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韓国ドラマ「シグナル」の相関図キャスト
イ・ジェフン(パク・ヘヨン)坂口健太郎
キム・ヘス(チャ・スヒョン)(吉瀬美智子)
チョ・ジヌン(イ・ジェハン)北村一輝
チャン・ヒョンソン(キム・ボムジュ)
チョン・ヘギョン(アン・チス)
韓国ドラマ「シグナル」2話あらすじ・ネタバレ
残り20分警察の必死の説得も届かず、ユンの時効成立!
ユン(長谷川京子)の時効まで30分のところで捕まえ、取り調べを始めた時には、すでに残り時間は20分となっていた。
初めの10分は、彼女の唇は動かなかった、少女の母親は、待合室で、真犯人が捕まることを祈っていた。
スヒョン(吉瀬美智子)は、そんな母親の姿に何としても自白させたい思いを固めていた。
マジックミラーの反対側に集まる刑事たちも、殴ってでも自白させようとかそんな違法な意見も出る中、ヘヨン(坂口健太郎)は、証拠を突き付けて自白させるという。
残り10分でスヒョンが尋問に立った、「あなたの年収は35万円(日本円に換算)それなのに高級マンションに住んでいて、生活は厳しいのでは?」まずそこから切り出した。
ロッカーにあったのも、高級ブランド品、死んだ本容疑者ソのような、金持ちの恋人がいたのではないかと聞いている。
警察になぜ嘘をついて自分のロッカーを見せたかと聞くと、「警察を試したかった、嘘が見抜けなくて、犯人を取り逃がしたら、死んだ子がかわいそうだ」と不敵に微笑む。
スヒョンは、「あのロッカーはあなたのもので、中身もあなたの物ね」そう確認するとそれには「そうだ」と答えるユンに「助かったわ、これでDNA判定が出来る」そう言った時にユンは自分を守る仕草をする。
スヒョンは「、通風孔の中に残されていた、メガネから出たDNAにユンと一致するかを確認する」と言っている、「一番証拠が落ちにくいメガネと耳にかけるツルをつなぐ丁番の分」ここから犯人の血が検出された」スヨンの言葉に顔色を変えるユン。
「血液であれば、100年前の物でもその人を確認できる、化学は被害者の味方なの」
スヒョンは、「あなたは15年前にソ・ヒョンジュンを殺した!」その言葉にユンの脳裏には、ソを殺した時の映像が浮かんでいる。
ソは彼女に自首を勧めている、そんなソの背中に何かを注射するユン、倒れるソ、彼を引きずって通風孔の近くに連れていくユン」「白状して・・・」そう願うユチョンをあざ笑うように、「証拠はないのね」と言い放つユン。
「証拠がないから、自供させようとしている。そうなのね・・・私が罪を認めると思う?」開き直ってしまったユンとの息をのむ闘いに飲み込まれそうになるが。
そこへ、ヘヨンが科捜研からのDNAの結果、ユンで一致したことを言って来た。
それでも「殺していない」と言い張るユン・・・時は無情にも時効を成立させてしまった。
ソの殺害時刻は0時5分以降ソの殺害容疑だけでユンを逮捕
ユチョンのため息が漏れる中、「もう帰っても?」と勝利の笑みを浮かべるユン。
ヘヨンの言葉はハッタリだったが、時効成立後に科捜研から正式な鑑定結果が出て、ユンが犯人だと立証された・・・「いまごろになって」とケチョル(木村祐一)はかかってきた電話に八つ当たりする。
外に出たユン、彼女が殺した少女の母親の前を堂々と歩いて出ていく、呆然と見送る母親。
そこへ鑑識が、ソが、病院の庁舎上に入った時の駐車券をユチョンに渡すと、ユチョンの顔つきが変わった。
そしてユンに近づき、ソの殺人犯として手錠をかける。
復元した駐車券は、0時5分を示していた、ソがまだ生きていて車を運転していたという証拠・・・つまり、ソの殺害に関しては時効が24時間伸びたのだった。
さっきまでの勝ち誇った顔から一変して抵抗しながらも係員たちに連行されて行くユンを見送るスヒョンだったが、その背中から、少女の母は親が声をかけてくる。
「私の娘は?なぜ私の娘はダメなんですか?」
時効と言う法律の中で、ユンは逃げ通してしまった、「あの女が私の娘を殺したんですね」
少女の母親は、「じゃあ・・・私がやるわ」ユンに襲いかかろうとする母親を止める捜査員たち。
ユンに罵声を浴びせ、目の前で時効と言う壁に行く手を阻まれてしまった母親の想い、彼女は娘の名前を呼びながら、ひたすら泣いて娘に謝っている。
何とかしたくても、どうしようもないスヒョンをはじめとした刑事たち。
いつまでも母親の嘆きの声は続いている・・・。
ヘヨンは、少女と会った生徒用昇降口に来て彼女のいた場所に花を手向ける。
頭を下げ、歩き出す・・・でもその場を振り返ると、ささげた花のそばで少女が静かに穏やかな顔で微笑んで立っていた、微笑み返すヘヨン、そしてそのまま学校を後にする。
