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アンナチュラル

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ドラマ「アンナチュラル」キャスト相関図


三澄ミコト/石原さとみ
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石原さとみの彼氏は山下智久?

石原さとみの英語力は上手い下手?

アンナチュラル石原さとみの演技力

三澄夏代/薬師丸ひろ子
中堂系/井浦新

木林南雲/竜星涼
坂本誠/飯尾和樹
東海林夕子/市川実日子

久部六郎/窪田正孝
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窪田正孝の演技力は上手い下手?

三澄秋彦/小笠原海(超特急)

毛利忠治/大倉孝二
神倉保夫/松重豊
末次康介/池田鉄洋
関谷聡史/福祉誠治

向島進む/吉田ウーロン太

宍戸理一/北村有起哉
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わろてんか月の井団真(北村有起哉)の演技力

ドラマ「アンナチュラル」最終回10話のあらすじネタバレ


遺体損壊・遺体遺棄は認めるものの殺人を認めない高瀬

最終回10話が終わった余韻の中、ニュース23では、法医学について触れる部分があって、法医学者の数が圧倒的に足りなくて、まだ幼い娘さんの突然死を調べることが(順番待ちが長い)出来なかった方の無念が語られていた。

この作品を見て、法医学に進む人が増えますように…。

ジャーナリスト宍倉(北村有起哉)と連続殺人犯高瀬(尾上寛之)の怪しいつながりから、高瀬が犯人と知るUDIラボのメンバーたち、そして毛利たち警察。

彼らが高瀬の家に到着した時、遺体はバラバラにされた痕跡だけがあった。

証拠品は、燃やされていた。

毛利たちに、そのことを告げたミコト(石原さとみ)と所長(松重豊)の目の前にはシャツを血だらけにした高瀬が、殺されそうなので、警察で保護してほしいと願い出ていた。

毛利たちは、高瀬をスーツケースに詰め込まれ殺されていた橘芹那の件で取り調べていた。

高瀬の話では、橘芹那は火事の数日前、「カフェ開店させる店舗を探していたので、物件を案内していたら、内見中に突然倒れて死んだ」そう毛利たちには説明している。

しかし脳内では、あのペット用の金魚のあざが出来るボールを口に詰め込み、襲い掛かる高瀬の姿が映像化されていた。

「僕のせいにされたくないので、死んだあと、腐ると困るのでホルマリンを点滴してスーツケースの中に隠しておいた」と殺害自体を否定する。

毛利は、次に高瀬の血まみれのシャツを指さして、「それはあなたの血ではないですね、殺して解体したの?」そう問いただすと。

大崎恵も「アパートの内見中に突然倒れて死んでしまって、物件の中で死なれると物件の借りてがいなくなるから、死体を持ち帰り、処置に困って解体しました」そう説明するが、こちらもスタンガンを押し付けている高瀬の姿の映像が流れる。

毛利は無表情のまま立ち上がり、「ふざけるな」と言うが「死体には手を加えたが、殺していない」の一点張り。

この連続殺人事件の記者会見に参加した宍倉は、「全部で26人、26人も殺しているって本当ですか」と、自分の知っている情報を言って一躍注目を浴びる。

宍戸の高瀬について書いた本は、ベストセラーになり本屋では、その本が飛ぶように売れる事になった。

証拠のないこの事件、高瀬を殺人で裁けない

宍戸の書いた本によると、宍戸がこの事件に気が付いたのは、8年前の事件(糀谷夕希子の事件)を追ううちに、高瀬の犯行に気が付き、高瀬の不動産屋が言える所にアパートを借りたという。

高瀬が犯行に手を染め始めたのは、10年前に母親を病気で亡くしてから、父親は突然の行方不明、おそらく高瀬の殺した26の身元不明の死体のどれかと宍倉は推察している。

父親がいなくなってから、一人で不動産屋を切り盛りするようになり、一人で内見に来た女性を殺す手口から、殺害現場は内見している賃貸物件だと…。

3年間にわたり、高瀬を見続けてきた宍戸は、直接彼に殺人事件の事について聞くと、あくまでも妄想の話として、それぞれ26の殺害について話してくれたと言う。

この本の中でも妄想として扱われているから、高瀬の告白を証拠とすることが出来ない、六郎(窪田正孝)が宍戸から預かった糀谷夕希子のカバの絵も警察の科捜研で高瀬の痕跡を調べてもらったが、何もでなかった。

