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ドラマ「FINAL CUT」相関図キャスト
中村慶介/亀梨和也
百々直人/藤木直人
小河原雪子/栗山千明
小河原若菜/橋本環奈
小池悠人/林遣都
野田大地/髙木雄也(Hey! Say! JUMP)
皆川義和/やついいちろう
井出正弥/杉本哲太
早川恭子/裕木奈江
鶴見辰吾
升毅
真崎久美子/水野美紀
真犯人黒幕兄翔太は山崎育三郎だった!
最終回真犯人のファイナルカット。
#ファイナルカット#亀梨和也 pic.twitter.com/vjUmT4poPZ
— トリコロールが勝つために!! (@k19830223) 2018年3月13日
ドラマ「FINAL CUT」ファイナルカット最終回9話のあらすじネタバレ
https://youtu.be/Fjwcz4l7FoU
現職の警官が殺人未遂犯として捕まる
慶介(亀梨和也)がなぜか自宅にいて、若葉(橋本環奈)が腹にナイフが刺さった状況で見つかり、雪子(栗山千明)は戸惑いを隠すことができない。
雪子が若葉の付き添いのために救急車に乗り込むと、若葉はうわごとのように「やった・・・お兄ちゃん」とつぶやいた。
若葉はいったい兄になんて吹き込まれたんだろう?
その頃、慶介が勤まる新宿中央署は大混乱。
現役の警察官が、殺人未遂事件の現行犯として逮捕されたのだから当然だ。
その情報に、高田(佐々木蔵之介)も耳を疑う。
しかも被害者は12年前の事件にかかわりのある、弁護士事務所の娘なのだから気が気でない。
高田は急いで署長室から出ていき、どこかへ向かっていった。
大地(高木裕也)のもとへも、警察が押し寄せる。
大地は察知して、見つかったらまずいものはすべて消そうとしていたが・・・
果たして間に合ったのだろうか?!
事件は若葉の自作自演
若葉のケガは大それたものでなく、1週間ほどで退院できるほどのものだった。
若葉が慶介を殺人犯として訴えたら、完全に慶介の方が立場が弱いよね。
達夫(升毅)が危惧していたのは、この殺人未遂事件が表ざたになってしまったら祥太のことまで明るみにさらされることになってしまうということ。
やはり達夫は祥太をかくまっているんだね。
それにしても慶介はなぜ無実を訴えないのだろう?
慶介に刃物を向けたのは若葉なのに・・・。
何か考えでもあるのかな?
慶介のもとへ、高田がやってくる。
その手には、達夫の時計に仕込まれた監視カメラに映った事件の証拠写真。
その写真には、若葉が自らがナイフを腹に突き刺した証拠が写っていた。
また調査の結果からも、ナイフから慶介の指紋が見つからないことや、防御層がないこと、傷自体が男性がさしたものとは思えないほどの浅いものだということで、自作自演の可能性が濃厚とされていた。
若葉は泣いてばかりで真実を告げようともしないそう。
それにもかかわらず、慶介はきっぱりと答えた。
「俺がやりました。」
高田は呆れ半ばに慶介をとがめるが、慶介の口からは驚きの言葉が発せられる。
「12年前・・・熊谷志保ちゃんが殺害されたあの事件、犯人は俺です。」
えっ!?!
どういうこと?
慶介が殺人犯・・・!?
大地が雪子に助けを求める
雪子は意識が戻った若葉に優しい口調で問い詰める。
自作自演で慶介に殺人の容疑をかけようとしたことを理解できない雪子。
そりゃそうだよ、理解できるはずない。
若葉は雪子に対し拒否反応をあらわにして、こんなことをさせたのは姉の雪子が原因だと言った。
雪子をにくしむ若葉。
今の二人には、以前の仲良し姉妹の姿はなかった。
若葉は今までもずっと雪子に劣等感を感じてきたのだという。
確かにこんな美人で何でもできる姉だったら劣等感感じちゃうかもねぇ。
若葉から追い出された雪子のもとへ、一本の電話がかかってくる。
雪子を呼び出したのは、ほかでもない大地だった。
自白した慶介の行動に理解が追いつかない大地は、唯一の手掛かりである雪子のもとへ助けを求めに来たのだった。
大地は慶介の面会に行くからと、雪子に伝言を預けるよう頼んだ。
想いを寄せている雪子からの言葉なら、慶介も考え直してくれるかもしれない。
その言葉に雪子は何か思い出したように、紙に何かを記し始めた。
いったい雪子は慶介に何を伝えようというのだろうか?
12年前の事件の犯人は自分だという慶介
達夫はその頃、芳賀(鶴見慎吾)のもとへやってきていた。
慶介からファイナルカットを突きつけられ、事件の全容を知っている芳賀は、達夫と祥太の身を心配する。
高田は百々瀬(藤木直人)のもとへやってくる。
「中村慶介が自首しました。12年前の無認可女児殺人事件。あの事件の犯人は、自分だと。」
その驚きの自供に、百々瀬は言葉を失う。
百々瀬はその情報をうのみにせず、祥太がいかに12年前の事件の犯人である可能性が高いかを示唆する。
また、怪しい達夫の動きや祥太の行動も完全に事件の犯人は彼だということを裏付けているかのようにも思える。
誰もが祥太を犯人だと確信している中自供した慶介。
慶介は、ほかでもない百々瀬に、12年前の事件は自分が起こしたものだということを伝えたがっているのだという。
いったい慶介は何を企んでいるのだろう?
