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マトリックス・レボリューションズの概要
マトリックス・レボリューションズはマトリックスシリーズ(三部作)の完結編で、2003年に世界60ヶ国で同時上映されました。
監督はアンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー、主演はキアヌ・リーブスです。
ジャンルはSF、アクション。
機械が支配するマトリックス(仮想現実)から人類を解き放つために、能力が覚醒した救世主ネオと人類最後の町ザイオンの人々で機械に対抗する様を描きます。
主な登場人物キャスト相関図
ネオ/トーマス・A・アンダーソン(キアヌ・リーブス/吹・小山力也)
この物語の主人公で救世主。
人類最後の街ザイオンを救うことが唯一出来る救世主だと言われてきましたが、それも全て機械によってコントロールされていた事実が判明。
しかしネオは機械にコントロールされているとはいえ、かつての救世主とは違う行動を自らの選択(意志)で行ってきました。
機械と人類の戦争に終止符をうち、平和をもたらすにはスミスを倒すしかないということに行き着きます。
しかしスミスとの戦いで目を焼かれてしまいネオは視力を失います。
しかしそのことで能力に目覚め視力を失ったかわりに今まで見えなかったものが見えるようになるのです。
トリニティー(キャリー＝アン・モス/吹・日野由利加)
この物語のヒロインでネオの恋人。
愛するネオのため自分の命も惜しまないトリニティーは今回もネオのためメロヴィンジアンに立ち向かいます。
前作で1度命をおとしネオに生き返らされました。
しかし今回、機械との最終戦争でネオＶＳスミスの戦い直前にトリニティーは死んでしまい生き返ることはありませんでした。
モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン/吹・玄田哲章)
ネブカドネザル号の船長で、ネオ、トリニティーらと共に敵に立ち向かってきました。
今作ではネオとトリニティーが機械のアジトへ向かう一方で、モーフィアスはかつての恋人ナイオビたちと共にザイオンを守るために手を尽くします。
希望がない状況になってもネオを信じ続ける者の1人です。
ナイオビ(ジェイダ・ピンケット＝スミス/吹・本田貴子)
ロゴス号の女船長。
前作から登場し、モーフィアスたちに手を貸してくれたりと協力してくれます。
他の各船長が反対する中でもナイオビだけはネオに自ら進んで手を差し伸べます。
モーフィアスと同じくネオを信じる者の1人で、ザイオンを救うために見事な船の操縦をこなし活躍します。
リンク(ハロルド・ペリノー・ジュニア/吹・大川透)
ネブカドネザル号のオペレーター。
妻のジーとの約束通りザイオンへの帰還を果たします。
リンクの見せ場はザイオンから機械を追い出すためEMPを発動するシーンです。
オラクル(メアリー・アリス/吹・此島愛子)
預言者、プログラム。
オラクルの望みは人間と機械の争いに終止符をうつことでした。
ネオに助言を残した後、スミスに体を乗っ取られてしまいます。
2作目まではグロリア・フォスターが演じていましたが亡くなったため今作ではメアリー・アリスが演じています。
セラフ(コリン・チョウ/吹・辻谷耕史)
オラクルのボディガード。
ネオを救うために、モーフィアスらを連れてメロヴィンジアンのもとへ案内します。
今まではスミスよりも強かったのですが、一段と強くなったスミスに体を乗っ取られてしまいます。
ミフネ(ナサニエル・リーズ/佐々木勝彦)
ザイオンの防衛隊隊長。
ザイオンに攻め入る機械から守るために先陣きって戦います。
ハンマー号が到着直前にミフネは機械に切り刻まれ死んでしまいますが、最後まで見事な戦いぶりを披露します。
キッド(クレイトン・ワトソン/吹・緑川光)
ザイオンのまだ16歳の少年ですが、防衛部隊に志願します。
ネオに命を助けられた日から忠誠心にあふれ、ザイオンのために戦いたいと熱意を表します。
