辛くて長い語学習得の道・・・もしも英語で映画を見ることで楽しく英語で勉強する方法があったら、知りたいと思いませんか?
この記事は映画を使った英語の勉強方法を知りたい男性・女性のために、映画で英語を勉強し、イギリス留学を成功させた女子学生あやみが書きました。
勉強方法だけではなくて、英語学習におすすめな映画も紹介しています!
ぜひ参考にしてみてください!
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映画で英語の勉強はできるの?
あなたが英語を勉強したいのはなぜですか?
- 英語が話せるようになりたい
- ネイティブの人が話していることを理解できるようになりたい
- 英語を仕事にしたい
この3つを総合して勉強できるのが、実は海外映画を見ることなのです。
実際にネイティブの人が使っている英語の表現を聞くことはリスニング力アップになりますし、どういう使われ方をしているのかを知ることで自分が英語を話すときにも使えます。
また、映画を見ることはその国の文化や歴史を知ることもできます。
英語の勉強目的でなくて、日本語の日本映画だって「見て勉強になった」って思うことありませんか?
映画を見ることでネイティブと共通の話題を作ることができたり、専門的な単語を知ることができたりしますよね!
映画を使って英語を勉強すれば、自分の人生の幅を広く、豊かにもなりますよ!
もちろん、映画を使わないで教科書だけで勉強しても良いです。
それで喋れるようになった人もいるでしょう。
ですが、英語をを教科書だけで勉強してしまうと、ある一定のレベルにはもちろんいけますが、海外に実際に住んだり実際に話そうとしたときにつまずきます。
私もそうでした・・・あんなに勉強したのになんでできないんだろうって悔しくなりました。
実際のネイティブの話すテンポについて行ったり、ネイティブ独特な表現を理解するには慣れが必要です。
それは残念ながら英語の教科書には載っていない物ばかりです。
なので、もっと英語を実用的に聞いて分かるようになる、話せるようになる、使えるようになるには、英語学習に映画を使うのがおすすめなのです。
英語が全くやったことない人は・・・
「英語を0から勉強したいのですが、何から始めたら良いのかわかりません。」
英語がもしもまったくの0、あるいは中学校の英語もかなり怪しいという人は、英語での学習はかなりむずかしいです・・・
なぜなら、語学学習はまず楽しんで習慣にしなければなりません。
いきなり英語の学習に英語を使ってしまうと、一回見るのに二時間かかってしまう、聞き取るのに疲れてしまう、という難点があります。
そうなったら、せっかく英語を頑張ろう!って思ったのに、いきなり大変なことをして続かなかったらもったいないですよね。
映画よりも一話が短い海外ドラマのほうが全く英語がだめ!という人には良いです。
ですが、まったく英語ができない人にも映画で勉強できる方法があります!
それは日本語でよくストーリーを知っているものを教材として選びましょう!
魔女の宅急便 スタジオジブリ 英語版
こちらは日本でおなじみ、スタジオジブリの「魔女の宅急便」ですが、英語版のDVDとなっています。
日本語で話をよく知っているものを使えば、とっつきやすいですし、特に「魔女の宅急便」は日常が舞台なのでスタジオジブリの英語版の中でもかなり言葉がわかりやすいです。
白雪姫 DVD
昔からなじみのあるディズニーの名作ですが、「知っているセリフを英語でなんていうのだろう?」という興味から見ることができます。
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」と、日本語では有名ですが、
"Magic mirror on the wall, who is the fairest one of all ?”
「壁にかかった魔法の鏡よ、誰よりも美しいのは誰?」
が正しい訳です。
これを覚えるだけでも、壁に掛かったには前置詞(日本語だと、てにをはにあたる部分)のonを使う、最上級(一番ということを言うための用法)はthe ~est ofというのを覚えることができてしまいます。
まったく英語ができない人はまず英語の教科書をやったほうが良いという意見もわかりますし、勉強したらためになりますが、このように映画を利用することで文法も一緒に学ぶこともできます。
なので、作品をわかりやすいもの、自分が興味を持ててよく知っているものを選べば、まったく英語ができない人にも役立ちますので、おすすめです。
映画で英語を勉強するのにおすすめの本
英語で映画を勉強したいと思ったときに何か参考書はないか、気になりますよね。
ヤフー知恵袋でも疑問の声が上がっていました。
「洋画で英語勉強するための方法が詳しく書かれた書籍・あるいはサイト知りませんか?」
インターネットでの情報が便利になっている時代とはいえ、本を手元に置いて勉強するのはまだまだ根強い人気がありますよね!
英語を映画で勉強するのに便利な本をご紹介します。
字幕なしで映画がわかる英語耳の筋トレ―最短10日間・聞き分けテスト880問
こちらは聞くことに徹したトレーニング本として人気です。
字幕なしで英語が理解できるというのは、実はネイティブの言葉を理解することよりも難しいことなんですね。
でも、逆に映画の英語が字幕なしでスラスラ理解できるようになってしまえば、ネイティブと話すのも楽になります!
最短でネイティブと対等にしゃべる耳を作りたい、とにかくリスニングを強化したい人にはおすすめの一冊です。
ボトムアップ式 映画英語のリスニング 新装版―NewYork Detective Story
いろんな教材を買っては挫折し、結局はものにならない、続かないということがあると思います。
ですが、これを毎日聞くだけでネイティブが言っていることを単語レベルで聞き取りやすくなります。
なぜかというと、映画の英語を聞き流すコツを教えてくれるからです。
聞き流すだけで上手くなる系のCDを試しても駄目だった人は、聞き流しのコツが上手くつかめていなかったのです。
それがわからなくて毎日継続してコツコツ続けていても、結局挫折してしまいますよね。
この本の解説を使うことで、映画の英語のセリフを聞くコツを学ぶことができますので、聞き方が上手になり、結果的に今まで聞こえなかった細かい表現も聞こえるようになります!
今回は二冊を紹介しましたが、映画ごとに細かく英語を解説してあるような本もありますので、もしもこれから自分が英語学習を始めたいと思った作品に学習用の本があったら、利用してみると英語の勉強のヒントになります。
映画を使った英語の勉強方法「二か月で完成!映画で英語を学ぶ4ステップ」
それでは、続いて英語の勉強法を実際にご紹介します!