憎しんできた“ザ・プレミアワイド”の報道陣に手柄を渡すようなことを・・・。
祥太と連絡を取る若葉
慶介は拘置所で、雪子からの手紙を読んでいた。
若葉が起こした犯行への謝罪や、嘘の供述をしないでほしいということ。
慶介を好きになったせいで傷つけてしまった自分へのふがいなさや小河原家を気にしないでほしいという思い・・・。
慶介は手紙をすべて読んでから、引きちぎった。
若葉は入院の末、無事自宅に帰ってきた。
雪子に対して気持ちは閉ざしたまま・・・。
慶介はついに逮捕されてしまったようで、報道されてしまっていた。
なんと12年前の事件の犯人として、慶介が全国で知られることになってしまった。
小河原家は驚きの表情を隠せないまま、そのニュースの一部始終を見つめていた。
慶介、なんでこんなうそを・・・。
そして報道したのはほかでもない“ザ・プレミアワイド”だ
ニュースを見た若葉はさっそく兄に連絡する。
「お兄ちゃんは犯人なんかじゃなかった。お兄ちゃんに会いたい。」
そう若葉がメールを送ると、祥太からは「近いうち帰るよ。」と返信があった。
それを遠隔で見つめる大地。
慶介は安心させて、祥太をおびき寄せようとしている・・・!?
フェイクニュースで祥太を油断させ、おびき寄せる
若葉は兄が帰国するという連絡を受け、喜びながら家族に報告する。
両親も事件のことなんてお構いなしな感じがありえないわー。
他人である慶介が犯人になってくれて好都合とでも思っていそう。
慶介が逮捕されたことで安心しきった祥太は帰国してくる。
百々瀬もそれを見抜いているようだ。
「事件から12年。機は熟した。卑劣な犯行を繰り返し、逃げ続ける男。事件の真相究明を追い続ける男。そんな二人がついに激突。めったに見られない最高の闘いになる。」
二人の対峙が今始まる!
小河原祥太(山崎育三郎)の目の前には慶介が立ちはだかる。
慶介は「フェイクニュース」として12年前の事件を公にしようとしたのだ。
すべては祥太をおびき出すため。
もちろん“ザ・プレミアワイドの報道陣は拒否するが、”ファイナルカット“を突きつけられている報道陣たちに拒否権はない。
このフェイクニュースを報道してくれたら、彼らに突きつけてきた”ファイナルカット”はすべて消去される。
このために、慶介は彼らの“ファイナルカット”を後悔せずに温めてきたのだった。
慶介の仕掛けた罠にはまり、まんまと帰国する祥太
ことの顛末を知った祥太は、自分を安心させるために送ってきたメッセージや報道に違和感を覚える。
これも大地が仕組んだこと。
雪子が彼に手紙を書いているすきに、テレビに細工をしたのだった。
もしかしてこの映像や新聞は全国ネットで放送されたものではなく、小河原家にだけ放送されたものだったの!?
雪子も大地や慶介に協力したのかな?
まんまとひっかかった若葉は、海外で暮らす祥太にフェイクニュースをありのまま伝え、兄を無意識にだますことに成功していたのだった。
すごい!
すごすぎる!!!
海外でも事件をたびたび起こし、居場所を失った祥太は、安全地帯だと思われる日本の実家に帰ってこようとしたのだ。
「お前だけは許さない。」
慶介のその言葉に祥太は鼻で笑い、誤解をしているなどという戯言をはく。
この期に及んで、しらばっくれるつもりかー!?
慶介の隣には高田が現れる。
高田が見つめる中、慶介は祥太に再捜査報告書を突きつけ、12年前の事件を洗いなおすことを公表した。
そう、この異例の再捜査を認めたのはほかでもない芳賀だ。
慶介は芳賀に“ファイナルカット”を突きつけて、この異例の再捜査を勝ち取ったのだ。
高田立ち合いのもと、任意で再捜査を行うことになる。
そこへ突然、“ザ・プレミアワイド”の真崎(水野美紀)が現れ、空気を読まずに取材を申し込む。
その脇にはプロデューサーの井出(杉本哲太)も。
うぜーなんなのこいつら!
慶介VS祥太みたいな画を取りたいのはわかるけど、今日は帰れよ・・・。
そこへ次は達夫が現れる。
達夫は警察である高田や、事件の当事者である慶介、マスコミに訴えかける。
「今から祥太は弁護士のもとに行きます。私たち家族のプライバシーに踏み込まないでいただきたい。任意の事情聴取も一切答えない。」
はぁ~!?
なんやねんこのおやじ!
犯罪者かくまいやがって!
お前も罪に問われろ!
達夫はなんだか強気。
弁護士としての力量、ここで出す必要ある!?
どうしても祥太のことを調べたいのなら、逮捕令状を出せと言い出す始末。
こんな祥太みたいなクズ育てただけありますわ、このおやじ。
祥太は一切反省のそぶりも見せず、自分がメディアに騒がれたら自分も助けてほしいなどというふざけた発言をする。
こいつ、犯罪起こしても何にも罪悪感も覚えず、被害者をおちょくれるとかやばいな。
祥太を追い込むはずが、手立てがなく絶望的に
署に戻った高田は、署長と芳賀に報告する。
高田はなんと、ちゃっかり祥太の指紋を採取していた。
照合して、12年前の事件との関与を確認し、何かわかったら令状を取ろうと息巻く。
しかし上司二人は、慶介に処分を与えようとしており、さらには再捜査を自粛することも命じた。
なぁにぃー!?
警察上層部はまだ小河原家との癒着があるのか!?
それともわが身可愛さか!?