兵器のプログラムのテストを受けていないにも関わらず乗りこなし、ハンマー号を受け入れるためのゲートを開けることにも成功し活躍します。
サティー(タンビーア・K・アトウォル/吹・最上莉奈)
幼い少女のプログラム。
マトリックスと現実世界の間にある閉鎖空間(駅のホーム)でネオと出会います。
家族と離れ離れになりオラクルのもとへ行きますが、セラフといるところへスミスがやってきて乗っ取られてしまいます。
最後にはサティーは無事元通りに。
スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング/吹・中田和宏)
ネオに一度倒されたことにより、相手を自分に変える(コピーする)能力に目覚め、ネオに復讐するためつきまとう。
どんどん力をつけ、いまやマトリックスを侵食し支配しようとしています。
トレインマン(ブルース・スペンス/吹・遠藤純一)
閉鎖空間(駅のホーム)の創始者で番人。
メロヴィンジアンの指示で動きます。
閉鎖空間から電車に乗りマトリックスへ入ろうとするネオを力づくで阻止します。
メロヴィンジアン(ランバート・ウィルソン/吹・中村秀利)
エグザイルの頭で古いプログラムの1つ。
前作でネオに敗北したことから、ネオを閉鎖空間に閉じ込めておこうとします。
しかしトリニティーの気迫に負け、ネオを脱出させます。
ベイン(イアン・ブリス/斉藤瑞樹)
前作でスミスに乗っ取られてしまいます。
船で目を覚ましたベインは仲間を殺害し、ネオとトリニティーの乗るロゴス号へ潜伏します。
そして(見た目はベインですが中身はスミス)ネオを襲います。
ネオの視力を奪い勝ち誇りますが新たな能力に目覚めたネオにやられてしまいます。
映画「マトリックス・レボリューションズ」のあらすじネタバレ見どころ感想
マトリックスと現実世界の間にある閉鎖空間に閉じ込められたネオ
前回ハンドパワーで機械を自滅させ意識を失ったネオは、救出された船で眠ったままの状態でした。
側ではトリニティーが心配そうに見守り、船員たちも謎のネオの状況に困惑します。
チューブは繋がっていないのにまるでマトリックス内にいるかのように眠りについているからですね。
そんなネオの意識は、マトリックスと現実世界の間にある閉鎖空間にありました。
その場所の見た目は駅のホームです。
そこで目覚めたネオの目の前にはサティーという少女のプログラムが。
サティーはこの場所の説明をします。
そばにはサティーの父親と母親のプログラムもいました。
サティーはこれからやってくる電車に乗り込みマトリックス内へ行くのです。
その電車にはトレインマンという番人がいて、トレインマンが誰を乗せるのかも全て管理していました。
指示をだしているのは権力者であるメロヴィンジアン。(前作で一度ネオに敗北しています)
サティーは両親と離れ離れで1人でマトリックスへ行くことが許され、両親は娘を愛し守るために自分たちが消滅することをも受け入れています。
プログラムに｢愛｣といった感情は組み込まれていないはずだとネオは疑問を抱きます。
ネオも電車に乗りマトリックスに入ろうとしますが、それにはメロヴィンジアンの許可がいるようです。
その頃モーフィアスたちの方では、預言者オラクルから接触がありました。
モーフィアスとトリニティーはオラクルに会いに行きます。
そこで、ネオを閉鎖空間から助け出すにはトレインマンが必要だと助言します。
トレインマンのもとへは、オラクルのボディガードであるセラフが案内することに。
ネオはトレインマンに邪魔され電車に乗れずにいたがトリニティーが救出しに現れる
セラフとモーフィアス、トリニティーはトレインマンのもとへ行きます。
しかし3人を見るなりトレインマンは逃げ出し銃を放ってきます。
結局トレインマンを捕まえることは出来ず逃げられてしまいました。
3人はメロヴィンジアンのいる屋敷へ向かいます。
一方逃れたトレインマンは電車に乗って、ネオのいる駅のホームへ現れます。
サティーと両親は荷物を持ち電車に乗り込み、ネオも乗り込もうとします。
しかしトレインマンが許可がおりていないネオを阻止します。
ネオは力づくで乗り込もうとしますが、トレインマンに吹き飛ばされてしまいます。
