息子を愛するが故のいびつな父親の愛情が捜査の妨げだった
一番気になったのは、バスの運転手の田中の異常なまでの息子への溺愛、なぜあそこまでという所。
何人も殺しているのに、「息子には母親が居なくて寂しい思いをしてきたから」、そんな理由で人を殺していいわけがない!
1997年の大山刑事も2018年の三枝刑事も、そのいびつな田中の思考を正常な方向へ持って行こうと頑張る。
大山刑事は、田中の息子を思う気持ちの前になすすべがなく、事件から離れた形だった。
プロファイリングの資格のある三枝は、最後にやっと、彼が息子の殺してしまった被害者の人生に向き合って震えている、そんなシーンにまでたどり着く。
だけど、これは三枝一人の力ではない、過去と現在を超えたつながりがあったからこそできたこと、その部分が見どころだと思う。
シグナルの未解決事件の4話を見て感じたこと
大切なみどりさんを守れずに失った北村さんが、坂口さんとの通信で一時は自暴自棄になっていたようですが、真犯人家族と対面した時の行動を見れば、自分の相手に復習したいはずの感情を抑え、刑事として相手を攻めていたところがすごいと感じます。
坂口さんの仲間の捜査官が、撤退の際に指紋をこっそり採取していたことがナイスだと思ったし、坂口さんの仲間の女性がカッコよく会見で言う様子はカッコ良かったです。
上司から捜査の撤退を言われていたのに、諦めなかった坂口さんの仲間たちの信念が事件解決へと繋げたと思えます。
時の流れによって、捜査でわかることが多くなっていることのすごさを感じます。
みどりさんのチケットを使った北村さんが泣いているシーンが一番心に残っています。
#シグナル #フジテレビ
ドラマの犯人像はまあいいとして、親と殺された女性の設定が異常
バスの運転を定年まで続けるような親があんな発想するのか?そんな奴が責任のある仕事を続けられるのか?
あと犯行を目撃した女性が脅してお金を・・普通のOLじゃ無理
仕事へのリスペクトがない国の脚本て感じ— marumaru66 (@matsuza66142312) 2018年5月1日
過去を変えろ!未解決事件を解き明かせ!
このドラマはある無線機を通じて過去と現在を結んで、悲惨な未解決事件の過去を変えていくストーリ展開となっています。ただ、4話がそうだったように全ての事件被害者がハッピーエンドになれる訳ではありません。
真犯人を逮捕する事は出来ても、被害者は殺されたままだったりします。未来からの指令を元に事件を先回りして未然に防ぐことが出来るかもしれないという希望とそれが達成できなった時の絶望感が何倍にもなって、その捜査に関わった人間がどんよりとなってしまいます。
ストーリー展開は少し、読み難くなったもののまだまだ謎は多く残っています。未来と過去を繋いでいるのですが、過去もいつも同じ時では無く、少しのずれがあります。
坂口健太郎さんの初主演作で周りを固める役者さんや回ごとのスペシャルゲストにも注目のドラマです。
ドラマ『シグナル』第4話。クライシスと同系統なら予想はできたんだけど
従来のドラマでは救われそうな命も簡単に殺される。
そして犯人が、ありえないほどのクズ!
今回のラストは救いがなさすぎる^^;#ドラマ #シグナル #カンテレ pic.twitter.com/S1YrN6QysU— おぷちー (@1amSyALWLj6AVcK) 2018年5月1日