クライシスドラマ動画7話のあらすじネタバレ感想
ファミレスに集まり勉強する若い青年たち。「始めよう」の一言で、高校生坂本(今井悠貴)がパソコンを開く。アップロードの文字を確認し、彼が終わったと報告すると、西郷と呼ばれる青年が「成功を祈ろう。この国のために」と言う。すると全員が同じ言葉を言い合いながら拳を合わせるのだった。
こういうヒロイックでかっこつけた儀式は、幼い子供が好む特有のものですね。誰も見ていないという思い込みがある上に、見られたら奇異に思われるかもしれないという推測さえしない。彼らが少し哀れになります。
その後日本経済連盟のサイトがハッキングされ、平成維新軍が犯行声明を出したというニュースが流れる。それは3日後の6月9日午後1時に悪の根源を取り除いて見せるという内容だった。
土岐田公安部長(奥田達士)が青沼総務部長(飯田基祐)に、前回の里見の事件について話している。乾総監にすぐに警護をつけるか、自宅に留めるかして危険を避けなかったのは鍛冶局長(長塚京三)の筋書きなのか?という問いに押し黙る青沼。土岐田は青沼に困ったら何でも言ってこいと話すのだった。
前回出てきた時は嫉妬を青沼に燃やしていた土岐田が、鋭い勘で鍛冶の本性に気づき、青沼にすり寄ってくるあたりリアリティありますね。蛇がうようよいるといった感ありです。
部屋を出たところで青沼は鍛冶と顔を合わせる。青沼の様子がおかしいことにすぐに気づく鍛冶。今回の維新軍のテロ予告に対し特捜班を動かすにあたり、鍛冶は青沼にフォローを指示する。犯行予告日まであと2日。
特捜班オフィスでは維新軍の手がかりをつかめずにいた。悩んでいる様子の大山(新木優子)に田丸(西島秀俊)が気づいて声をかける。大山が重要な情報を口にする。
昔自分がハッカー仲間とトゥルーストゥルーパーズというチームを組んでいたが、その結成の半年前に自分と坂本はすでに銀行をハッキングして失敗していたこと。そして今回の声明文にあったフランス革命家の言葉は自分が坂本に教えたものであること。
うーん。ここもまた、大山から聞いたかっこいい小難しい文章をそのまま思わず使ってしまった坂本の幼稚な面が露わになります。周囲も「それかっこいいじゃん」と賛成したのでしょう。実際にそれを教えた岡田(大山)から、正体がバレるかもしれないとは露ほども考えなかったのでしょうか。
坂本の素性は全くわからないが、一度みたことのないアドレスから坂本がメールしてきたことがあるので、それを手繰れば坂本にたどり着けると大山は話す。
高校生坂本が帰宅したところを捕らえた特捜班。正面に立つ大山。背後から近づく稲見(小栗旬)はいちはやく宇田川圭介を狙ったテロの際に広場から立ち去った少年と同一人物と気づく。少年は動ずることなく彼らに捕まって連行される。
班長吉永(田中哲司)が、坂本の実家である大庭宅を訪問し、彼の両親を聴取。両親は動揺するばかりで何も知らなかった。
坂本の自室を捜査する大山と樫井(野間口徹)。パソコンのパスワードはまったく手がかりをみつけられないものの、本棚の後ろから、宇田川圭介誘拐犯がかぶっていた白面を見つけ出す。
西郷がパソコンを開いてメールを送信している。「坂本離脱によりこのチャンネル閉鎖。計画終了までは定期連絡を中断する」一斉に「了解」の返事が来た後、西郷が強制切断する。
マスクを見せながら、吉永が坂本を取り調べるが、全く口を割ろうとしない。大山がパスワードをみつけられず、パソコンはいまだ開けずにいる。彼女は10桁のパスワードは忘れないために思い入れの深いものが使われるはずだと予想していた。
その頃山中で、維新軍の犯行部隊の若者らが銃撃訓練をしている。
大山が坂本と話をすることとなる。一つだけお願いがあると話す大山。なんだろう?
それは部屋のカメラの電源を切ることだった。坂本は、彼女が昔の仲間・岡田であることに気づく。そして彼女がもともと裕福な家の人間と聞いて落胆する。坂本は銀行ハッキングの計画を練っていた時が自分にとって最高の時間だったと言って笑う。
大山は彼に、本当に何か変えたかったら、姿を現して最前線に立つべきだと諭す。そして自分が姿を消したのは、卑怯な自分に気づいたからだと言って涙をこぼすのだった。
変わって吉永が坂本の取り調べを始める。すると坂本が逆に質問を始める。
年収を聞かれた吉永が700万と答えると、自分の家は550万の収入で住宅ローンは25年あると話し出す。自分のように取り柄のない人間が成功するためには、まず一流大学に入らないといけないが、借金を背負い夢を追う時間もない。しかし金持ちの子供は親のコネで成功者として社会へ出ていく。
格差社会に突入し、国に騙されて気づいていない人たちに気づかせる存在が必要だと彼は熱弁し、無関心な大人になる前に一矢報いねばならないと話す。そして最後に、自分がまだ未成年であることを忘れないで下さいと言って不敵に笑うのだった。
維新軍は正義をうたいながら、常にどこか逃げ道を作っていますよね。これって大きなポイントだと思います。匿名で姿を現さない上、みつかっても未成年だから正当な罰を受けることがありません。
以前出てきた純粋な復讐心を持つ藤崎兄弟や、高校生で心柔らかい坂本のような少年を洗脳して、西郷のようにしたたかな男が自分のコマとして使っていますが、これって彼らが成敗しようとしている政治の世界の構造と何ら変わらないではないですか?