普通に戦えばおそらくネオの方が強いのですが、閉鎖空間はトレインマンが作ったプログラムなので全て彼の支配下にありました。
ネオは電車に乗ることが出来ず置いてきぼりになります。
電車に乗りマトリックスに入れない以上、ネオは永遠に閉鎖空間に閉じ込められてしまうのです。
メロヴィンジアンに交渉しに行ったモーフィアスらでしたが、メロヴィンジアンはやはりネオを閉鎖空間から出す気はありませんでした。
トリニティーはメロヴィンジアンに銃を突きつけ、自分もメロヴィンジアンの部下に銃を突きつけられます。
数は圧倒的にメロヴィンジアン側が多いです。
トリニティーは自分が死ぬ覚悟でメロヴィンジアンを殺しネオを脱出させる方法を選んだのです。
トリニティーの本気を見抜いた妻に指摘されたメロヴィンジアンは、ネオを脱出させることにします。
1人たたずむネオのもとに電車がやってきます。
乗っていたのは迎えに来たトリニティーで、再会した2人は抱き合いモーフィアスらの待つ船へ戻ります。
オラクルに会ったネオは戦争を終わらせるにはスミスを倒すしかないことを悟る
ネオは預言者オラクルに会う必要があり彼女に会いに行きます。
オラクルはサティーとクッキーを焼いていました。
オラクルはサティーにクッキーをセラフに持って行かせ、ネオと二人きりで話をします。
ネオはこの先がどうなるのかをオラクルに聞きます。
それはオラクルにも分かりませんでした。
マトリックスの創始者であるアーキテクトは、ネオがソース(核)に戻らなければザイオンは今日中に滅びると告げていました。
オラクルはそんなことは無い、全てはネオの選択にかかっていると告げます。
オラクルが望むことはネオと同じで、機械と人間の戦争に終止符をうつことでした。
そのためにネオがすべき事、ネオには分かっていました。
ネオはソースに戻らず、今マトリックスを滅ぼそうとしているスミスのもとへ行く選択をします。
スミスはネオに相反する者でした。つまりスミスはネオでもあります。
ネオがプラスならスミスはネオのマイナスということです。
ネオは決意しオラクルのもとを去ります。
ネオが去ったあと、セラフはサティーを連れ出しますがスミスに見つかってしまいます。
セラフ以上に強くなったスミスはセラフたちを追い詰め自分自身に取り込みます。
スミスはさらにオラクルのもとへ行きます。
預言者であるオラクルはスミスが自分に何をする気か分かった上でただじっと座って見つめていました。
スミスは預言者の目(能力)が欲しくてオラクルを取り込みコピーします。
オラクルの能力を手に入れたスミスは不気味に笑います。
ハンマー号がザイオンへ戻ろうとする中ネオは機械の中心部マシンシティに行くと決断
ネオがハンマー号(現実)へ戻り、ベインが目を覚ましました。
ハンマー号の船長はベインを尋問しますがベインは何も覚えていないと告げます。
ベインは前回、ベインの行動によりたくさんの仲間を敵に虐殺されてしまったんですね。(ベインはスミスに乗っ取られています)
ハンマー号の船長は、船医にベインから真実を聞き出すよう指示します。
そこでナイオビらが乗っているロゴス号を発見し救出します。
モーフィアスや各船長はザイオンへ向かう算段を話し合っていました。
その頃ザイオンでは、間もなく侵略してくる機械への防衛対策を練っていました。
ミフネが隊長となり計画をたてていきます。
兵士だけでなく一般市民からも志願兵を募集し全力で立ち向かおうとしていました。
ザイオンの少年キッドはミフネに隊に入りたいと志願します。
キッドはネオに命を救われたことで恩を感じていて、ザイオンを守るために手を尽くしたいと考えています。
キッドは16歳なので志願資格はありませんでした。
ミフネに断られるも熱意を見せ、キッドは補給係として隊にいれてもらえることに。
ザイオンとハンマー号は通信が途絶えたままで、ロック司令官らはハンマー号が助からなかったと思っています。
ネオたちがいない今自分たちでザイオンを守るべく全力を尽くします。
話はハンマー号に戻ります。
モーフィアスたちは、ハンマー号とロゴス号2隻の船でザイオンへ戻る計画を話あいます。