警察は、なぜあの絵を六郎が持っていたのかと、確認する、週刊ジャーナルのバイトをしていたことを言えない六郎は、説明するのも苦しい。

その中で、犯人は誰かわかるかと、何度も宍戸に聞かれたけれど、「宍戸は犯人が誰か知っていたと思う」総意と中堂(井浦新)に「いいように利用されていたってことか」と、言うが…所長が六郎を見る目は厳しい。

高瀬のずるがしこいところは、この本の中の殺人事件として取り扱われず、事故やじさつとされたものだけを、妄想として書いているので、殺人寺家として高瀬の罪を問うのが難しいと毛利は言う。

東海林(市川日実子)は、赤い金魚のあざを作ったボールについて聞くが、「逮捕前に、発見されて困る物はすべて燃やしてしまった」と、毛利は答える。

シャベルをもって、中堂が飛び込んで行った時、あのシャベルで、火を消していたら…。

六郎は、最後の被害者大崎恵の遺体について聞くが、解体後、酸で溶かされてほとんど残っていない状態だと言い、この事件に関しては法医学で死因を究明することすら不可能だと、警察は判断した。

明らかに高瀬が殺しているのに、証拠がないがために殺人罪に問えないこの事件、中堂は同じように証拠がないために無罪となった判例があることをみんなに説明する。

「高瀬を殺人で裁けない…」

ミコトのこの言葉は、UDIラボに集まる人達の空気を重いものにしていた。

雑誌社のスパイだったことが暴かれてしまった六郎

最終回10話のタイトルは「旅の終わり」この旅が誰の旅なのかは、明言されていないし、たぶん見ている人にゆだねられているのだと思う。

私はこれから出てくる糀谷夕希子の父の中堂を恨んできた時間の事にも感じる。

空港に糀谷夕希子の父糀谷和有(国広富之)が到着し、娘と過ごした時間の写真を見ている。

この事件の裁判の検察側は、3話に出てきた烏田が担当する、彼もまたそれまで、糀谷夕希子殺害は、中堂が犯人だと疑っていた。

中堂の「黒いものは黒くしてくれるんだろうな烏田さん」というのは、烏田が白いものも、黒くすると言う狙った獲物は必ず有罪にする彼の手法から。

烏田のそのやり口は、ミコトにも向けられた、死因はホルマリンの投与と判断したが、胃の中からボツリヌス菌が発見されている、これは死後発生したものだ。

しかし高瀬は内見中に被害者は昼にたべたもので、お腹が痛いと言っていたと言う、ボツリヌス菌が解剖で発見されたことは知らないはず。

裁判員に余分な情報を入れないために、ボツリヌス菌の部分を削除しろと、烏田はミコトに迫る。

更に検察からUDIラボに圧力がかかる、烏田に協力しなければ、補助金を打ち切ると言う。

ミコトは、それよりも「なぜ高瀬がボツリヌス菌の事を知っていたのか」と疑問を口にする。

UDIでだけの情報がなぜ、高瀬に漏れたのか…。

「そろそろはっきりさせなければなりませんね」所長は辛そうに上を向き、「UDIの中にマスコミに情報を流している内通者がいる」

「週刊ジャーナルに妙に詳しい記事が出ていて、気になっていたところに先週は不正献金の記事まで出る予定だった」所長は、犯人が誰か気が付いているようにみんなに言う。

宍戸が書いた高瀬の本は、週刊ジャーナルと同じ出版社から出たもの。

「久部六郎くん、久部くんが週刊ジャーナルと通じているのですね」所長が六郎に話しかけた時、真っ先に反論したのは東海林だった。

何も言わずにうつむいている六郎を見て、「違うでしょ、違うよね」そう言いながら顔の表情が変わっていく東海林。

そして押し殺した声で「すみません」と六郎が発した時の、東海林の顔の変化!!

