ドラマ「ミステリと言う勿れ」はどこのvodで見れるの?
ドラマ「ミステリと言う勿れ」はFODで視聴できます。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」と言う勿れの見どころあらすじネタバレ評価は何点?
久能整という人間を知れる
90点
原作を何巻か読んでいたので、ドラマ化は嬉しかったです。
主人公の久能整役を菅田将暉さんが演じられると言うのも安定感がある芝居を期待できて嬉しかったです。
ややこしい話も多いので、ドラマだと分かりやすくなっているかな?と言う点でも期待していましたが、今のところすごく分かりやすいです。
整の着眼点や考え方、持論が本当に変わっていて、説得力があったりハッとさせられることが多く、整の考えを聞くとなんだか生きるのが楽になるなぁと感じます。
原作とは少し違う設定もあったりしますが、きっと原作には原作の良さ、ドラマにはドラマの良さがあると思います。
ドラマではあの話はどういう風に表現されるのだろう?と思いながら見るのも楽しいです。
何より数々の事件と整はどう関わり、どう解決に導くのか、それが何よりの見どころです。
整の過去もこれから描かれると思うので楽しみです。
「人間の本質とは」を深く考えさせられるドラマ
90点
このドラマは、大学生である久能整さんが刑事の方とともに、毎回むずかしい事件を解決していくお話しです。
心理学を学ぶ1人のごく普通の大学生である久能さんが、事件の解決に活躍する点がとても面白く、毎週ドラマ視聴を楽しみにしています。
このドラマの1番の見どころは、久能さんが事件解決に導くまでの、犯人との会話のやり取りだと私は考えています。犯人も、久能さんや刑事の方、その他一般市民の方同様、同じ人間。
犯行に及ぶその背景には複雑な過去や現状、トラウマ、家庭状況など、さまざまな苦しみや悲しみを犯人は抱えています。
それを、久能さんは温かくゆっくりとした自身の言葉による説明を通して、犯人の心を動かし、事件そのものを解決していくだけでなく、犯人のこれまで抱え込んできた苦悩をも優しく解きほぐしていきます。
最初はこんな温かいドラマとは思っていなかったので、とてもびっくりしました。
このドラマに出会えてよかったと思っています。また、このドラマには原作コミックがあるので、そちらも気になっています。
人間の奥深さ、本質について考える良い機会になると私は考えています。
まだご覧になっていない方に、胸を張ってオススメのできるドラマです。
菅田将暉の長台詞に注目
95点
このドラマは主役菅田将暉の熱演が見どころです。
不思議なオーラを醸し出す整くんそのものに見えるほど役に入り込んでいると思います。
いつまで話すのかと心配になるほど長い台詞を言う場面が何度もあります。
長台詞を淡々と語りながらも相手を諭していく独特の雰囲気が素敵です。
毎回不思議な事件が起こりますが、今まで見たミステリードラマとは違って主人公がふと気づいて解決するという少しゆるい方法で解決をします。
今までのミステリードラマでは、主人公が一生懸命証拠集めをして考えて解決するというものが多くありますが、このドラマは今までのドラマとは全然違うので観ていてとても楽しいです。
ゲスト俳優もとても豪華で次回は誰が出てくるのかとワクワクしながら観ています。
漫画を読んでない人にも是非見て欲しい!
90点
このドラマは漫画が原作ということで、漫画を読んでない私からしたら「え…。また原作のドラマかぁ…。」とあまり期待していませんでした。
でも、1話を観てどハマりしました。まず、久能さんのミステリアスなところもありながらも人の心にそっと寄り添うところが良きです。
最初は自分が犯人に仕立て上げられて、警察署で事情聴取を受けていて、真犯人が警察官である薮鑑さんだと知っても、怒らずに「復讐は楽しかったですか?」と淡々と語りかけるところにグッとしましたし、バスジャックされてその犯人がガロくんだと知ってもガロくんを責めることもなく友達なったりと久能さんは不思議な能力の持ち主だなと思ってストーリーに引き込まれます。
ガロくんの事件はまだ未解決なので今後の展開がとても楽しみです。
主人公のキャラクターが魅力的
70点
原作漫画を見たことがないのですが、このドラマを見て逆に原作漫画が見たくなりました。
主人公の整のキャラクターが個性的すぎて、言動を見ているだけで楽しめます。
整が喋る一つ一つのセリフが深く、考えさせられることもたくさんあります。
ぼそっと面白いことを言うので聞き逃してはいけないと常に耳を傾けて集中してしまいます。
そして整をより一層魅力的に見せているのが菅田将暉さんの演技だと思います。
セリフを大事にしている様子が伝わってきて、他の登場人物との掛け合いも面白いです。
整にどのような過去があるのか、そしてこれからどうなっていくのか気になって仕方ありません。
毎話ごとに豪華ゲストが出演するのもこの作品の楽しみの一つです。
ひたすら正論と屁理屈をしゃべりまくる主人公の存在が際立つミステリー漫画
80点
主人公の久能整の性格が、正論と屁理屈だらけで構成されているので、劇中に出てくる登場人物たちからウザいと突っ込まれたり、性格が悪いと言われているところに同意してしまいます。
どんなに正しい事を話していても、ここまでオブラートに包まずにストレートに正論を言われた相手は、結構傷ついているのではないかという気がします。
ミステリー漫画としては、様々な推理小説をオマージュしているのかなというシーンが多々登場してきます。
その一方で、ある女性の死を中心に、各話とは違ったところから伏線が張られているのは面白いと思います。
天使の連続放火事件が現在放送されていますが、この話で出てくるライカという病院に入院している女性が小説のページ数・行数を指定する数列を辿っていくと、そこに書かれた文字・単語を繋げる事で会話をしていくシーンは、奇妙に思えるものの、次第に面白い伝達手段かなと思えてきました。
整やライカなど変わった性格の人たちが登場してくる度に、独特の世界観を醸し出していく作品に感じました。
教祖整くんの大活躍から目が離せない
80点
やはり、整くんの大活躍からは目が離せません。
もっとも、整くん自身は進んで事件に首を突っ込んでいるわけではなく、あくまで警察側からの半ば強引な押しつけによってのものであるというのが、何とも大人の都合感丸出しで興醒めなのは否めません。
しかしながら、度々飛び出す教祖のような悟りきった整くんの言葉は、わだかまりのある心にストンと落ちていく心地良さがあり、なんの誇張もなく好きだなと思いました。
また、荒唐無稽な話を持ち出すのではなく、現実として上手く置き換えられているのが実に巧みであり、自然と引き込まれていきます。
警察側が整くんに信頼を寄せるのも納得せざるを得ません。ただ、もう少し警察としての威信にかけて自力で何とかして欲しいです。