スヒョンとジェハンの過去、スヒョンはジェハンを探している
この事件は、韓国の中で大問題になった、時効という法律の為に犯人逮捕に至らず未解決となった事件、こんな悲劇を繰り返してはいけないと、殺人・放火・誘拐などの凶悪事件の時効は撤廃された。
過去の時効になった事件もさかのぼって時効が撤廃されたことから、未解決で時効を迎えてしまった事件まで罪に問えることになった。
しかし局長(渡部篤郎)は、「撤廃されたからと言って、それでいいわけじゃない、捕まえなければ、撤廃した意味がない」
このことから、長期未解決事件の専門チームが出来ることになったが、警察署からするとお荷物部署、今回のきっかけになった少女誘拐事件に深くかかわった係長(甲本雅裕)がリーダーとなった。
任命された時にも局長から「余計なことをした代償」だといわれる。
スヒョン、ケチョル(木村祐一)鑑識課のチョン・ホンギ(池田鉄洋)それぞれに、長期未解決事件の専門チームへの異動命令が出た。
局長は、世論が収まるまでの「未解決事件に、向き合ってますよアピールでしかない部署」そのうち、自然消滅する部署だという。
15年前のイ・ジェハン(北村一輝)の時のように適当に調子を合わせておけと、意味深なことを言っている。
15年前の回想シーンではいるジェハンが一切15年後には出てこない、何があったのだろうか。
スヒョンは、刑務所の中のユンに会いに行く、そして15年前この事件を調べていたジェハンに見覚えがないかを聞いている。
ユンは、少しスヒョンを嘲笑するように笑って、「刑事が私のところに来たのなら、その時につかまっているわ」そう言って、勝手に話を切り上げて、刑務所の房に戻っていく。
異動のための荷物整理をするスヒョン、自分のデスクの前に飾っていた写真立てには「手錠の重さは2.5リットルの涙」と書かれている。
そして写真たての中に隠すように入れてあるジェハンと一緒の写真。
この写真は、女性警察官としてスヒョンが配属された時に、女性も活躍する警察アピールの為の広報誌用に撮られた写真。
はじめは「車も運転できないような女性捜査官となんか」なんて文句を言いながらも、カメラマンの注文にだんだん乗ってきて、最後には息の合ったコンビの様ないい写真が撮れている、スヒョンはその時の写真を大事にしまっていたのだ。
でも・・・スヒョンの隣にジェハンは今いない。
その頃、ヘヨンは、自分のみの周りを片付けている、雑誌記者からまた芸能人の熱愛スクープを期待されているが、「飽きたから」そう言ってかかってきた電話も切ってしまう。
長期未解決事件専門チームのスタートは、波乱の幕開け
するとザーザーとバッテリーも入っていないはずの無線機が動き始めた。
無線の相手がイ・ジェハンであることを確認するヘヨン、その無線は、2000年8月3日につながっていた。
ジェハンのおかげで、少女誘拐事件が解決したことのお礼を言って、なぜ遺体のある場所を知っていたのかとヘヨンは聞いてみる。
そして現在の名簿に名前がない事、「あなたはどこに所属しているんですか」を聞いてみるヘヨンに、頭から血を流し、手も血まみれのジェハンが、他からも血を流しながら苦しそうに答える。
「パク警部補、これが最後の通信かもしれない、でも終わりじゃない、また無線はつながる、
その時は、あなたが説得するんです、1989年のイ・ジェハンを、過去は変えられます、あきらめないでください」
彼が何を言っているのかわからないまま、ドサッという倒れるような音がして、また無線は途切れてしまった。
―また無線はつながる、その時はあなたが1989年のイ・ジェハンを説得するんですー
彼の言葉が頭に繰り返されるヘヨン。
警察の中では、ケチョルとホンギが長期未解決事件専門チームの部屋への異動をしている、「すぐに消える部署」なんて、陰口を言われながら、少々ムカつきながら。
新しい部署につくとそこには、各部署から出た不用品がたまっていた、彼らはその片付けから始めなければならなかった。
机はあと一つ空いている、そこにはプロファイリングが出来る人が来るらしい。
ケチョルは、「まさかあの生意気なのが来るんじゃ・・・」って言ったけど、言霊になるといけないので、すぐに取り消した。
そこへやってきたのは係長、「京畿南部 連続殺人事件」のファイルを4部机に投げるように置く、ひとまず彼らが最初に扱うのはこの事件のようだ。
韓国での最も代表的な未解決事件、1987年12月3日、オノン山での最初の犠牲者にはじまり、3年間で10人の被害者を出した事件。
遺体を独特な結び方で拘束し、雨の日に事件が起こり、赤い服を着ている女性が標的になる。
そんな噂が立つほど、有名になった事件で捜査員を1000人動員したが、犯人の影すらつかめなかった。
ため息が漏れる程、大変そうな事件に周りも、面白半分な目で見ている。