ヤフー知恵袋でも疑問の声が出ていました。
「どうすれば英語の映画や歌を字幕なしで理解できるようになりますか?」
「英語を勉強するのはまず単語から初めて音楽や映画を見てリスニングしたら上達したほうが良いのでしょうか?」
英語で映画を見れば勉強になる、という話は有名ではありますが、「でも一体どうすれば良いの?」と疑問に思いますよね。
そこで、今回は「二か月で完成!映画で英語を学ぶ4ステップ」をご紹介します。
ステップ1. 字幕や吹き替え版を使ってストーリーをよく知っておく
- 学習目安 1日
- 学習内容 原語で日本語字幕か、吹き替え版で映画を見る
リスニング力をアップさせるにはもちろん音をよく聞かなければなりませんが、映画の映画は難易度が高いです。
意味も分からずいきなり聞いてしまうのは効率がよくないので、まずは日本語で意味を理解していきましょう。
大好きでよく話を知っているような作品を選んでも良いです。
ステップ2. 音に集中して見て行く
- 学習目安 1週間~2週間
- 学習内容 日本語字幕を見ながら、英語を聞き取る。
ストーリーを把握できたら、今度はいよいよリスニングです。
まずは音に集中していきましょう。
映画の英語は海外ドラマよりも難しいので、ここで英語を日本語で理解してしまおうとすると、英語のスピードに置いていかれてしまいます。
最初は聞き取れないセリフや知らない単語ばかりだと思います。
英語のスピードに慣れて、なんとなく日本語の意味と対応させてつかんでみましょう。
日本語字幕を消しても良いですが、混乱してしまう人は日本語字幕をだしたままでチラ見しても良いです。
徐々に日本語字幕を外したり、見ないようにしていきましょう。
ここでは完璧に全部をわからなくてもいいので、毎日聞き続けていれば耳が慣れて英語の音をキャッチできるようになることが目的です。
まずは一週間続けてみましょう。
まだ聞こえないと思ったらもう一週間試してみても構いません。
一週間でも二週間でも、とにかく毎日聞けば、最初よりもいろんな英語の音が聞こえるようになりますよ!
ステップ3. 英語字幕や英語スクリプトを出して自分がどれくらい聞き取れていたか確認する
- 学習目安 1か月
- 学習内容 英語字幕を出したり、インターネットで英語スクリプトを探して英文を見ながら自分が聞き取っていた単語や文章が正しかったかを答え合わせをする。
前のステップでもうこれ以上は聞き取れないと思ったら、今度は英語字幕を出して映画を見て行きましょう。
英語字幕が出せない場合はインターネットで英語スクリプト(英語のセリフが書いてある文章)を探してみましょう。
英語スクリプトの見つけ方は、Googleで「映画のタイトル script」で検索すると探すことができます。
英語のサイトばかりでてきてしまいますが、英語のセリフを載せてくれているサイトは見つけることはできますので、探してみましょう。
このステップの注意が、映画の英語はネイティブの表現が多いため、自分で訳しても全くわからなかったりすることがあります。
そういうものはあまり深追いせずに、英語学習が進んだらいずれわかると思って使えるものをピックアップしていきましょう。
もちろんわからないものをメモしても良いです。
海外ドラマだと毎回の展開がパターン化しているのでわからないものをメモするのをおすすめしています。
ですが、映画だと二時間という時間制限の中に重要なセリフを詰め込んで繰り替えしがない可能性のほうが高いので、使える表現をメモしたり、英語スクリプトに印を付けて覚えていったほうが効率が良いです。
ここのステップが一番大事なので、たっぷり一か月かけてやってみましょう。
前のステップで映画の英語に対して耳がとても慣れている状態なので、英語の文字の情報と合わせればどんどん単語力や英語のフレーズを聞き取る力がアップしていますよ!
ステップ4. シャドーイングしたり、声に出してセリフを読んでいく
- 学習目安 3週間
- 学習内容 映画をお手本に、自分で実際に声を出して読んでいく。慣れてきたら字幕表示をオフにしたり、英語スクリプトを見ないようにする。
さあ、英語に耳が慣れて英語の文字を見て単語や文章でも分かるようになったら(自分で使えると思ったのだけがわかれば最初は良いです!)、いよいよ英語をお手本にして声に出してみましょう。
最初の一週間はシャドーイングという同時通訳の訓練法を毎日試してみましょう。
これは同時通訳の訓練法で、英語を話すために口を動かし続ける筋肉を鍛えるものです。
英語は日本語と話す時に使う筋肉が違うので、練習して慣れる必要があります。
英語でキャラクターが喋った後に、自分もそっくりそのまま口を動かして真似してついていくのです。
いきなり英語二時間シャドーイングでついていくのはもちろん難しいですから、30分から一時間程度を一週間毎日やっていきましょう。
口を動かすのに慣れてきたと思ったら、今度は前のステップで自分がわかった・使えると思った表現をお手本の文章を真似して俳優さんになりきって音読してみましょう。
ここで大事なのは、発音、イントネーション、強弱、スピードを全部真似するようにしてください。
自分でも声を出すことで会話力アップにもつながりますし、より覚えられますので、次に同じ単語、文章に映画やネイティブの英語で出会ったときにも聞き取れるようになります。
この4ステップで二か月間です。
二か月間毎日同じ映画を見続けるって大変なことでもありますよね。
なので、やっぱり最初は自分がとても好きなものか、聞き取りやすかったり使えるセリフが多くてすぐに効果が実感できるものを選んだほうがいいでしょう。
レベル別の映画を使った英語勉強方法アドバイス
基本は前にあげた4ステップでどのレベルの人も映画で英語を勉強できますが、やはり英語のレベルごとに注意点があります。
特に映画で英語を勉強し始めた人は、全くわからなくてつまずくことがありますね・・・
これは、英語が苦手な初心者でも、英語を現役でバリバリ勉強しているはずの進学校学生で東大受験生でもそうです。
やはり、英語の映画を聞き取るのは難易度が高いですし、ネイティブの表現は教科書で学べないせいでしょう。
ヤフー知恵袋でも疑問の声が上がっていました。
「英語の映画を使って勉強しているのですが、速くてついていくことができません。どのような順番で勉強したら良いのでしょうか?」
映画の英語をいざ英語字幕にしたり、字幕を外した時に、何言っているのか全く分からなくて衝撃を受ける人も多いでしょう。
英語の勉強には適切な目標の設置が必要です。
初心者・ネイティブの英語に慣れていく
英語がとても苦手だったり、あまり勉強していなかった・ずっと勉強していなかった人、英語が得意だけど映画での勉強を始めたばかりでまだ何も聞こえない人は、まずは英語に慣れることを目標にしましょう。
無理に最初からすべて聞き取ろうとする必要はないですし、不可能に近いです。
一つでも知っている単語を増やそう、聞き取れるようになろうと気楽に気長にやっていくことで英語力はアップします。
映画で英語を勉強するのはとても根気と集中力が必要な作業なので、最初から完璧さを求めずにわかったこと・役立ちそうなものだけを覚えていきましょう。
中級者・色んな英語に慣れていく
英語もある程度得意で、英語の映画もなんとなくは聞き取れる人は、この4ステップを繰り返して行きましょう。
そして、作品も自分の好きなジャンルだけではなくて、できたら色んな物を見て行きましょう。
英語の訛りや話すスピード、時代の流行言葉やらはいろんな作品を見て行けば学ぶことができます。
ビジネス英語を学びたい人にとっては、いろんな英語に対応していかなけでばならないので、映画でいろんなネイティブの音に慣れることはとても良い勉強になります。
とはいえ、二か月間続けなければならないので、自分が好きになりそうなものを選ぶ必要はあります。
後程、おすすめの映画をピックアップしていますので、チェックしてみてくださいね!