自宅待機を命じられた慶介は、大地とともに次の作戦を練っていた。
“ファイナルカット”はすべて清算してしまい、使えない・・・。
他に彼らをゆするための方法はただ一つ。
百々瀬の“妻”の秘密だ。
病院に行っていた百々瀬。
いったい彼は奥さんの何を秘密にしているのだろう。
自宅に帰ってきた祥太は、若葉に紅茶をいれる。
12年前まだ小さかった若葉の記憶が鮮明に呼び覚まされる・・・。
若葉の当時のアリバイは本当だったのか!?
1“ザ・プレミアワイド”を舞台に、祥太が身の潔白を証明する
百々瀬がテレビ局に付き、車から降りると大地がすかさず発信機を車につける。
彼の秘密を探ることができるのだろうか・・・!?
百々瀬はピリピリムードだ。
待ちに待った小河原祥太が帰国したというのに、インタビューもなく、新しい情報もない、ふざけるなと。
百々瀬は明日までネタをつかんで来いという鬼のような指示を出す。
“ザ・プレミアワイド”の報道陣は急いで小河原家に取材しに行く。
慶介を悪とし、祥太の無罪を晴らすという体の取材交渉。
達夫はさすがに引け目があるのか、取材に応じようとしないが、祥太はノリノリだ。
こいつ、やましいことはないとか・・・なんて男だ!
「保育園園長・早川恭子(裕木奈江)さんが怪しい。」
と言い出す祥太に、さすがの達夫も鬼の形相。
この祥太から湧き出る自信はいったい何!?
高田も懸命に捜査しているが、まったく証拠がなく打つ手がないという。
祥太が現れたのに、悔しすぎる!
高田はメディアを使うことを提案する。
“ザ・プレミアワイド”という現場で、慶介VS祥太の闘いを放送する。
もうそれしか方法はないのだ。
集まる証拠を突きつけ、揺さぶる作戦しか残されていない。
でもそれには大いなるリスクが生じる。
世間に顔や氏名が公表されたり、口達者な祥太に言い負かされることもあるかもしれない。
このリスクを慶介はどう考えるか?
後悔しないように、慶介が出した答えとは!?
百々瀬の秘密は、妻が若年性アルツハイマーだということだった
百々瀬がいつも通り花束を持って病院に行くと、病室はもぬけの殻だ。
焦った百々瀬が中庭に駆け出すと、妻と慶介が一緒にいる。
妻には笑顔もない。
百々瀬が大好きなクロスワードパズルをしている妻は、看護婦により病室に戻されていった。
妻は若年性アルツハイマーなのだそう。
妻たっての希望で、社交の場での奥さんの代役を他人に頼んでいたのだそう。
切ない・・・。
慶介は百々瀬に決意のほどを伝える。
「取材、受けて立ってやるよ。」
なんと慶介は百々瀬の妻がアルツハイマーであることを録音しており、それを最後の切り札にするつもりだ。
百々瀬は、慶介がそんなことをしないことを分かっている。
慶介もそんなことをするつもりは毛頭ないだろう。
でも”ザ・プレミアワイド”の出しゃばり報道陣にこの最初で最後のチャンスを踏みにじられたらおしまいだ。
念には念をという気持ちで、奥さんを切り札にしたのだろう。
慶介は12年前の事件に決着を透けることができるのだろうか!?
“ザ・プレミアワイド”を舞台に慶介VS祥太の闘いが始まる!
慶介は高田に警察の退職願を差し出し、マスコミの前で祥太と戦うことを報告した。
ついに決戦は明日・・・どんな結果になるのだろうか?
「犯人しか知らない事実」を引き出すことができたら、慶介の勝ちだ。
祥太は雪子に、慶介と対峙することを伝え、“ザ・プレミアワイド”の現場へ向かう。
慶介もその頃、現場で何かを細工してから自分のパソコンをチェックしていた。
にらみ合う慶介と祥太、合間には百々瀬。
ドキドキ・・・。
慶介は祥太を犯人だといい、祥太はというと恭子を犯人だという。
祥太から報告を受けた雪子は、気が気ではない。
若葉も兄翔太を信じているような発言をするが、その表情はどこか疑わしい。
雪子は若葉と祥太のやり取りを知っていた。
慶介を逮捕させるように若葉をそそのかした祥太に対し、憤りを感じる雪子。
若葉も慶介を振り返らせたい一心で、あんな行動をしたのだという。
若葉も混乱していた。
いつも味方である祥太の言う通り死すればよいと思ってしまっていたのだ。
小河原姉妹は抱き合い、きもちをわかちあった。
その頃慶介は話し合いの途中途中で、自分が用意した証拠や映像を流し解説する。
祥太は自分がアメリカに行ったのは、知的財産の勉強をするためで事件に何ら関係がないという。
さらに、やっていないからこそ、表社会に出て無実を訴えているのだともいう。
むしろマスコミに家族総出で追い回されているメディア被害者であるとまで言い切る。
マジ面の皮が厚すぎる!
慶介の言及に、祥太がついに口を滑らせる
慶介は、若葉と雪子のアリバイ証言を崩す。
慶介は、祥太の犯行の一部始終を推理する。
顔見知りだった志保ちゃんと祥太は待ち合わせ、その後志保ちゃんに暴行しようとし騒がれたのでハンカチを使って窒息死させてしまったこと。
その犯行を証明するかのように、事務所の入り口に防犯カメラがあったことにも気づく。
その防犯カメラのSDカードをトイレに流したことも、証言者により明らかになる。
そして恭子の怪しい男を見たという目撃証言とも一致する。
そして雨が降っていたことにより、車の跡が残っていたことも。
母のハンカチを遺体とともに捨てたことも・・・。
完璧な証言と証拠。
祥太、ついに観念するか!?