スヒョンは、係長に「26年前の事件で、まともな資料すら残っていないし、この人数では不可能だ」と、意見を言っているところに、「興味深い事件だ」そう言ってヘヨンがやってくる。
ケチョルの言葉は本当になってしまい、ケチョルは、自分が言った言葉を後悔した。
「難解な事件ほどやりがいがある」ゲーム感覚で、この事件に携わることをどこか楽しんでいるようなヘヨンを周りは半ば呆れて、冷たい目で見ている。
プロファイラーのパク警部補として、紹介されたヘヨンだけど、スヒョンは、「ひよっこには務まらない」と言ってのける。
この事件は、現場に残された毛髪や結婚などの物的証拠はもうない、犯人を見つけてもDNA鑑定すらできない。
ヘヨンは、当時の捜査がいかにいい加減でずさんだったかと文句を言い始めると、スヒョンが、「わかったような口を聞かないで、命をかけてやっていた人もいる」と言った言葉にケチョルも、いつの間にか階級が自分より上になったヘヨンにぶつかる。
「階級なんて関係ない」と言って取っ組み合いのけんかになってしまう、スヒョンは「いやんなっちゃう」と言って嘆く。
過去はかえられる、あきらめないでください
ヘヨンは、一人で残って、当時の捜査資料を見返しているが、こんな捜査で、犯人を見つけられるわけがないと言って怒っている。
ひとまずこの事件から離れて、あの無線から流れてくる声の主を探す事にしたヘヨン、資料を調べたり、少女誘拐殺人事件を調べていた、イ・ジェハンを探すが、不気味なくらい彼の存在が見つからない。
過去の人事記録から3人の候補をあげていくと、あのジェハンは、懲戒免職になっていた。
ただヘヨンにはそれが、まだわかってはいないけど。
スヒョンは、古びた時計を修理する店に来ている、この店の主人と知り合いらしくお茶を飲んでいる。
二人の話を聞いていると、スヒョンは、この店の店主の息子の彼女だったようだ、そして息子はどこかに消えていて、数年間はお札などをもらっていたが、それすらあきらめる程の年月が経っているようだ。
そしてスヒョンにも「もう15年だ、忘れなさい」と優しく促している。
スヒョンたちのチームが手掛けることになった未解決事件は、その彼が、最初に担当した事件だった。
「自分が逮捕できなくても、誰かが必ず捕まえてくれる」そんなことを言っていたそうだ。
時は、1987年、事件の捜査で山狩りが行われている、警察犬も動員して細かく探す。
ヘヨンの背中のバッグからまた無線の音がし始めた。
無線を通じてジェハンとまた、繋がった行方不明の女性をオソン山で探しているという。
オソン山で殺されたイ・ゲスクは3号線の葦畑で発見されたと伝えると、その通りの場所で見つかり、驚くジェハン、電話の向こうのパク警部補とは何者なのかと彼もまた困惑している。
殺害現場の近くには、訪北をした牧師を糾弾するという1989/11//25の横断幕が貼られていた。
ヘヨンは、事件のあらましを時系列にならばて書き出していた、スヒョンは、そのホワイトボードを、壁にして、メンバーにこう告げる。
「未解決事件をもう一度洗い直すことは、刑事に過ちを認めさせること、なぜ調べなかった、なぜ見逃した、一生分の罵声を浴びせかけられるようなもの」
当時の警察官に一人一人当たるそこから始めることにしたスヒョン、刑事の方をケチョルに、資料はパク警部補に、証拠品はホンギにと、役割分担を決め、自分は遺族に会いに行く。
自分のやり方でやるというヘヨンに、「大人になりなさい」そう言って数枚の写真を渡す。
それはかつて、この事件を扱った刑事からスヒョンが預かった遺体の現場写真、ヘヨンはその写真に見入っていると画面は、1989年11月5日に飛ぶ。
一人で歩いている女性の後子ヒタヒタと付いて行く男、女性は気付かずに歩き続ける。
家に帰る直前に彼女の親が出て来て、家の中に入っていく、でもそんな彼女をつけていたのは、ジェハンだった。
ジェハンは、電話の向こうのパク警部補の言葉が気になっていた、8人目はヒョンプン駅の線路わき、怒ってもいない事件を予言している彼に会いたくて本庁に来た。
しかし8人目の犠牲者の話をしたら出ていけと追い出されてしまった。
それでも8人目の犠牲者が出るという線路わきを歩いているといつも前を歩いていた女が縛られて倒れていた。
現代のヘヨンはその被害者の写真を見ていると写真が、変化する。
過去のジェハンが声をかけると彼女はまだ生きていて、殺されていたことになっていた事実は、未遂に変わっていた。
「過去は変えられます、あきらめないでください」2000年にジェハンが言った言葉が事実になって、過去が変わって行くところで、2話は終わる。
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