このシーンの市川さんの演技は、こちらも胸が苦しくなるほどで、ツイッターなどの反応も東海林につて描かれたものが多かった。

「どういう事?いつから?」東海林の声もいつもの声じゃなく深く悲しいトーンの声で六郎を問い詰め、「黙っていちゃわかんない!」そう声を張り上げる。

「編集部の人にここでバイト募集をしているって」、六郎の答えに「最初から!?信じらんない」、六郎も「辞めたんです、辞めてここでちゃんと働こうとした」そう六郎が言い切る前につかみかかる東海林。

まるで姉が弟を怒るような東海林の向こう側から、「菌の事は話したのか」そう中堂が確認してくる。

「宍戸が犯人だと思ったから…少しでもUDIの役に立ちたくて」六郎が宍戸に伝えてしまったことで「役に立ったな、これで高瀬は逃げられる」無表情に発する中堂の言葉も空気をさらに重くする。

「ごめんなさい…中堂さんがずっと追っていた犯人なのに、東海林さんずっと信用してくれていたのに、UDIをずっと神倉所長が守ってきていたのも知っていたのに…ミコトさんがたくさん…たくさん助けてくれたのに」

言葉なく静かに泣く東海林、無表情なのに目に涙をためているミコト、苦しい顔の神倉所長。

「ご迷惑をおかけして、本当にすみませんでした」深く…深く頭を下げる六郎。

押しつぶされそうな悲しみのミコト、一緒に背負うと言ってくれる母

その頃週刊ジャーナルでは、大スクープをとった宍倉を囲んで、大騒ぎしている、それを苦々しい顔で見つめる末次(池田鉄洋)、末次は「本当のところはどうなんだ、高瀬の告白」そう聞くと宍倉は、驚くべきことを言ってくる。

「やっているに決まっているでしょう?やったことを自慢したくてうずうずしているら妄想 ってことにしたの、俺のアイディアで」                                                                                                                                                                                                                                                                           「なんで事実として書かないんだよ」末次は真実を捻じ曲げた宍倉に聞くと「謎を残しておかないと大衆は飽きるでしょう、謎を残すことで奴は史上最悪の殺人者なのに一切法で裁かれず、伝説になる」絶句する末次。

六郎は、荷物をまとめてUDIラボを出ていく、振り返り一礼してから。

次の日、ホルマリンが死因である証明が出来ないか、ミコトは東海林と話しているが、ご遺体を焼いてしまった今では、もう確かめようがない。

力なく六郎を責める東海林に、「六郎が役に立ちたいと思ったのは本心だよ」そう言うミコトに、「本心ならもっと嫌だ、これでUDIがなくなったら、六郎の子と恨んじゃいそうだもん」東海林の六郎を恨みたくないって言う気持ちと、許せないって気持ちが見える。

ミコトにはもう一つ悩んでいることがあった、烏田から言われたボツリヌス菌の記載を削除した報告書の提出だ。

「これを出せ」作りたくないミコトの心情を察したように、ボツリヌス菌の記載を抜いた改ざん書類をミコトに手渡す中堂。

「事実を曲げろって言うことですか」ミコトの問に「事実は高瀬が殺したって言うことだ、敵は不条理な死、高瀬を殺人罪で裁けない、これ以上不条理なことがあるか」

中堂は自分の中の、怒りを静かににじませている、烏田の言う通りに一番したくないのは、もしかしたら中堂かもしれないのに…こぶしをボードにぶつける中堂。

ミコトは、書類を改ざんする痛みに耐えながら、実家に帰って母(薬師丸ひろ子)と秋彦(小笠原海)とすき焼き鍋を囲んでいるが、食欲がなくて途中で席を立ってしまう。

そんなミコトに母は、「一緒にお酒くらい飲みましょう」そう言ってコタツで寝転ぶミコトのそばに来てくれた、「ミコトがうちに子になってくれてよかった、それだけはね」

不条理な自分の本当の母親による無理心中と言う名の殺人に、「私は悲しむ代わりに、ずっと怒っていたような気がする、毎日起こる殺人事件の不条理な現実に、負けそう…」そう力なくつぶやくミコト。

「生きている限り、負けないわよ」

生きていればどこかで挽回することが出来るそんな意味の言葉は、本当御親子でなくても、本当の親子のような、暖かさが流れ込んできて見ていて泣きそうになる。

「何世界の悲しみ背負っちゃっているの、一人でなんか持てっこないって」

家族だから一緒に背負うから、そんな言葉にしない母の想い、ミコトは辛いかもしれないけど、でも幸せだよね。

秋彦は、そんな姉の事を気にして何があったのか、六郎に電話をする、電話を受けた後、書店に行くと表紙に糀谷夕希子の写真が載った週刊ジャーナルが売られている。

中堂の暴走を止めるミコト「中堂さんの負けることころを見たくない」

葬儀屋の木林(竜星涼)が会社にいると、中堂がやってくる「遺体の搬送と火葬をお願いしたい」「ご遺体はどこに」「まだ生きている」「明日の夜ここに来てくれ」

1を言ったら10までわかってしまうような中堂と木林の関係、法に触れるようなことでも引き受けてしまう風情の木林も恐ろしい。

朝、東海林と会った時にミコトは、「ごめんね、UDI潰しちゃうかも、高瀬を罪に問えないかも」ミコトは、書類の改ざんなんかできないと決めた、そんなミコトを「それでこそミコト」と言って微笑んでくれる東海林。