しかし祥太は自信満々な様子で、“しろうと推理”“妄想”と言い切る。
用意されたすべての証拠を、「法廷じゃ通用しない」と言い切る祥太。
そして最終的には「志保ちゃんなんて知らない。」と言い始める。
「事件の後新聞で顔を見ただけだ。」
これは祥太のミスじゃない!?
慶介は祥太に、志保ちゃんが作った折り紙に描かれていた祥太の絵を見せる。
それでもなおしらばっくれる祥太に、さすがの百々瀬も反論する。
祥太は彼女のことは記憶にない、この絵の祥太は自分ではないのでは?と言い始める。
祥太に“ファイナルカット”を突きつける慶介
熱くなる慶介に対し、祥太は「君大丈夫?」と憐れむかのようなまなざしを向ける。
常軌を逸してるって、あんたの方がだよ!
達夫から「ファイナルカット」のことを聞いた祥太は得意げな様子で「人格破綻しているのは君だろ。」と吐き捨てる。
慶介、ぶちぎれないでー!
「君さ、そろそろ現実みなよ?自殺したんだから母親は犯人だろ。」
そうやってわざと慶介を怒らせて冷静じゃいられなくなるよう仕向ける祥太。
本当に極悪人にもほどがある!
祥太はさらに続ける。
「いっそ死ねば?息子さん同情されるんじゃないか?って言われたんじゃ?」
なんて男だ、本当に最低!
慶介は怒りに震えながら、証拠品のハンカチの写真をモニターに映し出し、さらにDNA鑑定結果を出す。
最新のDNA鑑定を駆使した結果、母の指紋と志保ちゃんの唾液と皮膚、そして新たに男のDNAが検出されたという。
その男のDNAと祥太のDNAを照合し、今結果待ちだという。
これが慶介の最後の切り札か!?
しかし祥太は余裕の表情。
「何も出ないよ、やってないからだ。」
その言葉を待ってましたとばかりに慶介は語りだす。
「やってないという自信がある。なぜなら志保ちゃんの口をふさぐとき、手袋か何か使ったから。」
慶介は引き続き、自らの推理を並べる。
祥太はそれと同時に否定をする。
口達者すぎる祥太に丸め込まれそうになってハラハラ・・・。
慶介と祥太の激しい言いあいの末、ついに祥太は口を滑らせる!
現場の警察官しか知りえない、ハンカチが工場の外に落ちていたという証言を、勢いに飲まれた祥太は自白してしまったのだ!
さすが慶介!!!
一気にざわめく“ザ・プレミアワイド”の報道陣たち。
犯人しか知りえない情報を「ニュースで見た」とごまかす祥太だが、ゲスい“ザ・プレミアワイド”でさえも報道していない事実を祥太が知っているのは犯人であるほかでもない証拠。
さすがの祥太も焦りだす。
犯人しか知りえない事実、秘密の暴露をしてしまったのだから。
ついに、ついに12年前の事件に決着をつけた!!!!
決定的瞬間、致命的映像・・・ばっちり取られてる。
「これがあなたの、ファイナルカットです。」
祥太が12年前の事件の犯人だった
祥太は“ファイナルカット”を突きつけられたのにもかかわらず、ごまかそうとする。
もう言い逃れなんてできないのに。
反省もせずに、「ずっと家にいた!アリバイもある!」と苦しい言い逃れをする祥太。
そこへ雪子が現れ、祥太の言い分を制する。
その傍らには高田の姿もあった。
なんと若葉もアリバイ証言を崩したのだった。
12年前の事件の日に、体調を崩していた若葉が兄を見たのは起きた時だけ。
ずっと家にいたのかなんて覚えていないと、ようやく本当のことを言ってくれたのだ。
雪子も若葉も心を鬼にして、警察にアリバイ証言をし直すことを伝えた。
そして祥太に逃げ惑うのをやめて、罪を償ってほしいと訴えかけた。
それに対し祥太は涙を浮かべながら、話し出す百々瀬を見つめる。
「“事実が不利なら法を主張せよ。法により立場が弱ければ事実を主張せよ。法も事実も負けそうな場合、ひたすら相手を罵倒せよ。”中村さんを罵倒し始めた時、確信しました。あなたが真犯人だと。」
その百々瀬の言葉に祥太は崩れ落ち、高田によって手錠をかけられ、連行されていった。
慶介や小河原家、高田にとっても因縁の12年前の事件にようやく決着がついた瞬間だった。
1百々瀬に番組内で謝罪を求める慶介
「中村君おめでとう、これで真相が世界に届く。これが君の願いだったよね。」
真犯人を見つけた慶介は、それで納得したわけではない。
そう、かつて百々瀬を約束した“真犯人を見つけたら番組内で謝罪する”という約束がまだ果たされていなかったのだ。
祥太を追い込む舞台となった“ザ・プレミアワイド”だが、皮肉にも12年前恭子を一方的に犯人だと決めつけてきた。
それも慶介の中では消えないキズとなっている。
当たり前だよね・・・“ザ・プレミアワイド”がここまで追い込まなければ、無実の恭子が死ぬことはなかったんだから。
井出はごまかすように御託を並べ、百々瀬に至っては「認識の違いだ、間違ってはいない。」と亡かったことにしようとする。
都合が悪くなると逃げ出してさ、本当に汚いわ・・・。
マスコミにすべての決定権があるかのような傲慢な振る舞いに、慶介は怒りをにじませた。
傷つけられても何も訴えることのできない人がいるのを分かったうえで、百々瀬たちも情報を伝えているのだと言った。
社会に問題がある、私たちは間違っていない、と論点をすり替える百々瀬。
アルツハイマーの妻のことを、慶介が流せるとは思っていないんだろうな。
「情報は一方的なものではない、人の心を動かせるのが本物だろう?今のままで胸を張れるのか!?過去をただして未来を見せろ!使命を果たせ!ミスターメディア。」
泣きながら最後まで訴えた慶介。
この慶介の思いは百々瀬をはじめとした“ザ・プレミアワイド”の報道陣に届くのか?