上級者・難しい作品に触れて、わかる英語を増やしていく
英語が得意で英語の映画もほぼ聞き取れるというレベルの人は、映画を使って教養を高めていきましょう。
やはり英語を話せるだけだと、ネイティブの中で教養のあるレベルにはなかなか入れません。
それは歴史、経済、政治、医療系の単語を触れる機会がないからです。
自分と専門じゃない言葉だと、覚える気もでないですからね。
英語で一歩進んだ高度な話もできてしまう人は人からとても尊敬されますし、仕事にもつながります。
また、大学や試験のためのリスニングアップを目指している人は、物語を聞いて記憶し、後から流れた質問文に答える、という問題がありますよね。
あれいやですよね・・・英語力というより記憶力を試されている感じです。
上級者の人は、ステップ1の前にまずは全く知らない映画を英語字幕でいきなり見て、どれくらい意味がわかったのかを後から日本語字幕を見て答え合わせをするようにしてみましょう。
あるいは、ステップ4のシャドーイングをわざと何秒か送らせてついていく練習をしてみましょう。
シャドーイングは、遅れれば遅れるほどお手本の文章を記憶しなければなりますので難しくなります。
通訳の人はある程度話を聞いてからまとめて訳したりすることもあるので、このようにわざと後から繰り返すことで英文を記憶する訓練法をしているのです。
私たちはどうしても母国語が日本語だから、日本語ほど英語を正確に理解したり、頭の中にとどめておくことができなかったりしますよね。
英語を和訳してしまわないで自分の中に残す、正確に意味を把握し続けられるにはやっぱり訓練あるのみなので、毎日ストレスにならないように続けてみましょう!
映画を使った英語勉強法ってどれくらい効果があるの?
映画で英語を勉強するのはとてもメジャーにですし、皆さんも中学校とかの英語の授業で英語の映画を見たことがないでしょうか。
とはいえ、実際そんなことして効果があるのか疑問に感じますよね。
ヤフー知恵袋でも疑問の声が上がっています。
「海外ドラマや映画を使った勉強法って、本当にリスニング対策に効果があるのでしょうか?」
「映画で英語習得なんてできるんですか?」
「楽して簡単英会話、聞き流すだけ!」と世の中にはそんな勉強法を紹介されていますが、楽して簡単、というのは存在しないと思います。
ただし、聞き流しに関しては毎日ちゃんと英語を集中して聞いていればあるとき急に聞こえるようになるのは本当です。
英語を聞くことに対して、習慣が日本に住んで日本語を毎日耳にして生活してしまうと作れないんですね。
英語を毎日とにかく集中して聞く、という環境を積極的に作っている日本人は少数派だと思います。
英語が嫌い、忙しい、使う必要がない、いろんな理由はありますが、英語を勉強したいと思った時に、英語を毎日聞くという習慣を作ることができれば、最初は苦痛かもしれませんが、ある日効果を実感できます。
留学で言われるのが、相手の言っていることを聞き取れるようになるのが半年、自分の言いたいことを話せるようになるのが一年、だそうです。
じゃあ日本にいたらもっと時間がかかって変わらないのか?という疑問が出そうですが、そうでもありません。
ネイティブの音を毎日聞き続けるということに関しては、日本にいても外国にいてもできることです。
まずは半年、続けてみましょう。
4ステップが2か月なので、映画は三本です。
そして、英語が苦手な人ほど、習慣にするためには楽しいこと・好きであることがどうしても必要です。
なので、ネイティブのスピードや表現を学べる、自分が好きな作品の言葉を覚えられるという点で映画を使った英語学習方法は選ばれています!
英語学習におすすめの映画
それでは、どんな映画を英語学習に使っていけばいいのでしょうか。
半年続けて三本映画を用意するとはいえ、悩んでしまいますよね。
ヤフー知恵袋でも疑問の声が上がっています。
「映画で英語の勉強をしたいと思っています。おすすめの映画を教えてください。」
「今後洋画で英語を勉強をするうえでおすすめの映画を教えてください。」
映画はアマゾン等でDVDを買って自分の手元に置いておくのも良いですし、動画サイトでも配信されているものを使っても良いです。
動画サイトはスマートフォンやタブレットなどで見ることもできますし、ダウンロードしておけばオフラインでも見ることができますので通学・通勤の時間で英語を勉強したい人にはオススメです!
それでは、初心者・中級者・上級者ごとにおすすめの映画をご紹介します。
初心者におすすめの英語が学べる映画
-
参考のレベル目安
TOIEC・〜450
英検・〜準2級
ここでの初心者は中学英語はできている人が望ましいです。
中学英語も自信がない人は、前項で説明したスタジオジブリの英語版等の自分が日本語版でよく英語の意味を知っている作品から取り組んでみましょう。
基礎はとりあえずはやったけど英語が苦手・・・という初心者の人、映画で英語が全く聞き取れない人は、簡単な英語作品を見て行きましょう。
コメディなどの日常物は使える英語を学べるので、知っている単語も多いと思います。
ミュージカルは歌に合わせて英語を覚えることができるので、入りやすいです。
古い映画は時代遅れ感はありますが、言葉が今の作品よりもゆっくりなので初心者の学習には使えます!
初心者編・まずは抑えておきたい古典部門
現代の言葉ではないけれど、でも聞き取りやすい名作をあげました。
映画の人気順にランキングをつけました!
でもどれも素敵な作品です。
それでは10位から8位の発表です。
第10位 ライムライト
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公開: 1952年
監督: チャールズ・チャップリン
出演: チャールズ・チャップリン
かつてはイギリスで一番と言われていた道化師の主人公ですが、歳を取り、落ちぶれて酒浸りの毎日を送っていました。
そんな主人公は自殺をしようとして意識不明の美しいバレリーナを助けました。
彼女は足をマヒしてしまってすっかり生きる希望を失っていました。
そんな彼女に再び生きる希望を与え、舞台に立たせた主人公にバレリーナは結婚しようといいますが・・・
日本でも今話題になっている歳の差結婚での、切ない物語です。
映画を語るなら、時代遅れといわれようがチャップリンは外せませんので、英語の学習を兼ねて触れておいて欲しい作品です。
第9位 ローマの休日
-
公開: 1953年
監督: ウィリアム・ワイラー
出演: オードリー・ヘプバーン
ヨーロッパ各国を訪問中の某国の王女の主人公が、最後の滞在場所であったイタリア・ローマでついに過密なスケジュールと疲労・自由のない生活への不満からヒステリーを起こしてしまいます。
無防備にベンチでウトウトしていると、アメリカ人新聞記者に発見され、解放されます。
新聞記者は「王女の秘密のローマ体験」というスクープを物にしようと一緒に出掛けますが、二人の仲はどんどん近づき・・・
半世紀以上も前の古い作品ですが、今でもなお人気のある作品で、非常に言葉も聞き取りやすいです。
ローマを舞台に日常の恋愛模様が描かれています。
第8位 ティファニーで朝食を
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公開: 1961年
監督: ブレイク・エドワーズ
出演: オードリー・ヘプバーン
自由奔放な精神を持った女性が主人公の映画です。
部屋には最低限度の物しか置かない、猫にも名前をつけない・・・
「自分が本当に求めている理想の場所に出会えるまでは、何も所有しないし、所有されたくない」
をモットーにしています。
そんな彼女の真上の部屋に作家を目指している青年が引っ越して来て、彼の穏やかで優しい正確に軍隊生活の弟を連想させることから親近感を抱きます。
おしゃれなロマンチック・コメディです。
会話もゆっくりで、印象的なセリフも多いことから英語を覚えるモチベーションアップにつながります。
初心者編・やっぱり歌に合わせて覚えれば簡単!ミュージカル部門
英語をただ文章で覚えるよりも、音楽に合わせて覚えることの好きな人は、英語のミュージカル映画もつかえます!