しかし自分の机の引き出しにあったはずの鑑定書がなくなっていた。

その鑑定書は、所長が烏田の所に持って行っていた、所長の思いも一緒だった。

「UDIラボは中立公正、補助金はいただいてもお上におもねって(気に入るようにふるまって)、鑑定結果を捻じ曲げるようなことは致しません」

文書の改ざんで騒いでいる国会議員たちや官僚に聞かせたい、自分のやったことに胸を張れる仕事をしろって。

このセリフと画像、ツイッターで政治的なことをつぶやいている人達にも拡散されていて、時期が時期だけにすごく広がってた。

「高瀬を起訴できなくてもいいんですか?」「それはそちらの仕事でしょう!」烏田に自分たちは自分たちの仕事をした自負をきちんと伝える所長。

戻ってきて、ミコトと東海林に報告する所長、「補助金カットされちゃうかもだけど、職員一人に背負わせて知らぬ存ぜぬはできません!」これもね、国会中継のニュースを見た人ならグッとくるセリフなんだよね。

上司って言うのは、いざという時に守ってくれてこそ、上司だよね。

六郎は糀谷夕希子のプライバシーについて書かれた週刊ジャーナルの事で、末次に文句を言いに来ていた、しかし読者の要望に応えているだけだと袖にされてしまう。

そこへ糀谷夕希子の父・和有(国広富之)がやってきて、この記事を書いた人を知っているのかと聞いてくる。

六郎は、和有をUDIラボに連れてくるみんなにあわす顔のない六郎だったが、「入んなよ」ぶっきらぼうに言う東海林に言われるが遠慮して外に立っている。

和有は、宍倉に夕希子の事件を調べてほしいと依頼し、中堂に事を犯人と決めつけて命日には、脅迫文のようなものを送っていたことを中堂に詫びたいと言っている。

ミコトが中堂に連絡を取ると、荷物の中にある退職届を所長に渡してほしいとミコトに頼んで、宍倉の家に行く。

電話を切られたミコトは、状況を察し、「中堂を探さないと」状況はかなりヤバそうだ。

宍倉が自宅に帰ってきた直ぐ後、中堂は宍倉の部屋に入り込み、彼の肩にフグの毒テトロドトキシンを打ち込んだ。

「症状が出るまでに20分、死ぬまで1時間、この毒は普通の薬物検査では出ない、お前は突然死として片づけられる」

中堂を探すミコトは、木林に連絡を取った、木林はなぜか嬉しそうに中堂のところに向かっていたが、ミコトの勢いに負けて、中堂の居場所を教えてしまう。

六郎のバイクで、中堂の元へ向かうミコト、その間に、宍倉の体の中に毒が回り始めて症状が出始める、中堂は解毒剤を持ち、「お前が持っている高瀬が犯人の証拠を出せと迫る。

体にしびれが出てきた宍倉は、何かの液体が入った瓶に入れてある、あのボールを中堂に渡し解毒剤をもらった、解毒剤を飲み終えた瞬間、中堂の手にあるボールの入った瓶を激しく振り出した。

瓶の中に入っていた液体は硫酸だった、これで高瀬の痕跡も消えてしまった。

そこへ入ってきたミコトたち、フグの毒の解毒剤を飲んだと言う宍倉だったが、ミコトは「フグの毒に解毒剤」なんてないと言う。

「最初に注射したのはただの麻酔、あとから、宍倉が自分で飲むように仕向けたものが本命」

ミコトが何を飲ませたか聞いても、中堂は答えない、ミコトは必死に「私が見たくないんです、不条理な事件に巻き込まれた人間が、自分の人生を手放して、同じように不条理なことをしてしまったら、負けなんじゃないんですか!!」