慶介が退出した後、小池(林遣都)が声をあげる。
小池はまだ人間の心を持ってるからね。
百々瀬に食らいつく小池だが、百々瀬に逆上され退職を受け入れてしまう。
小池を追って出ていくスタッフに取り残された百々瀬はいま、何を考えるのだろうか?
百々瀬が“ザ・プレミアワイド”内で謝罪する
慶介VS祥太のバトル放送当日。
百々瀬はクロスワードパズルの「さくら」というキーワードに心揺れる。
ついに放送が始まる。
その日の速報として、小河原祥太逮捕が報じられる。
小河原家の外には多くの報道陣が詰めかけていた。
慶介の紹介をするVTRの前に、百々瀬が言葉を詰まらせる。
そして百々瀬が語りだしたのは、自分が報道の世界に入ったきっかけだった。
「期待に応えるためによりおもしろく、より強く、いつしか事実を曲解するようになりました。」
「12年前の事件を大きく報道したせいで、早川恭子さんを糾弾してしまったことを慚愧の念に堪えません。改めて早川恭子さんとそのご遺族に哀悼の意を表します、大変申し訳ございませんでした。」
百々瀬の良心が勝った・・・!
局長からは百々瀬の行動を咎めるような指示が出るが、井出がそれを拒否し、番組一同が謝罪する。
きっと百々瀬も番組スタッフも相当の処分が科せられるだろう。
それでも彼らは罪の意識を感じ、やってのけた。
慶介は席を外し、恭子の写真を見ながら「終わったよ。」とささやいた。
百々瀬は日を改め、妻の病室に顔を出す
妻はひとり、机に向って何かをしていた。
隣に座った百々瀬に優しく微笑み手を握る妻。
何を言うわけでもないが、百々瀬の真摯に受け止め謝罪をする姿を見た妻の心は動いたのかもしれない。
感動・・・。
慶介は高田と志保ちゃんの母とともに、志保ちゃんの墓参りに来ていた。
その際、志保ちゃんの母親からも謝罪と、「真実を教えてくれてありがとう。」という言葉をもらった。
高田もまた、志保ちゃんにようやくはなむけできたことを実感していた。
いろいろな人の中で、ようやく事件が終わりを遂げた・・・。
雪子もまた、一人で墓参りにやってきていた。
小河原家は今の自宅から引っ越し、それぞれ仕事もやめることになってしまったという。
復讐という目的を終えた慶介はこれからどう生きていくのかな?
何にも反省しない兄・祥太とは対照的に、反省し自分を責める雪子。
慶介もそんないじらしい雪子に対し、やはり愛情を感じているようす。
「こんなことがなければ普通に出会えたのかな?偶然出会って、会うのが楽しみになって、そんなこと考えもしなかった。今は考える、君のおかげで。どこにいても願ってる。元気で、どうか幸せに。」
切ない。
結ばれることはない因縁の関係。
それなのに愛し合ってる2人。
切なすぎるよー。。
事件に関与した人がそれぞれの人生を歩みだす
大地はM.Pインフォネットの代表として活動を続けていた。
小河原家は家族総出で引っ越し。
若葉もしっかりとした様子で「両親を守る」と伝える。
なんだか誇らしげな両親、こいつらイラっとするわー。
犯罪者かくまった上に、自分たちの保身のことしか最後まで考えていなかった。
慶介に謝ってほしい。
“ザ・プレミアワイド”は、みんな解散。
百々瀬を筆頭に退職、左遷、そんな中で小池はのびのびやってる(笑)
小池、今回の慶介の事件を通して、いい報道陣になりそう。
高田と百々瀬はスポーツジムで会っていた。
高田も警察学校の部長という、左遷にあっていた。
みんながみんな、いろいろな道を歩みだす。
高田は百々瀬が謝罪したこと、やめたことに疑問を抱く。
「戻ったときに騒がれるために。」
百々瀬らしい(笑)
雪子が職場である美術館に出勤する。
どんな時も考えてしまうのは慶介のこと。
慶介だと思って目で追った人が慶介でないことにガッカリする雪子の背中に、
「これ、希望ですか?」という問いかけが投げかけられる。
振り返るとそこには慶介の姿が・・・。
「早川慶介です。」
本名で自己紹介し、復讐などの目的もなく、ただで会うために改めて雪子に近づいた慶介。
祥太の起こした事件を乗り越えて、この2人、幸せになってほしい。
ドラマ「FINAL CUT」ファイナルカット最終回9話の見どころ感想
慶介の熱い想いに感動
ある意味では予想通り、ある意味では意外な結末でした。
今までの展開の流れを考えれば、女児殺害事件の真犯人は小河原祥太で間違いないでしょう。
しかし、それではあまりに捻りがないので祥太が真犯人と見せかけて、最後の最後でどんでん返しがあるのではないかと予想していました。
ですが、その予想は見事に外れたというと頃が、正直若干拍子抜けしました。
とは言え、真実がついに明らかになったところから慶介が「ザ・プレミアワイド」メンバーへ必死に訴えかけたシーンはとても感動的でした。
百々瀬が謝罪をしたのも、素直な心情からの謝罪だったと思います。
サスペンスとしては想定の範囲内の結末でしたが、メディアに対して色々と考えさせられる非常にメッセージ性の強いドラマだったと思います。
全ての伏線が回収されるのか最終話
FINAL CUT
「これがあなたの、ファイナルカットです」
※セリフがなかった6話と8話以外#ファイナルカット pic.twitter.com/VW4ck8t0dJ
— ど い🍚 (@fns_tatsuki) 2018年3月13日
まず、ついに小河原祥太が、その姿を現しましたね!