古典の次におすすめなのがミュージカルなので、ランキングのミュージカル部門です。
良く聞いたことある順に並べてみました!
それでは第7位から5位です。
第7位 雨に唄えば
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公開: 1952年
監督: ジーン・ケリー
出演: ジーン・ケリー
まだ音がなく無声の映画が全盛だった時代、俳優と大女優の大スター同士カップルとして世の中では認識されていましたが、実は大女優が俳優に一方的に惚れているだけだったため、俳優は新米女優と恋仲になってしまいました。
そんなときに世界初のトーキー映画(映像に音声が入った映画)がハリウッドで大ヒットしてしまい、無声映画ですでに撮影された映画に無理やり声を入れてトーキーにすることになりましたが、大女優は致命的な悪声の持ち主でした・・・
なので、新米女優が吹き替えを担当することになり順調に進むことになりましたが、大女優は嫉妬で新米女優を契約を盾に自分の吹き替え専門にしてしまいます。
とにかく話が単純で面白いですし、当時の映画社会を知ることができます。
今でもなお、舞台としてリメイクがされている話題の作品なので、英語学習に使っておいて損はない作品です。
第6位 サウンドオブミュージック
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公開: 1965年
監督: アーネスト・レーマン
出演: ジュリー・アンドリュース
オーストリア・ザルツブルクでの実在したトラップ一家を元にした映画です。
おてんば修道女の主人公が家庭教師としてトラップ一家に訪れ、子どもたちと歌を楽しんでいきます。
前妻を亡くして頑なだった子供たちの父親、トラップ大佐も次第に心を開くようになり・・・
難しい言葉もなく、有名な音楽もたくさんあるので気軽に覚えられます。
ナチスが関係していたりと、やや歴史的なことも描かれています。
第5位 天使にラブソングを
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公開: 1992年
監督: エミール・アルドリーノ
出演: ウーピー・ゴールドバーグ
クラブ女歌手の主人公は、ギャングの愛人でした。
ですが、彼が裏切り者を始末する現場を目撃してしまったため、主人公は命を狙われることになります。
主人公は事件の重要参考人として警察に保護され、カトリック系修道院にかくまわれる羽目になり、尼さんとして生活する羽目に・・・
下手な成果地を鍛え上げたり、だんだんと修道院のシスターたちと歌を通して仲良くなっていきます。
男女ともに楽しめる面白い作品ですし、有名な音楽もたくさん使われていますので英語学習に使えます!
初心者編・最初は英語はコメディ・日常物部門
初心者の人にお勧めなのは、日常が舞台のコメディや、ホームドラマです。
日常の言葉は覚えると役立ちます!
見やすい順で並べてみました!
順位が上がるごとにどんどん見やすくなっていきますので、とにかく面白くて見やすい物が良いという人は第1位の作品か、女性なら第2位の作品はおすすめです。
それでは第4位から第1位です。
第4位 レインマン
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公開: 1988年
監督: バリー・レヴィンソン
出演: トム・クルーズ
高級車のディーラーをしている主人公は、経営がうまくいっていません。
そんな彼に父の訃報が届き遺産目当てに故郷に帰りますが、車とバラ以外の財産がサヴァン症候群の兄への信託財産への運用になってしまっていました。
主人公はなんとしても遺産を手に入れようと兄を入所している施設から強引に連れ出しますが・・・
サヴァン症候群とは知的障害や発達障害などのある人の中で、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮することのできる人のことです。
この作品でも主人公は兄の能力を見て行きます。
自閉症の兄を演じきったダスティン・ホフマンの演技がすごすぎると話題になった作品なので、英語でも感じられる演技の素晴らしさを体験してみましょう。
第3位 普通の人々
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公開: 1980年
監督: ロバート・レッドフォード
出演: ティモシー・ハットン
シカゴ郊外に住むジャレット一家は平凡だけど幸せな生活を送っていました。
しかし、あるとき湖で兄弟を乗せたボートが転覆したことにより兄が死亡、弟である主人公も自殺未遂をして精神病院に入院することになりました。
それから四か月たち、普通に学校に通うようになりましたが精神的な問題は解決していなく、主人公は様々な問題を抱えることになります。
ホームドラマなので、日常的な言葉を覚えるのにぴったりな作品です。
第2位 プリティプリンセス
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公開: 2001年
監督: ゲイリー・マーシャル
出演: アン・ハサウェイ
舞台はサンフランシスコ、母親と二人暮らしの冴えない女子高生が主人公です。
人前に立つことも苦手で運動もできない、地味、野暮という印象の彼女ですが、実は亡き父が欧州にあるとある王国の女王の息子で、女王の孫にあたる自分が唯一の王位継承者ということを知ります。
そして、慣れない「女王教育」を受けることになってしまい奮闘していきます。
あるあるな設定ですが、主人公がどんどん綺麗になっていきますので、女性には共感を感じられるストーリーだと思います。
第1位 ドクタードリトル
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公開: 1998年
監督: ベティ・トーマス
出演: エディ・マーフィ
主人公は動物と会話ができるという超能力を持っていましたが、父親にその力を異常だと思われたことにより愛犬と引き離されてしまったことがきっかけで、動物を拒絶するようになります。
医者としてのキャリアも順調で、幸せな家庭を築いていましたが、あるときまた動物の声が聞こえるようになってしまい・・・
エディ・マーフィはとても面白い俳優さんなので、彼の出演する作品につまらないものはないです!