「中堂さんが負けるのを見たくない、私を絶望させないでください」

そんなミコトをみて、六郎は落ちている瓶を拾い上げ、舐めてすぐに吐き出した、六郎が導き出した薬の種類は、「エチレングリコール」救急車を呼ぼうとするミコトに名中堂が手渡したものは、毒の周りを阻害する注射、これによって宍倉は助かった。

UDIラボでは、所長と東海林が和有を見送っていた、明日の飛行機で、テネシー州の家に帰ると言う、そこには夕希子も埋葬されていると言って所長に名刺を渡す。

東海林は、「ウォーキングできないデッドの国」とアメリカのゾンビのドラマの事を所長に言うが、所長は意味が分からないので、「土葬の国の人だなって」って話していて、もしかしたら糀谷夕希子の土葬された遺体を検査できるかもと思いつく。

火葬せずに持ち帰り、エンバーミング(防腐処理)してアメリカに持ち帰ったことで、遺体は解剖点検できる状態だった、最後の高瀬の犯行を実証できるかもしれないチャンス!

所長は和有と共にアメリカに行き、遺体を持ち帰る手続きを、烏田の力を使って外務省ルートで根回ししてほしいと頼み、遺体は再び日本に戻ってきた

再解剖の担当はミコト、中堂は静かにその様子を見守っていた。

そして…裁判が始まった。

裁判で相変わらず、知らぬ存ぜぬの態度で臨む高瀬、裁判では高瀬の生い立ちに話が及ぶ、幼い頃の高瀬は、母親からの虐待を受けていて、しつけと称して口の中にゴムボールを入れられていたと児童相談所の調書に書かれていた。

そして最初に解剖された時には存在しなかった、現在は使われているDNAを調べることが出来るキットから、高瀬のDNAが検出された。

DNAが発見されたのは、夕希子の口の中、それはまさに、高瀬が自分の母親からされた虐待の再現だった。

しかしその結果を聞いて笑いだす高瀬、「テンプレですね」型通りの詰まらない推理だと言いう。

そんな高瀬を無視してミコトは自分たち法医学者の仕事について語る。

その中で、高瀬を憐れむように見つめながらこう続けた。

「犯人の気持ちなんてわかりはしないし、あなたの事を理解する必要なんてない、不幸な生い立ちなんて興味はないし、動機だってどうだっていい、タダ同情はしてしまいます、このかわいそうな被告人に」