小河原祥太を演じるのは、山崎育三郎さんです。
含みのある笑顔を見せたら天下一品だなぁと思いました。
最終話の見どころは何と言っても、小河原祥太に罪を自白させ、慶介の母の無実を証明する場面の一択であったと思います。
あの緊迫した心理戦は、何よりも見ごたえのあるものでした。
しかし、個人的に感じたことは、キャラがもったいない!ということです。
全9話を見ているなかで、怪しい人物は百々瀬と大地だと思っていました。
百々瀬が、何か小河原家と関係があって、事実を隠蔽する手伝いをしたのではないかということ、大地は味方を装って慶介を途中で裏切るのではないかということを予想していました。
しかし、この予想は全く持って裏切られる結果となりました。
百々瀬は、ただのマスコミの看板でした。
大地は、ただただ慶介の母である今日子先生の汚名をそそぎたいだけの幼なじみでした。
だけというと、語弊があるかもしれませんが、キーとなる人物が最後まで出てこなすぎというのが、正直な感想です。
スペシャルドラマのボリュームでも十分だったような気持ちにさえなってしまいました…。
そして、鶴見辰吾は何も制裁されてない気がします。
というか、ラストシーンに出てきさえしませんでした。
扱いが雑でしたね。
ラストシーンは雪子との恋が再燃しそうですが、いざ結婚ってなったら、あの両親に反対されそうですよね。
その時は、駆け落ちするのでしょうかね?
最終結論としては、面白くなかったわけではないけれど、終わりに詰め込み過ぎたなと思いました。
ついに慶介の執念が実る
ついに、真犯人が逮捕されました。やはり、雪子の兄・祥太。祥太に対しては、怒りを覚えます。
幼い女の子を殺して、海外に逃げ、そして、パソコンを通じて、若葉に、自らを刺すように仕向けたこと。人間として許せません。
そして、慶介の執念が実り、本当に良かったです。
祥太と対峙した慶介。祥太に、追い詰められますが、そこを利用して、犯人しか知り得ない証言を引き出しました。
そして、番組で、謝罪をした百々瀬。人間じゃないと思っていましたが、そうではありませんでした。
妻の前での、優しい笑顔が、本当の百々瀬なのかと、思いました。
一方、犯人の妹としての雪子と、慶介。もし、出逢いが、違っていればとの思いと、一緒になることは、出来ないふたりに、とても切なく、悲しくなってきました。
ところが、ラスト。雪子の前に現れたのは、「早川慶介」。辛い人生を歩んできた慶介が、雪子と幸せになりそうで、良かったです。素敵なラストに、涙が出そうでした。
見どころはあったが、つっこみどころが気になる
【FINAL CUT 第9話】
これが大地くんのFINAL CUTです#FINALCUT #髙木雄也 #野田大地 pic.twitter.com/JXeYJrgVBD
— あ (@yu___326___ya) 2018年3月13日
全体としての構成は悪くなかったように思います。映像の力で人生を狂わせた男が、映像の力で復讐していくというのは、ドラマとして新鮮でした。
ですが、ところどころ気にある点があります。例えば、中村が、なぜ素性を隠して警察に入れたのかということです。身元が確かじゃないと、警察官になることも難しいはずです。
また、中村が、栗山千明が演じる雪子をいつ、どうして好きになったのかということも気になります。それほど、好きになるポイントがあるようには思えなったです。
もっと、互いが好きなっていく描写をいれてほしかったです。そうでないなら、このドラマに恋愛要素を入れる必要はあまりないので、2人の恋愛を描かないで欲しかったです。
長い戦いは、遂に終わった
最終回に兄が登場しました。兄をおびき寄せるために、テレビ局とタックを組み、亀梨和也さんが捕まったふりをしました。見事に、兄は現れて、亀梨和也さんと初対面です。
まさか、山崎育三郎さんとは、思わなかったです。テレビ局の収録現場で、亀梨和也さんと山崎育三郎とのバトルが始まりました。冷静沈着な山崎育三郎さんは、なかなか認めません。
しかし、外にハンカチがと口を滑らせて、焦りを感じました。誰も外にハンカチなんて言っていません。感情的になると、人間は本音が出てしまいます。亀梨和也さんの揺さぶりは、見事に的中しました。最後のファイナルカットをして涙の勝利でした。やり切った感じでしたが、傷は一生消えないと思います。
正義を誰よりも信じ続ける
ケイスケの、自分の親の無実を信じ続けて母親に着せられて濡れ衣を晴らすため、なりふり構わずぶつかっていく姿に心を打たれました。勿論、母親が生きていたら「そんなこともう止めて。」と言いたくなるような危険きわまりないことまでやっていたことは、決して正しいとは思いません。しかし、そこまで追い詰めたメディアや環境と言うものの責任は計り知れないものがあると思いました。
メディア側の人が流すときにフェイクですと言えば世間は信じるが、いかにも真実のように語られて報道されると信じてしまう世間があるのは現実でも同じだと思いました。報道されたこと全てが真実と思い込んでしまう。そこに操作して隠されていることがあるかもしれないと疑うことをしたことがなかった。
ケイスケは、当事者であったため行動を起こしていたが、第3者としていたら行動を起こすことも疑うこともないのだろうと思った。
このドラマを通して、現実の報道でも自分で考えることをして報道に100%流されないようにしようと思いました。為になるドラマでした。無実が証明できて本当によかったです。これで救われたと思います。
不満もあるが、総じてキレイな最終回で見ごたえあり!