楽しみながら英語を勉強したい人にはぴったりな作品です。
注意・英語初心者にはおすすめしない映画とは・・・
政治・経済・歴史などの難しい作品は、知らない単語だらけになってしまいますので、初心者の皆さんは避けたほうがいいです。
アクションは見るのは楽しいですが、セリフが少ないので避けたほうがいいでしょう。
また、ファンタジー物もすごくファンタジーが好きでこれから勉強したいという人は使ってもいいですが、言葉がどうしても特殊で英会話に即使えないものばかりになってしまうので、日常物で慣れてきてからのほうがいいです。
中級者におすすめの英語が学べる映画
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参考のレベル目安:
TOIEC・450〜700
英検・英検2級
ここでの中級者とは、高校までの英語基礎はできている人が望ましいです。
これから挙げる作品は、初級編ではおすすめできないファンタジーやスラング要素が含まれていたり、少し設定が複雑な作品です。
教科書の英語だけでなく、様々な英語を聞いていけるようになっていきましょう。
また、特にファンタジー系は自分で訳すのはとてもじゃないですができないときがあります。
呪文とか、その仮想設定の世界の言葉とかは当然訳せないですよね。
必要な情報を取捨選択して聞く訓練にもなりますので、難しいとは思いますが、中級者の皆さんはぜひ挑戦してみてくだい!
どれも名作なので、自分がピンと来た物を選んでみてくださいね!
中級者編・中級でも使える古典部門
初心者編で古典を紹介しましたが、中級車の人にも見て欲しい昔の名作があります。
それはミステリーです。
ミステリーものをまず古い作品で見ていきましょう。
それでは、まず10位です。
第10位 シャレード
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公開: 1963年
監督: スタンリー・ドーネン
出演: オードリー・ヘップバーン
富豪の夫との離婚を決意し、主人公はスキー旅行からパリの自宅に返りますが、家財道具の全てが部屋から持ち出されて、夫のありません。
そこへ、警察が現れ、夫は家財をすべて競売にかけてその落札代金を持ってパリを脱出するために列車に乗ったところを何者かに突き落とされて殺害されたのだと知らせました。
何もなく、電気も止められてしまった主人公のもとに、スキー場で知り合った男性がニュースで殺害事件を聞きつけて現れました。
惹かれて行く二人ですが、消えた夫の財産の行方や次々と起こる殺人事件に巻き込まれて行きます。
古いミステリー作品ですが、複雑な設定と謎が謎を呼ぶ展開に目が離せません!
ミステリーは語彙を増やすのにとても適しているので、英語学習に使う際には丁寧に見て行ってくださいね。
中級者編・もう少し複雑に!ミュージカル部門
歌を使って映画を学ぶことは中級者でも使えることです。
なので、ミュージカルから第9位です。
第9位 オペラ座の怪人
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公開: 2004年
監督: ジョエル・シュマッカー
出演: ジェラルド・バトラー
オペラ座をに住み着くファントムと、彼に愛された踊り子の少女、そして彼女と幼馴染で片思いをしている子爵の青年の三角関係によるストーリー。
少女はファントムを「音楽の天使」であると思い、歌を教えてもらっていました。
ですが、ファントムはそんな天使ではなく、彼女に愛されたいと下心から、様々な事件を起こし、殺人までしてしまいます・・・
ミュージカルを映画化した作品ですが、設定が複雑かつ、ミステリーもあるので中級者の皆さんにお勧めしたい作品です。
音楽に乗せて英語を覚えることで、より発音に対しての意識も高まります。
中級者編・やっぱり好き!ファンタジー部門
語学学習には難易度が高いと分かっていつつも、ファンタジー好きには魅力的ですよね。
8位から6位として難易度順に並べました。
上に行くほど難しいので、中級者皆さんは挑戦してみてください。
第8位 ナイトミュージアム
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公開: 2006年
監督: ショーン・レヴィ
出演: ベン・スティラー
中年男で冴えない、何の仕事をしても長続きしないで妻とも離婚・・・そんな主人公はニューヨークの自然史博物館で夜間の警備員として働くことになりました。
夜に博物館を警備していると、ティラノサウルスの骨格標本が消えているのに気づき、見回りをします。
すると、骨格標本は普通に博物館内をかっぽしていたのです。
それだけでなく、ほかのミニチュアたちも動いてしまうものだから、もう大変!
主人公は夜の博物館で孤独に奮闘します。
子供向けっぽいわかりやすいファンタジーなので、ファンタジー物でもとっつきやすいです。
アメリカ史にまつわることもところどころ出てくるので、そこから単語力アップにもなります。
第7位 ロードオブザリング
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公開: 2001年
監督: ピーター・ジャクソン
出演: イライジャ・ウッド
闇の冥王が遠い昔に作った世界を滅ぼす魔力を秘めた“ひとつの指輪”をめぐる冒険の長編ファンタジー。
主人公は養父から一つの指をを託され、魔法使いとともに指輪を探る旅に出ることになります。
実は、この指輪こそ冥王の指輪で、破壊するには滅びの山の火口に投げ込むしかないということになになり・・・
指輪を破壊する旅と、指輪を狙う敵との戦いが始まります。
超有名ファンタジーで、世界中に根強いファンのいる作品です。
長すぎることとアクション多めでセリフが少ないことから、初級者の英語学習には適していないとされていますが、中級者みなさんにはぜひ試していただきたい名作です。
映画が気に入ったらいずれトールキンの原作も読んでみることをおすすめします。
第6位 ハリーポッター
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公開: 2001年
監督: クリス・コロンバス
出演: ダニエル・ラドクリフ
11歳の主人公は両親を幼い時に自動車事故で亡くし、母親の妹である叔母の家で虐げられながら暮らしています。
ですが、実は両親は二人とも魔法使いで、闇の魔法使いに殺されていたのです。
その秘密が明かされると共に、魔法学校への入学が決まり、生活は一転しますが、楽しいことだけではなく、両親の敵と戦うことにも・・・
ファンタジー小説の代表作ですが、言葉が特殊なために英語学習には向かないとされています。
中級レベルでファンタジーが好きな人はぜひ取り組んでみましょう!
中級者編・パニック部門
英語の英語にもパニック系の映画はもちろんあります。
ですが、パニック系なだけではなく、良く話ができた作品なら、英語の学習にも使えます。
それでは第5位です。
第5位 アウトブレイク
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公開: 1995年
監督: ウォルフガング・ペーターゼン
出演: ダスティン・ホフマン
「アウトブレイク(爆発的な感染)」が始まってしまうストーリーです。
1967年にモターバ川流域で内戦に参加していた傭兵部隊に原因不明の出血熱が流行し、多数の死者を出しました。
想像以上の感染力の強さに、アメリカ陸軍は感染者の血液を採取した後、キャンプ場を爆発して壊滅させてしまいました。
時は流れ、モターバ川流域の小さな村で再び未知のウイルスが発生します。
アフリカから1匹のサルがアメリカに密輸入され、密輸人は売却に失敗してサルを森に放ちます。
このことがきっかけで、サルや密輸人の周りから次々とモターバ熱の感染が始まってしまいます。
よくありがちな進化したウイルスによる感染系パニック映画ですが、作りこまれたストーリーが良く、無駄な展開がない名作です。
こういうジャンルが好きな人には英語学習にかなり使える、良くできた脚本の映画です。
中級者編・面白くなくちゃ英語は勉強できない!人間ドラマ部門
これからあげる4位から1位までの作品は、別にファンタジーでもなんでもない、日常が舞台のフィクションです。
順位が上になるほど、話がどんどん重くなって行きます。
重い話だから良いというわけでは決してないですが、それでも話がどんどんフィクションなのに自分の中に強く残る作品です。
それではトップ4の紹介をご覧ください!