同情と言う言葉を使われたところから高瀬の表情が変わる、ミコトはそれを待っていたかのように、こう続けた。

「被告人は今なお、死んだ母親の幻影に苦しめられて、30を超えた今になっても子供の頃のまんまなんです、誰も彼を救えなかった…」

ミコトの言葉に、高瀬は、「黙れ、黙れ」と言い始め怒って反論する。

「誰に言われたわけでもない、殺したくて殺した、母親は関係ない、26人、俺はやり遂げた、26人だ!俺にしかできなかった!」

ミコトは、証言することで、高瀬に自分から自分がやったと言う言葉を引き出した。

法廷を出ていく宍倉、あとを追う六郎、そして…毛利が、宍倉に殺人ほう助の罪で逮捕状が出たことを伝える。

逮捕の瞬間、末次を呼び出して逮捕の瞬間の写真を撮らせる六郎、これは六郎なりの末次への選別なのだろうと思う。

ミコトは、母に連絡をして、無事裁判が終わったことを伝える「次から次へとご遺体がやってきて、絶望するヒマがない」そう言うミコトに、「最高じゃない」といって笑う母。

遺体に付き添ってまた日本に来た夕希子の父は中堂に会って、娘との最後の会話を中堂に伝える。

「一緒に暮らしていると(中堂に)甘えちゃうから、しばらくは一人でやって見る、でもいつか、2人に戻って一緒に旅をする」

中堂のせいで家を出ていったわけではなかった夕希子。

「夕希子の旅は終わったけれど、あなたは生きてください」手を握り合って別れる二人。

UDIラボもまたいつもの雰囲気に戻り、坂本も帰ってきた。

「中堂さんのことはスナフキンだと思うことにします。」そう言って。

そして新人の学生バイトも入ってきた名前は「久部六郎」と言う法医学の意思を目指しているそうだ。

「法医学は未来のための仕事、よろしくお願いします」元気に挨拶もできた六郎。

みんなと一緒にまた歩き出す。

ドラマ「アンナチュラル」最終回10話の見どころ感想

テーマの深いドラマ「アンナチュラル」

アンナチュラルの魅力は脚本が素晴らしいことと、俳優陣の演技が上手いこと。

毎話ごとストーリー展開に意外性があり、専門性の高い分野の回でも視聴者が理解できるよう分かりやすく描いている。

人の死と生という重いテーマだが暗くならず、生きている人の責任とは何かを問いかける心に響く台詞に感動する。

登場人物に完璧な人間がいないこともリアリティーが高くて共感できる。

みんな何かを抱えながら、乗り越えながら生きている中で、周りの人のかける一言がいかに大きな影響力を持っているかということも考えさせられる。

友情とは何か、帰る家とは何かというテーマの回もあり、毎回解剖される人物背景と、解剖する側の人生が掛けあわせられていて、非常に興味深いドラマである。

俳優陣の演技が上手いので感情移入しやすいという点も評価が高い。

恋人を殺害された殺気迫る井浦新さんの演技が魅力的です

一話完結の事件を題材にしたドラマなのかと思っていましたが、中堂さんの彼女の事件や久部くんのUDIラボへの潜り込みの真相などが伏線となっていて、後半になるにつれて面白味が増すドラマです。

中堂の彼女の事件のことを知り、今まで人間味がないなと感じていた中堂さんの人間らしい部分がだんだんと見えてきて更に興味深くなりました。

中堂の恋人を殺害した疑いのある高瀬を追い詰めるシーンでは、井浦新さんの殺気迫る演技が魅力的でした。

火事の生き残りの人が中堂の事件の真犯人で、更には自首をするという展開は予想外でした。

真犯人とフリー記者の宍戸の関係性も気になります。

最後まで事件の真相が予想できないところが楽しみのひとつでもあります。

井浦新さんの迫真の演技がすごい

最初は、よくいるタイプの変人じみた法医学者なのかと思っていましたが、殺害された恋人のことを本当に大事に思っていたことがよくわかるような迫真の演技てした。井浦新さんと恋人との回想シーンが流れるたびに、切ない気持ちになります。

彼女は念願の絵本作家として、ようやく1冊目の絵本を出せたばかりだったし、彼女がどれほどの思いを持っていたかを知っている井浦新さんは、殺害した犯人を見つけ出して恨みを晴らしたいという思いが生きる原動力のようになっているのだろうと思います。その気持ちは、理解できないわけではありませんが、なんとか思いとどまってほしいと思います。

石原さとみさんも、幼い頃に死と向き合う経験をしているので、そのことを話す機会が出てくるのかもしれないなと思いました。

なぜ、フリーの記者・宍戸は、犯人を知っていたのか?

六郎が、宍戸から受け取った封筒に入っていた記事のコピーと、「ピンクのカバ」のイラスト。

なぜ、イラストを持っていたのかと、疑問に思っていましたが、犯人ではないかと思われている男に、接触しているとは。

でも、なぜ、宍戸は、警察に通報しないのかと。

共犯者ではないかと疑ってしまいます。

イラストを、六郎に、渡すことによってUDIラボに、挑戦状を突きつけているような感じを受け、腹立たしさを感じました。

また、スーツケースに入れられた女性が、襲われるシーンに、犯人のヒントがしっかりと、表されていたのですね。部屋探しをしているシーン。

犯人・高瀬が、不動産屋だということに、繋がっていて、納得しました。

一方、雑誌社に、UDIの情報を流していた六郎。

ミコト達との間に、亀裂ができてしまわないかと、心配になってしまいました。

今期最高のミステリードラマ

このドラマは2018年最高のドラマになるであろう傑作です。

主人公たちの死因を絶対に解明しようとするプロ意識、遺体を巡る人間ドラマ、そして、全編を通じて描かれる大きな謎とどれもがみどころがあります。

遺体の死因を巡る謎を解き明かしていく過程は、ミステリーとして最高です。そして、死因の背景にある人間ドラマに、思わず泣いてしまうほどに切ないです。

生と死という普遍的なテーマが、全編を通して語られているのも、ドラマのストーリーを深いものにしています。

311という現代日本を語る上で避けることができないトピックをも内包しているのも凄いです。

石原さとみをはじめとした各俳優人もすばらしいです。話題だけでキャスティングされたような俳優は皆無です。
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