ものすごくキレイな最終回だったと思います。
祥大が22時15分ぐらいに逮捕されたので、「あと30分あるのにどうすんだ?」と思ってみていました。
もう一つの加害者であるマスコミサイドも謝罪するという完全ハッピーエンドで終わったのは、関西テレビの「復讐シリーズ」ではたぶん初めてで、ちょっと出来すぎかな?とも思いますが。
慶介の「マスコミは都合が悪くなるとふれなくなる!」というセリフはもっともだと思いました。
ただ、マスコミってこんなもんですよね。
百々瀬 (藤木直人)が、テレビ放送で謝ったシーンが注目されているようでしたが、ワイドショー関係はいつもBPOの審議にかけられているイメージしかないです。
「マスコミに多くを期待している視聴者いるのかな?」「メディア視点の脚本だな」と思いました。
けれど、後味よく、公開対話のシーンは亀梨クンも頑張っており、気迫が伝わってきました。
若葉(橋本環奈)だけ、前向きにはなったけど、ちょっとかわいそうですね。慶介と雪子、最期また再開していたけど、若葉は祝えないでしょうに。
最後に、姉妹仲が気になりました。
小池がどんな番組を作っていくのかも楽しみ
「これが貴方の…ファイナルカットです」が最終回で綺麗に決まってくれて安心しました。
その決定的瞬間を撮っていたのはザ・プレミアワイドのカメラですが、最後に慶介と百々瀬達が手を組んで戦う場面が見られたのも良かったです。
そして小河原祥太がスタジオから連れ出された後、慶介とザ・プレミアワイドのスタッフ達で12年前の報道について謝罪するかしないかで言い争う場面。
慶介と百々瀬がお互いの立場からぶつかり合うのは以前にもありましたが、今回は小池も途中で口を挟んできましたね。
番組側である小池が百々瀬に対して「僕たちは早川恭子自殺に追い込んだんですよ!」と説得に出て、それでも聞き入れてもらえず、最終的に「なら辞めてやりますよ!」とキレて出ていくという。
そして次のシーンで本当に仕事を辞めているという、若手らしさ全開の熱さと正義感。
まあ百々瀬の謝罪を目にしてあっさりと報道番組に戻ってくるチョロい男でもあるんですが、こういう新世代が作っていくテレビ番組がどうなっていくのかもちょっと楽しみですね。
面白いがいっぱいの展開
面白かったという一言に尽きます。
最終話が2時間でしたが、もったいない気がし、2話に分けた方が、より期待感もあって良かったと思いましたが、おそらく分けてしまうと、見る側は寸止め感があって、ここで終わるかと感じでなったので、2時間でも良かったと思います。
若葉が、自ら刺してしまい、それが、兄の祥太の指示だったと、前話の終盤から、すでに、祥太と慶介の戦いが始まっていたんだと感じました。
そして、慶介が、百々瀬にやられたフェイクニュースを作らせてたところは、うまく、やり返したなと感心です。
そのフェイクニュースも流れたのが小河原家だけという徹底ぶりに、見ている側もだまされました。
全体を通しても、よく脚本ができていたという印象です。
メディア報道の恐ろしさにも焦点を当てたというところは、今までなかったのではないでしょうか、面白かったです。
満足の終わり方でした
本当の犯人が誰なのか、気になっていました。
これだけ引っ張って実は園長が犯人だった!なんてことがあるのかとも心配していましたが、祥太が犯人とわかり、逮捕されて良かったです。
祥太はなにも罪の意識などなく、本当どうしようもないやつです。逮捕されて罪を償ってほしいです。
私の予想では、けいすけは雪子とは会わず終わるのかなと思ってましたが、最後にまた個展に現れたので、二人の関係はこれから続いていくのかなと思うと嬉しかったです。
若葉も兄の信者みたいで怖かったです。自分を刺すなんてなかなかできません。
ただ、やっぱり橋本環奈ちゃん可愛いです。
あのあとの続きのスペシャルドラマがあれば若葉も好きな人に出会えて幸せになっていれば、雪子たちのことも祝福してくれるんだろうなと思いました。
ドラマ「FINAL CUT」ファイナルカットの見どころ感想
百々瀬達を完全に敵に回してしまったのが怖い
慶介と百々瀬の共闘が見られるかと一瞬ワクワクさせられたのですが、慶介はザ・プレミアワイドが差し出した手を取らず。
まあ、12年前にされた事を考えれば当然ですよね。
しかし交渉が決裂した事で、今度はザ・プレミアワイドが逆に中村慶介のファイナルカットをオンエアする可能性が高くなってしまいました。
事件捜査のために暗躍しまくっている今の慶介は、叩けばいくらでも埃が出る身です。
それらを本職のマスコミ関係者が悪意全開で編集してしまったら、いったいどんな恐ろしいファイナルカットが出来上がるのやら……。
若葉とのゴタゴタも格好のスキャンダルですしね。
残る最終回、慶介が無事にハッピーエンドを迎えられるのかとても心配です。
権力者を追い詰める主人公がかっこいい
マスコミや権力者に対して、人生を終わらせるような映像(ファイナル・カット)を次々とつきつけていく爽快感が魅力です。
主人公は、無実の罪を着せられ、そのことで自殺した母親を追い詰めた人間について調べあげ、弱みをみつけていきます。
