ドラマ「わたしを離さないで」は実話なのでしょうか?
ドラマ「わたしを離さないで」の原作はノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロさんです。
この季節になると、ノーベル文学賞の話題に村上春樹さんのお名前がのぼりますが、今回カズオ・イシグロさんが受賞!村上さんは残念でしたがカズオ・イシグロさんの作品も本当に素晴らしく、中でも一番素敵と思う作品の表紙を民野宏之さんが描いている事を何だか自分の事の様に嬉しく思います! pic.twitter.com/sZPgeXwNbX
— スペースユイ (@spaceyui) 2017年10月5日
この原作は小説です。
わたしを離さないで実話の内容
わたしを離さないで。
涙活しすぎたー(;_;) pic.twitter.com/EYZxquAuWh— 元あやたむむ@げーむ時々キャス垢 (@aytam_iruna) 2016年3月24日
わたしを離さないでの小説の内容は、外部から隔離された施設で育った子供達の物語です。
原作では実はこの施設の目的が「臓器提供」をするための臓器を育てるためのショッキングな施設だったのです。
そして、この子どもたちが実は「クローン」というショッキングな内容。
もちろんいまの法規制ではクローン人間は禁止されています。
なので、このわたしを離さないでは、実話ではありません。
カズオ・イシグロ原作「わたしを離さないで」
2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ原作の作品です。2005年に発表された長編小説のドラマ化で、「普通の子ども」たちがある日"特別な使命"を与えられていることを聞かされ、3人が自分たちの「本当の運命」を知り、"特別な使命"をたどっていく物語です。
原作では、イギリスの施設で育てられている子どもたちという設定でしたが、2016年にドラマ化された時には、舞台を日本に置き換えて作られ、現実味のない設定だったということもあり、平均視聴率は、6.8%だったそうです。
主演の綾瀬はるかさんは、役作りのため渡英し、日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏と4時間以上にわたり対談しました。
その2年前の2014年には、蜷川幸雄監督のもと舞台化もされた作品です。
今年であれば、さらに話題になっていたと思いますが、これから再放送や、再演の可能性もあると思います。
中でも、水川あさみさんの演技力を絶賛する声が多く、切なさを見事に演じ切っていたと憎まれ役の優しさを好演しました。
三浦春馬さんの演技は鳥肌もので、動物的な役柄を、凄まじい演技で演じ切り、イケメンだけじゃないと世間を驚かせました。
原作はもちろん、演出、役者、ストーリーいずれも評価の高い作品です。
わたしを離さないでドラマ動画の見どころ感想
綾瀬はるかさんのイメージに合わなかった
このドラマ『わたしを離さないで』が放送された当時は、原作者が今のようにノーベル文学賞を受賞したわけではなく、知名度がそれほど高くはなく、知っている人は知っている、という程度で、主役の綾瀬はるかさんが、それまでに演じた役ではなかったので、最初は話題になりました。
しかし、その話題は良い方の話題ではなく、いつものかわいい綾瀬はるかさんが見られると思っていた多くの人の期待を大きく裏切るものだったため、視聴率が伸びませんでした。
また、三浦春馬さんも、それまでのイメージを覆すような役でしたが、あまり受け入れられなかったと思います。
その中で、水川あさみさんだけは、きっちり演じていたと思いますが、ドラマ全体のイメージが暗く、日本のドラマとしては受け入れ難いものだったと思います。
気になって最後まで見たドラマ『わたしを離さないで』
ドラマ『わたしを離さないで』が始まる前は綾瀬さんが好きだから単に見てみようと思って毎日録画することにして、いざ1話目を見たら今まで見てきたドラマと雰囲気や内容が良い意味で違和感ががあり、毎週気になって見てました。内容も、現実にありそうでなさそうなギリギリのリアルさで、怖いけど最後どうなるんだろうと気になって仕方なかったです。
出演している人達も豪華だし、ずっとシリアスな演技をしている綾瀬さんも見どころだったと思います。
水川さんが演じる役もなかなか癖のある女性で、意地悪な場面や病的な嫉妬や、毎回綾瀬さんの役を困らせては楽しんでいたり、泣いていたり、こういう人いそうだな、でも身近にいて欲しくない友人をしていて、なりきっていた感じが一番見ていて面白かったし気になる部分でした。
内容はとても暗いです。未来がないのを知っていて、生きる価値があるのかと、ずっと考えて生きている人達がどのように自分を持って最後まで生きるのか。
1日1日がとても大事なんだと現代の人達にも言えるメッセージ的な内容でもあったような気がします。
ただ、ドラマの中のセットだったり、原作だったり、イメージしてしまうのはヨーロッパ的な海外の雰囲気で、日本人が演じていると少し違和感がありました。
生まれてきた使命が命を繋ぐこと
臓器移植のドナーをするためだけにつくられた人間だったことがわかったとき、それを思い付いて施設長として実行した人はすごいと思いました。
一人の人間を育てるのはとても大変なことで、何人育てても同じようには育たないのに、ドナーが使命だと洗脳させて何十人もの生徒たちを育て移植をさせてきたその精神も労力も尋常ではないなと思いました。
そんな施設で生まれ育った人たちは、普通の人たちがするような恋愛だって結婚だって出産だって普通の生活をすることだって許されないというか出来ないのは、通常の人と同じ知能があるのに可哀想だと思いました。
まだ生きたいのにドナーにならなければならないジレンマが辛いと思います。
逃げることは出来ないのか、拒否は出来ないのか、人権を無視されて選ぶ権利すらない人たちがかわいそうです。
でも、移植してくれるドナーを待っている患者からしたら神様のようなものです。
そもそも生徒たちは皆クローンだと言ってたけど、始めはどうやって作り上げたのか気になるところです。
水川あさみの役柄はとても嫌な人でした。人の好きな人を奪うしわがままで自分本意な性格は嫌われる要因だと思います。
現実にもそういう女がいるところはクローンでも変わらないんだなと思います。
わたしを離さないでの動画はどこで見れるの?
わたしを離さないではなんと
映画とドラマがあるんです。
ドラマは綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみの3人が出演しています。
そして映画『わたしを離さないで』は、2010年のイギリス映画です。
しかも、ラッキーなことにこの2つの『わたしを離さないで』がunextという動画配信会社で見れます。
そしていまならunextはお試しキャンペーン中で31日間視聴できます。
ドラマ『わたしを離さないで』は見放題なので全話みれます。
しかし、映画『わたしを離さないで』は324ポイントが必要なんですが、このお試しキャンペーン中に600ポイントもついているので
映画とドラマの『わたしを離さないで』が両方見れます!
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