そこへネオが現れ、自分は機械の中心部マシンシティへ行かなければと告げます。
だから船が1隻必要だと。
無謀で命を捨てに行くようなものだとハンマー号の船長は船を貸すことに断固反対します。
ネオの固い意志にナイオビがロゴス号を貸すと提案します。
ナイオビは救世主というよりネオ自身を信じていました。
ネオがマシンシティへ行けば生きて帰れないことはトリニティーにも分かっていました。
しかしトリニティーはネオは絶対に行くことも分かっていました。
だからトリニティーもネオと共にマシンシティへ行く決断をします。
メロヴィンジアンからネオを救い出すために命をかけた志は今も変わっていませんでした。
今まではネオはトリニティーが危ない目にあうことを回避しようとしてきましたが、今回はお互い通じ合っているかのようにどちらも同じ覚悟でした。
ネオとトリニティーはロゴス号でマシンシティへ。モーフィアスらはハンマー号でザイオンへ帰還します。
二手に分かれた船は出発します。
ロゴス号に潜んでいたベインがトリニティーを襲いネオの視力を奪う
出発して間もなくハンマー号では異変に気付きます。
スミスに乗っ取られたベインが船医を殺してロゴス号に逃走していたのです。
ベインはまずトリニティーを人質にとりネオに武器を捨てさせます。
スミスは自分の正体を明かします。
見た目はベインで中身はスミス。この有り得ないことにネオは驚き、スミスの力がどんどん増幅していることに気付きます。
そしてトリニティーを地下へおとしたスミスはネオにレーザー銃で攻撃します。
ネオも反撃しますがあと一歩のところでそばにあった電気配線を顔に浴びせられます。
目に直撃したネオは焼かれ視力を失います。
しかし視力を失いましたが、金色の光で電子が見えるようになりスミスを追い詰め倒します。
ネオは操縦が出来なくなりトリニティーの操縦でマシンシティへ向かいます。
ハンマー号もまたナイオビの天才的な操縦で、まとわりつく機械を蹴散らしながらザイオンを目指します。
ザイオンでは、APU(ロボットみたいな戦闘スーツ)を配置につかせていました。
ロボットスーツといっても体はむき出しです。
ミフネが指揮をとります。
リンクの妻ジーも避難せずに防衛部隊に残り戦う決断をしました。
いよいよ機械が門を破り攻め込んできました。
ミフネと部隊は銃を乱射しまくり撃ち落としていきます。
ジーたちも各ポジションから機械を撃ち落としていきます。
キッドは緊迫したなか弾の補給係として合図を待っていました。
ミフネが戦いの末殺されキッドがゲートを開きハンマー号がEMPを作動
ザイオンもハンマー号もどちらも機械の攻撃を受けていました。
ザイオンの防御室ではハンマー号の存在を探知しました。
ハンマー号が10分足らずでゲートに通過することがわかりました。
ハンマー号がEMPをうてば機械を退却させることが出来ます。
しかしEMPをうてばザイオン側の防御システムも壊滅してしまいます。
つまり機械がすぐさま戻ってくれば打つ手がなくなるのです。
しかし最善の策はそうするしかありませんでした。
ミフネの合図でキッドは弾を補充しにミフネのAPUへ。
少しもたついてしまいましたが補充は完了。
しかしミフネは機械に切り裂かれ死んでしまいます。
死ぬ間際にミフネはキッドに、ゲートを開けるよう指示します。
キッドはAPUを操作したことがありませんでした。
ミフネは｢お前なら出来る｣と言い残して死んでしまいました。
キッドは言われた通りミフネのAPUに乗ってゲートへ向かいます。
しかし機械が邪魔をし倒れてしまいますが、後からジーが援護しキッドはゲートを開きます。
同時にハンマー号が突き破ってきました。
モーフィアスの合図でリンクがEMPを作動し勝利したかのように見えザイオンの人々は歓喜をあげます。
リンクとジーも無事再会。
しかしEMPの作動によってザイオンの防御システムも壊滅し、機械が再び攻め込んでくる寸前でした。
ロック司令官は先を読み、すぐさま応急に対策をとります。
評議員たちに呼び出されたモーフィアスらハンマー号のメンバー。
モーフィアスは、ネオが諦めない限り我々も諦めないと意思表示します。