それを元に、ファイナル・カットを構成することで、母親を追い詰めた人間を、脅し、母親の事件の真犯人をみつけるために奔走します。
その事件の犯人が誰で、なぜ犯人が見過ごされ、主人公の母親が犯人と疑われたのかという謎を解き明かしていく楽しみもあります。
事件の調査の過程で、母親が犯人と疑われたことが、単なる警察の捜査ミスではなく、事件の背景に様々な思惑があるのも、意外性があっておもしろいです。
真実に近づいていく慶介に
犯人と思われる祥太に関することを隠したのは、警視庁刑事部部長芳賀だと突き止めた慶介。
そして、高田副署長が、慶介の母親を無実と信じて、調べているということで、とても心強いですよね。真実に大きく近づいている気がします。
しかし、また、握りつぶされてしまうのではないかと。
また、「ザプレミアワイド」の百々瀬達に呼び出された慶介。
百々瀬は、今までの取材テープを見せながら、真犯人を探すために、「ザプレミアワイド」を利用してほしいと、協力を申し出ますが、本心なのでしょうか。
一方、真犯人が兄だと思う雪子。慶介の辛い思いを、受けとめ、家族から聞き出したこと、とても辛い真実ですよね。
そして、慶介と雪子に、嫉妬する若葉。
誰も彼もが、破滅してしまいそうで、とても、怖い気がします。
ついに祥太の犯行が明らかに!慶介は祥太を捕まえることが出来るのか
百々瀬の協力はやはり番組を面白くしたい為だけのものでしたね。
プレミアワイドで報道することになるのかは心配ですが、慶介が百々瀬を倒す展開になってほしいです。
雪子にファイナルカットを突き出し、雪子が謝罪して慶介が許したのは驚きでした。
やはり雪子を愛していたんですね。
達夫も祥太の罪を認め、ついに祥太の犯行であることが明らかになりました。
その代わり若葉が怒り狂う結果になってしまって悲しい展開になってしまいました。
若葉の口元が笑っていたのは、自分でナイフを突き刺したのでしょうか。
慶介が逮捕されてしまうようですが、ここからどうやって祥太の罪を暴くのかが楽しみです。
芳賀との戦い、百々瀬たちプレミアワイドとの戦いがどうなってしまうのか、予断を許しませんね。
祥太が捕まり、恭子の無罪が世間に認められることを期待したいです。
百々瀬の圧勝に見えるが果たして
復讐劇、と聞いてまず想像するのは主人公の奮闘ぶりとそのあとにくる爽快感ではないだろうか。
ファイナル・カットに今のところその爽快感はない。
むしろ復讐される側、テレビ局側のクズっぷりに嫌悪感と苛立ち、憎悪しか感じない。
主人公、中村慶介に数々の秘密を暴露され、脅されるものの女絡みのネタであったりとその大半がしょうもない。
小物感が半端ない。文句なしのクズである。
そんな小物に対して藤木直人扮する百々瀬塁はまぁ恐ろしい。
彼の演技力に圧巻されたのはネットでも話題になった第一話の「てぇへんだ」節。
クールでスマートな番組の顔が突如、豹変。
笑ってしまうような台詞回しにもかかわらず狂気にひれ伏せてしまう恐ろしさを感じずにはいられない。
これぞサイコパスである。何もかもが完璧だ。
それに引き換え主人公、慶介は簡単に素顔を晒してしまったりあからさまに怪しい上司の高田に目をつけられてしまったり、女に現を抜かしてしまったりいまいち決めゼリフが決まってなかったりとなんだかツッコミどころが多い。
多感な時期に他人に追い詰められ、最愛の母を亡くすという不幸な過去を背負っている以上、同情する余地は存分にあるのだがかっこよさには百々瀬に大差で負けてしまっている。
ドラマもそろそろ終盤。なんとか頑張ってほしい。
個人的な注目株は慶介の幼馴染、野田大地である。慶介のため潜入捜査を繰り返しているが扮装している割には毎回、同じメガネをかけている。
詰めが甘いのは仕様なの?気になりすぎる。
段々進化して行くファイナルカット
お母さんを自殺に追いやった報道関係者をまずは懲らしめるという設定で始まりました。
その懲らしめ方が斬新で、対象者の動画を撮影して、時には隠し撮りして、対象者があたかも悪いことをしたように見える動画に編集し、相手を脅すやり方です。
第1話は見ごたえがあり、よくできたドラマだと思いましたが、その路線で行くとすると、対象者が5名しかいなかったので、途中で対象者が尽きるのではと心配していました。
5話の百々瀬から、雰囲気が変わり、それまでの対象者は、慶介にファイナルカットを突きつけられると、ひれ伏していましたが、百々瀬は、それを全て嘘にしてしまい見事でした。
6話では、ファイナルカットが出てこない回で、ついに尽きたかと思っていたら、7話で警察幹部をファイナルカットしてしまうとは驚きました。
8話では、好きな雪子をファイナルカットするが、できなかったという流れ、よくできたドラマと思います。
⇓ ⇓ ⇓
➡1話あらすじ・ネタバレ
➡2話あらすじ・ネタバレ
➡3話あらすじ・ネタバレ
➡4話あらすじ・ネタバレ
➡5話あらすじ・ネタバレ
➡6話あらすじ・ネタバレ
➡7話あらすじ・ネタバレ
➡8話あらすじ・ネタバレ
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