第4位 スティング
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公開: 1973年
監督: ジョージ・ロイ・ヒル
出演: ポール・ニューマン
1936年、ギャングの手下の主人公が、違法賭博の売上金をシカゴに持っていく途中で強盗の現場を目撃しました。
黒人男性がナイフで足を刺され、大金が入った財布を盗まれたとろを偶然通りすがった別の男が犯人の足に鞄を投げつけて撃退しました。
主人公は犯人が落とした財布を拾い、黒人男性は「この中に大金が入っていてそれを依頼人に届けなければ自分が大金を流用したと思われて命を狙われてしまう、届けてくれれば謝礼を払う。」と主人公に頼みます。
主人公は喜んでその役目を買って出て、大金を手にしたことを喜びますが、実はその財布の中身はすべてちり紙・・・
実は黒人男性、通りすがりの男、みんな強盗のグルで、主人公の財布を盗んだのでした。
あっと驚く展開に面白さ、ハラハラドキドキ感もあります。
話は単純なのですが、ややキャラクターが誰が誰だかわからなくなる可能性がありますので、英語中級者向けです。
第3位 スタンドバイミー
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公開: 1986年
監督: ロブ・ライナー
出演: リバー・フェニックス
作家の主人公はある日、今は弁護士で少年時代の友人が刺殺されたという記事を目にします。
それをきっかけに少年時代の日々を思い出していきます。
あの少年時代の大冒険をした思い出は返ってこない、当時一緒にいた仲間はバラバラになり、一人は死んでしまった・・・
お互いに励まし合う少年たちの切ない青春のストーリーです。
一度見ればとても記憶に残る作品なので、お気に入りの作品として英語勉強にも使えます。
第2位 ショーシャンクの空に
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公開: 1994年
監督: フランク・ダラボン
出演: ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
主人公は妻とその愛人を射殺した罪に問われ、無実であることを主張しますが終身刑の判決が下ってしまいます。
劣悪な環境のショーシャンク刑務所に服役することが決まり、刑務官からの暴行で受刑者が殺されてしまうところを目の当たりにします。
絶望的な状況と、ありえない理不尽さ、仲間が死んでしまう中でそれでも生き続ける「あきらめない・希望を捨てない」ということを描いています。
暴力的なシーンが苦手な人には向かないかもしれませんが、見事としか言えない話の作りこみ方なので、海外映画といえばこれが一番!と気に入る人もたくさんいます。
第1位 タップス
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公開: 1981年
監督: ハロルド・ベッカー
出演: ティモシー・ハットン
バンカーヒル陸軍幼年学校が舞台で、主人公は最上級生に進級する際に生徒長に任命されました。
しかし、この学校は時代の流れから一年後の廃校が決まってしまいました。
廃校を阻止するための抵抗から銃撃戦にまで発展してしまう悲劇の作品です。
フィクションとはわかっていながらも、大切なものを守りたかっただけだった少年たちの悲劇が胸を打ちます。
若者がすべてをささげて慢心していく姿に感動的なセリフもありますので、ぜひ語学学習に役立てましょう!
上級者におすすめの英語が学べる映画
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英語の目安レベル
トーイック・700〜
英検・準一級、一級
上級者の皆さんに求められる英語レベルとは、発音の良さやペラペラ喋れることだけでなく、いかに専門的な会話をネイティブとできるかです。
映画を通して様々なジャンルに触れていってみましょう。
やはり面白いもので、ネイティブと映画をネタに話ができるようなものが良いですから、話題になった作品をご紹介します。
知らない語句が出てくるような映画を選んで行きましょう。
上級者編・一歩進んだ英語学習には外せない!歴史物
世界的に有名人物の伝記を英語で読むのももちろん良いことですが、映画をつかってしまえば歴史を短時間で濃縮して学ぶくとができます!
10位は音楽家、9位は有名大統領、8位はイギリスの王様のスピーチとだんだん順位が上がるごとに使える順にしました。
でも、本当はランキングをつけたくないくらい、どれもおすすめです!
第10位 アマデウス
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公開: 1984年
監督: ミロス・フォアマン
出演: F・マーリー・エイブラハム
1823年のある晩、ウィーンの街で自殺をはかろうとした老人・アントニオ・サリエリが、精神病院に運ばれました。
「許してくれ、モーツァルト!君を殺したのは私だ」と彼は言い続けました。
天才作曲家モーツァルトと、そのライバル関係にあったサリエリとの驚きのストーリーです。
モーツァルトは謎の多い作曲家なので、この映画の全てを史実だと真に受けてはいけませんが、それでもよくできています。
音楽に関する言葉に触れることができるので、教養を深めるために挑戦してみましょう。
第9位 リンカーン
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公開: 2012年
監督: スティーヴン・スピルバーグ
出演: ダニエル・デイ=ルイス
史上最も愛された大統領と言われたアメリカ合衆国のエイブラハム・リンカーンの話です。
アメリカでは南北戦争が4年以上続いていて、リンカーンは戦時中に黒人奴隷の解放宣言をだしました。
この宣言によって一見奴隷は解放されたように見えていましたが、実はほとんどの人が解放されていませんでした。
「すべての人間は自由であるべき」と信じるリンカーンが、真に奴隷を解放させるために憲法を可決させようと奮闘していきます。
アメリカのこの奴隷問題はとてもデリケートな話で、現在でもアメリカ以外の国で難民や移民の人たちの暮らしは奴隷のようと言うのは語弊があるかもしれませんが、深刻な問題になっています。
奴隷制度の廃止、平等はいつになっても人間の精神に生きていなければ繰り返してしまうものです。
この映画で英語を勉強することを通して、政治、歴史を学ぶことだけでなく、人間の平等についても考えてみましょう。
第8位 英国王のスピーチ
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公開: 2010年
監督: トム・フーパー
出演: マイケル・ガンボン
時は1925年、大英帝国博覧会閉会式から始まります。
ヨーク公アルバート王子はエリザベス妃に見守られ、父王ジョージ5世の代理として演説を行いまた。
しかし、吃音症(言葉がなめらかにはなせない病気、どもり)のために悲惨な結果に終わってしまい、集まった人々も落胆することになります。
エリザベス妃の勧めでアルバート王子はオーストラリア出身の言語療法士の元を訪れます。
ですが、あまりの無礼さに一度は怒って帰ることになりますが、彼によって試された録音は吃音のないキレイな発音で・・・
イギリスの歴史的な話ですが、どもりは私たちの身近でもよくあるテーマですよね。