しかしザイオンにはもう為す術はなく内部まで機械に侵食されるまで時間の問題でした。
猶予はせいぜい2時間。
ネオが終わらせない限りザイオンは滅びてしまいます。
結末は墜落した際にトリニティーが死にネオはスミスと戦い倒すために自分も死ぬ
格闘シーンの中で１番すごいのはマトリックスレボリューションズだと思う！特にこのシーン！#印象的な格闘シーン pic.twitter.com/YCgF02xzCx
— おおたに＠映画垢 (@fincher1106) 2016年11月13日
ネオとトリニティーはマシンシティの目前まで来ていました。
しかしそう簡単にはいかず、ものすごい数の機械が船めがけて攻撃してきます。
ネオのハンドパワーでも防ぎきれない程の数でした。
ネオはトリニティーに上空へいったんあがるように指示します。
トリニティーは空高く船を操縦し雲を抜けた瞬間、そこには本物(現実)の空が一面に広がっていました。
その美しい光景に時がとまったかのようにトリニティーは息をのみます。
同時に船は勢いよく急降下します。
船は地面に激突し、ネオはなんとか助かりトリニティーの名前を呼びます。
トリニティーは弱々しく返事をしますが彼女の体には無数のパイプが刺さっていました。
ネオには見えませんが、トリニティーはもう助からないことがわかりネオに最後の言葉を残します。
ネオは涙しますが泣き崩れる時間もなく機械の中心部へ向かっていきます。
機械の親玉が現れネオは話かけます。
スミスが間もなくマトリックスを壊滅させること、それを阻止出来るのは自分だけだと取引をもちかけます。
望みは何かと問われ、ネオは平和だと答えます。機械と人間の戦争の終わりですね。
取引は承諾されました。
一時休戦のため同時にザイオンでは機械が攻撃をやめ撤収していきます。
モーフィアスはその様子を見てネオが今戦っていることを悟ります。
ネオは大量のスミスに囲まれ1人で立ち向かっていきます。
悪天候の中、空中を舞い激しく戦いを繰り広げます。
スミスが高い位置からネオを地面に叩きつけます。
ネオはふらふらになりながら立ち上がろうとします。
そんなネオにスミスは苛立ちます。何故立ち上がってくるのかと。
スミスはオラクルを乗っ取り手に入れた能力(予知)で、自分がネオに勝利することが分かっていました。
それなのにネオは自分の心に従い選択をし立ち向かってきます。
プログラムであるスミスには｢心｣はありません。
機械には心はなく、感情や心は人間にしか分からないものなんですね。
強い意志を持ち何度も立ち上がるネオにスミスは怒りと同時に恐れも抱いているようでした。
そしてスミスはネオをコピーし乗っ取ります。
全て終わったかに見えましたが、スミスとなったネオは光(意識)の中で抵抗し力を使い自分自身を破壊しました。
同時にスミスも破壊されて終止符がうたれました。
機械の親玉は約束通り戦争を終わらせます。
ザイオンから機械が一斉に引き返していきます。
キッドはネオが戦争を終わらせたことをふれてまわり人々に勝利を伝えます。
モーフィアスはずっと待ち続けた光景に涙します。
ネオは親玉に優しく引きずられ光の中へ連れていかれました。
その後。
戦争で荒廃したマトリックスは平和を取り戻し美しい景色が広がっていました。
公園のベンチにはオラクルが座っていました。
そこへアーキテクトがやってきます。
この戦いの結末は、人間と機械の調和が保たれるといった形になりました。
オラクルは、この平和は人間と機械が両者望む限り続いていくと穏やかに言います。
アーキテクトも、マトリックスから離脱したい人間は解放すると約束し去っていきます。
そこへ目が覚めたサティーとセラフがやってきます。
サティーは嬉しそうにオラクルへかけより抱きしめます。
セラフはオラクルに、これも全て予知していたことなのか尋ねます。
オラクルは知らなかったと告げ、ただ信じていたと口にしました。
こうして機械と人間の戦争はネオによって終わりを迎え新たな時代の始まりへと進化していくのでした。
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