踊らされている少年たちが、美しく飾られた言葉に酔って全くそのことに気づかないのが悲しいですね。いつの世も若者たちは戦う相手を探さずにはいられないもの。学生運動を思い起こせばわかることです。それを利用されているだけなのに。。。
標的は政治家と睨んだ特捜班は、政治家に警報を出すことを決める。
パスワード解明に苦労する大山に、稲見はお前の直感を信じて奇跡を起こせと言うのだった。
犯行予告日の朝。維新軍犯行部隊の面々が駅で別れる。ニュースでは、テロ予告時刻には衆議院本会議中なので、永田町が厳戒態勢であることを告げている。
煮詰まった大山はもう一度坂本と話をすることに。手を汚さず社会を混乱させるのがそんなに楽しいの?という彼女の言葉に、坂本は「君の必死な顔見るのが一番楽しい」と答える。何かに気づいた大山がオフィスへ引き返してくる!やっと気づいたかな?
銀行侵入の時が最高の時間だった、という昨夜の坂本の言葉にひらめいた大山。銀行ハッキングの日付がビンゴ!パスワードとわかりパソコンが開く。うーん、もう少し早く気づいてもよかったのでは?でも間に合ったからセーフですね!
取調室にいる班長を稲見が呼び出す。そして坂本に一言。「お前案外センチメンタルなんだな」これやっちゃうから尚更子供は大人を憎むようになるんですよー。稲見は相手がガキだから言ったわけでは決してないのでしょうけど。
坂本のパソコンの情報から、ターゲットが現職大臣らの子供五人だということがわかる。全員大学生だった。早速特捜班が現場へと出動する。
各大学の各ターゲットに忍び寄る実行犯たち。講義室にいた厚生労働大臣の息子は、事件についての電話を受け部屋を飛び出して逃げようとするが、実行犯の女が銃を構えて待ち構える姿を見て立ちすくむ。
そこへ大山が飛び出して銃を叩き落とし、青年を連れて逃げる。追う犯人。しかし物陰で待ち伏せていた大山が女を取り押さえる。
競技場で走る青年をじっと見つめ、銃を出そうとするベンチの実行犯の女。樫井が隣に座り、その手を留める。「止めておけばチャンスはある。」
もう一人の別のターゲットも、構内で電話を受け走って逃げだす。追う犯人。しかしそれを吉永が捕らえる。
図書室の女子大生を狙う実行犯。こちらも田丸が差し押さえる。
そして最後のターゲットの青年が、構内アナウンスで呼び出される。現れた犯人が銃を向けるが稲見が飛び出して抑え込む。叫んでいる犯人に、「お前が自由になった時、あいつがひどい人間だったらまた狙えばいい。」と稲見は諭すのだった。
銃の訓練を重ねたとはいえ、維新軍の誰もが完全な子供である上にド素人で、考えも浅はかだということが浮き彫りになります。赤子の手をひねるとはこのことなのでしょうね。老獪なオトナたちへの憎しみは益々募ったのはないでしょうか。
取調室の坂本は、残念と言いながら笑う。彼に手錠をかける吉永。しかし彼は言う。またすぐ維新軍の活躍が見られる。今の時代誰でもテロリストになれるんだ、と。
彼の暗示する通り、ネットの書き込みには維新軍を支持する若者たちの声で溢れているのだった。
今回もまた現在日本の病巣ともいえる事実をえぐる内容でした。ドラマの中だけではなく、現実世界の善と悪をもわからなくさせる内容の深さに驚かされますね。
大山が大役を果たし、若者のメンツを保ったといった感がありました。彼女のように一歩精神的に大人になれれば、ブレーキをかけることができるのですね。しかし留まる者も、暴走する者もいわば紙一重で、その間に位置している者たちもどちらにも変わり得るのです。それは大人も皆同じ。個人的には、鍛冶が狙うものが“どちら側”にあるものなのかがとても気になるところです。
ますますヒートアップしていくテロとの戦いから目が離せません!
➡クライシスキャスト
➡クライシス1話
➡クライシス2話
➡クライシス3話
➡クライシス4話
➡クライシス5話
➡クライシス6話
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今日の「CRISIS」のアクションシーン
公安機動捜査隊特捜班VS教団 pic.twitter.com/1JkRClTigS— にっちゃん (@jin_nitchan) 2017年5月30日
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クライシスはdtvでは見法題の作品なので、全話無料でDTVではクライシスが視聴できます。
本作品の配信情報は2018年10月16日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。
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