英国王の古い英語と、吃音症の治療、二人の友情、何をとっても見どころ満載な上にスピーチの準備を題材にしていますから、英語の学習にも使えます。
上級者編・過激な描写の問題作だけど一度は見た方がいい!フィクション人間ドラマ
日本でも度々暴力的な人間ドラマとして話題になる映画はありますが、英語の映画でもあります。
苦手な人は無理に見る必要はまったくありませんが、暴力性の裏に隠れたドラマが魅力的だと言われている作品です。
6位の方がまだソフトですが、5位はがっつりききつい内容かもしれません。
話題になった作品なので、特に見たいものがない人が見たらハマるかも・・・見たことがないジャンルの作品は新しい単語と出会えるチャンスなので、活用してみましょう。
第7位 かっこうの巣の上で
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公開: 1975年
監督: ピーター・ジャクソン
出演: イライジャ・ウッド
主人公は刑務所から逃れるために精神病であることを偽って、精神病院に入院してきました。
ほかの患者たちを先導して、決まった生活から反発して無断で外出までしてしまいますが、あまりに反抗的な態度から病院に出れなくなりました。
精神病棟でのありえない生活や治療と、主人公の反抗、そして衝撃のラストはかなり印象に残ります。
ありえない設定と思いつつも、深く、考えさせられるような主題の映画です。
賛否両論ある映画ですが、英語上級者なら一度は見る価値のある作品ですし、新出語句が多いと思いますので英語学習に使えます。
第6位 時計仕掛けのオレンジ
公開: 1971年
監督: スタンリー・キューブリック
出演: マルコム・マクダウェル
近未来のロンドンにて、主人公の少年はグループでの暴行を計画していました。
とにかく不気味で、暴力で人を害しつづけます。
芸術的なまでの暴力性と、風刺的(社会を皮肉った内容)な哲学性が話題になった作品です。
気持ち悪いという人もいれば、残虐性の裏に隠れた哲学性を良いという意見の賛否両論です。
暴力的なことが苦手でない人なら、自分が触れることないスラングをたくさん聞ける作品です。
上級者編・話題になったあの作品を使って・・・ミステリー部門
過激な作品が続いたのでちょっと休憩にしましょう。
主人公の性格から割と気軽に見れるミステリーではありますが、綿密に作り込まれた暗号について行くのが大変です。
また、宗教的な話も学べます。
それでは第5位です。
第5位 ダヴィンチ・コード
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公開: 2006年
監督: ロン・ハワード
出演: トム・ハンクス
ルーヴル美術館の館長が射殺されたことから物語ははじまり、彼が残した暗号はレオナルド・ダ・ヴィンチ(ルネサンス期を代表する芸術家)の人体図を自分の体で表現したものでした。
主人公は宗教象徴学の専門家として警察に捜査協力を求められました。
ですが、主人公は暗号を解くことができずに困惑します。
けれど、ダイイングメッセージには主人公の名前が残されていることから、警察はすでに彼を逮捕するつもりでした。
警察から逃げつつ、事件の真相と、その裏に潜む謎を追うミステリーです。
宗教的な内容と複雑なミステリーが絡まりあっているので、少しちゃんと理解しようとすると難易度は高めです。
ダン・ブラウンの作品はキリスト教やフリーメイソンなどのヨーロッパの宗教を知ることができるのでお勧めです。
上級者編・繰り返してはならない歴史。戦争ドラマ部門
終戦して70年、日本は戦争のない平和な国として過ごしています。
ですが、この歴史を繰り返さないためにも戦争の歴史を知らなければならないのと、今も続いている戦争を知る必要があります。
第二次世界大戦から第4位、現在の戦争問題として第3位を取り上げました。
第4位 戦場のピアニスト
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公開: 2002年
監督: ロマン・ポランスキー
出演: エイドリアン・ブロディ
1930年代後半のポーランド・ワルシャワにて、ユダヤ人の主人公はピアニストとして活躍していました。
しかし、しかし1939年9月に第二次世界大戦がはじまり、ポーランドにナチスが進軍してきました。
主人公が公開録音をしていたラジオ局はドイツ軍によって倒壊し、なんとか脱出しますが戦争によってどんどん状況が悪化していきます。
財産を取り上げられ、収用所(毒ガス等によってユダヤ人は殺されていました)へ行くことになりますが、行きの列車で仲間のユダヤ人の機転によって・・・
決して軽くは見れない戦争映画ですが、ユダヤ人やナチスの歴史はとてもデリケードな話なので、英語を扱い世界の人とコミュニケーションをとっていく以上、知らなければならない英語です。
第3位 ブラッド・ダイヤモンド
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公開: 2006年
監督: エドワード・ズウィック
出演: レオナルド・ディカプリオ
舞台は内戦が続くアフリカ西部のシエラレオネ共和国です。
反政府勢力のRUF(革命統一戦線)に村を襲われた漁師の主人公は、家族を逃がすことができたものの、自身はRUFに捕まってしまいました。
ダイヤモンド採掘場での強制労働中、主人公は大粒のピンクがかったダイヤモンドを発見しひそかに隠し持とうとしまいますが、見つかってしまい、拘置所へと連行されてしまいます。
この取り上げられたダイアをめぐる人々の争いが続きます。
日本は東の島国なので、難民・移民の問題にあまりかかわりがないですが、ヨーロッパでは深刻な問題になっています。
なぜアフリカは今もなお紛争が続いているのでしょう?
それは、アフリカにあるダイアモンドの利権争いが現実にあるからです。
日本人があまり知らないでいる現在のアフリカの問題を映画を使った英語の勉強を通して学んでいきましょう。
上級者編・英語上級者でも学習に使えるミュージカル部門
さて、初心者・中級者でミュージカルをとりあげましたが、上級者の人でも学習にミュージカルを使うことはできます!
歌に合わせてキャラクターたちの複雑な心境を英語で学んでみましょう。
むしろこれを発音良く歌えたら完璧かもしれません・・・それでは第2位です!
第2位 レ・ミゼラブル
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公開: 2012年
監督: トム・フーバー
出演: ヒュー・ジャックマン
フランス革命後、1815年に王政が復活し、飢えた妹の子どものためにパンを盗んだことをきっかけに、主人公は20年間の刑を受けることになってしまいます。
19年目にして仮釈放になり、仕事を探そうにも身分証に「危険人物」と書かれてしまっているため、見つけることができません。
しまいには司祭から銀食器を盗み出し、再び警察に捕まってしまいますが、司祭は「それは主人公にあげたもの」と言って助けます。
「正しい人になりなさい」と司祭に言われ、一度許されたことによって主人公は恥を知り、身分証を破り、別の人生を歩むことを決断します。
ミュージカルというよりもはや人間の重厚なドラマです。
そして、歴史的なことも背景にあります。
上級者の学習にぴったりな作品なので、第二位として問題なし、取り組んで損はない作品です!
