスを注文したのを聞き、すぐに女将を呼んでお金を多く渡してオムライスを作ってもらえるように頼み込んだのは、少しでも三枝の心の傷を癒してやりたい、好きな食事だけでもさせてやろうという、不器用で同僚の桜井の気持ちに気付かない鈍感な独身男の優しさからだったと思いました。

この世で一番孤独だと思っていた少年時代を過ごした三枝は、すぐ側に優しさ溢れる大山の存在に気付き、大山の白骨遺体を見つけ悲しむ桜井に兄の亮太を失った時の自分を重ねて、悲しみを少しでも減らすために無線機で過去の大山に捜査を辞めるように言いますが、これを拒否する大山も目の前にいる悲しみにくれる幼い三枝のような状況を増やさぬようにと捜査を続行する気持ちは、三枝と大山の気持ちは同じで、とても切なく感じてしまいました。

95点　「君はひとりじゃない」子の主題歌のフレーズが沁みる９話

ドラマが始まった頃は、よくわからない主人公の思い出が挟み込まれこれは何だろうと混乱しました。

だんだんと散らばったジグソーパズルのピースが埋まるように、全体が見えてくると、この作品の面白味が見えてきました。

9話で描かれていたのは、兄の事件を大山が担当していただけでなくて、健人にも心を砕いていたと言う事実です。

見ていて、心が通じ合った、三枝健人の幼少期だったから、あの少年に大山がオムライスを食べられるように手配したのかと迷いましたが。

多分、あれが健人でなくても大山は、少年に寄り添った行動をしたのだろうと思います。

それは、ずっと自分の捕まえた犯人たちの出所後にも心を砕いてきた大山を見せられていたから、断言できます。

だからこそ、兄を失った健人が、心からの信頼を託せる大山に「この事件から手を引いてください」そう言った理由もわかります。

大切な人だから、同じようにチームで自分を見ていてくれる美咲の愛する人だから、命を守りたいそんな思いがあふれたように感じました。

「自分はひとりぼっちだ」そう思っている健人のまわりには、変り者だけど、山田もいて、小島もいます。

子供が白血病で入院費がかからなかったら、岩田ともいい関係になっていただろうと思います。

ラストに流れる歌の「君はひとりじゃない」が特に心にしみる9話でした。

95点　健人が知る新たな真相とは。

健人と、大山との繋がりは、無線だけではなかったのですね。

兄の亮太の冤罪で、親戚に預けられ、そして、その辛さに耐えていた健人を、静かに見守っていたのが大山。

大山の心の温かさに、ジーンとなりました。

そして、その大山の心を知った健人は、余計に、大山を助けようという気持ちが強くなっていったのではないでしょうか。

また、暴行事件の被害者井口奈々の口から出た真相。

奈々に加えられたのは、どれほど大きな圧力だったのか、はかり知れませんが、虚偽の証言をしなければならなかったことを思うと、とても辛いですね。

しかし、奈々に送られていた亮太の手紙によって、自殺ではないことがわかります。

そして、それを裏付けるのが死んだ岩田が入手しようとしていた亮太が死んだ際の血液検査のデータ。

明らかに殺されたと示すものです。

なぜ、亮太が殺されなければならなかったのか。

それは、亮太に友人が持ってきたものは、暴行事件が冤罪であったものだと示すものに違いありません。

一体それはなんだったのでしょう。

健人は、2000年3月20日、亮太を助けてほしいと大山に、頼みますが、それは、大山の命の危険性も、あるはずです。

亮太も。救ってほしいですが、大山にも、危険を避けてほしいです。

そして、桜井にも、過去の大山と繋がっていることを知られます。

でも、桜井にとっては、理解できないことでしょうね。

そして、なぜ、 23時23分にだけ、無線が繋がるのか、気になります。

そして、その時間が、キーポイントになっていくのでしょうか。