上級者編・日本人なら日本の歴史を見て欲しい!日本の歴小説部門
いよいよ上級者編の第一位です。
私がイギリスに来て思う事は、日本の歴史のことをよく聞かれるのに、話そうとしたことがないので苦労することです。
日本の歴史って鎖国とかとても特殊だと思うんですよ。
第一位はとても暗い作品ですが、これから英語でグローバルになる人には絶対に外してほしくない作品なので、選びました。
それでは、発表します!
第1位 サイレンス
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公開: 2016年
監督: マーティン・スコセッシ
出演: アンドリュー・ガーフィールド
遠藤周作の「沈黙」をもとにした作品です。
17世紀、江戸時代初期が舞台で、ポルトガル人宣教師が見た日本のキリシタン(江戸時代ではキリスト教が禁止されていた)迫害を描いています。
師匠の同じくポルトガル人宣教師が日本でキリスト今日を棄教(キリスト今日を捨てた)したことを聞いた主人公は、信じられずに仲間の宣教師と共に日本に渡ります。
人間の弱さとは何か、日本におけるキリスト今日迫害の歴史とは何かを重く訴えてくる作品です。
海外でも大ヒットをしているだけに、「シュウサク・エンドー」と名前を言えば通じるほどです。
上級者の皆さんは、日本の歴史も英語でいう事をきちんと押さえて、日本の歴史をネイティブの人に伝えられるように取り組んでみましょう!
ディズニー映画で英語を勉強したいあなたへ!おすすめ作品と勉強方法
ディズニー映画とは、アメリカ企業のウォルト・ディズニー・カンパニーが制作した映画のことですが、世界中にファンがたくさんいる人気の映画です。
主に長編アニメや実写とアニメの合成などが多いです。
もちろんアメリカの企業の映画ですから作品はすべて英語ですし、英語学習に取り入れたいと考える人も多いです。
「ディズニーの音楽を聴くのは英語の勉強になりますか?」
「リスニングの勉強としてディズニー映画を使っていますが、全然わかりません。」
ですが、実際に子どもむけだし簡単だろうと思っても、実は難易度の高いディズニー映画・・・
会話のスピードはゆっくりだし、使われている単語も簡単で文章も短いのに聞き取りにくい・・・その理由は、子ども向けの英語表現もあるからです。
私たちの知る教科書英語のままではないということですね。
ですが、子どもの教育向けということは、崩れた英語や間違った英語は使われていないので、日常生活への即効性はなくても、正しい英語を学ぶことができます。
ディズニー映画を使った英語の勉強方法
基本的には普通の映画の勉強法と同じステップでやっていきましょう。
ディズニー映画の長編アニメは普通の映画よりも短いのが特徴的なので、集中的に見ていくことができます。
4ステップを軽くおさらいしていきましょう。
ディズニー映画も二か月1作品を継続に目指してみてください。
ステップ1. 字幕や吹き替え版を使ってストーリーをよく知っておく
- 学習目安 1日
- 学習内容 原語で日本語字幕か、吹き替え版で映画を見る
まずは選んだディズニー映画を見て、ストーリーを把握しましょう。
ステップ2. 音に集中して見て行く
- 学習目安 1週間~2週間
- 学習内容 日本語字幕を見ながら、英語を聞き取る。
日本語でストーリーを理解したら、今度は音に集中しながら英語で聞き取るようにしましょう。
この段階で完璧に聞き取ろうとしなくて大丈夫です。
聞き流しをして毎日英語を聞く習慣を付けましょう。
ステップ3. 英語字幕や英語スクリプトを出して自分がどれくらい聞き取れていたか確認する
- 学習目安 1か月
- 学習内容 英語字幕を出したり、インターネットで英語スクリプトを探して英文を見ながら自分が聞き取っていた単語や文章が正しかったかを答え合わせをする。
今度は実際に英文を見ながら自分が聞き取った単語や文章があっているかを確認しましょう。
覚えたい・使える台詞をピックアップしてみましょう。
ステップ4. シャドーイングしたり、声に出してセリフを読んでいく
そして仕上げに自分で声を出してキャラクターの台詞の後ろについて読むシャドーイングをしたり、実際に声優さんになりきってセリフを音読してみる段階になります。
ディズニー映画やミュージカル映画では歌があったりするので、ぜひ歌が好きな人も苦手な人も、歌がある作品を選んだら英語で歌練習も挑戦してみてください!
歌で英語の発音に気をつけることは英語の発音矯正に役立つ面もあります。
音楽が流れを作ってくれるので、イントネーションとかは気にせず、発音にだけ集中できますよ!
ディズニー映画で英語を勉強できるおすすめタイトル
「英語の勉強にディズニーの映画を使いたいのですが、オススメはありますか?」
今回はディズニー映画の中でも、特に人気の高い子ども向け長編アニメーションを取り上げます。
言葉が簡単なのでどれも同じくらいお勧めできます!
ピノキオ
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公開: 1940年
監督: ベン・シャープスティーン
おもちゃ職人のゼペットが作ったあやつり人形のピノキオは、子どものいないゼペットが「(ピノキオが)自分の子供になりますように」と星に願いをかけます。
するとその夜、みんなが眠った後にブルー・フェアリーが現れてピノキオに生命を授け、人間のように語気出します。
その様子を見ていたコオロギのジミニー・クリケットにブルー・フェアリーは「勇気を持って正直で優しい性格になれば人間になれる」と言い残し、ピノキオを見守るように良心役として任命します。
今なお愛されるディズニー映画の傑作アニメですが、とても言葉が単純かつ、そこまでファンタジーの要素もないので英語学習には使えます。
不思議の国のアリス
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公開: 1951年
監督: クライド・ジェロニミ
ある日の昼下がり、野原で少女アリスは姉と一緒に歴史の本を読んでいましたが、その話にすっかり退屈していました。
その時、アリスは白うさぎが大きな懐中時計を持って走り去るのを目撃し、必死で白うさぎを追いかけはじめます。
彼女は白うさぎを追いかけるうちに大きなトンネルに入りましたが、その先にあった大きな穴に落ちてしまいます。
アリスの奇妙な冒険は続き、次々と摩訶不思議な現象が起きていきます。
こちらはピノキオと違ってファンタジー色が強く、日常に使いにくいですが、言葉がかなり単純なので英語学習に使いやすいです。
ファンタジー物ですが、初心者にもおすすめできます。
リトルマーメイド
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公開: 1989年
監督: ジョン・マスカー
地上に憧れる人魚の王女アリエルは、偶然助けた人間の王子エリックに恋をします。
美しい歌声を持つアリエルは、悪い魔女に自分の声を引き換えに人間の姿にしてもらえることになります。
ですが、これは悪い魔女の陰謀で・・・
単純なストーリーに全編に渡って歌が使われているので、英語学習には使えます。
発音良く歌えるようにしていきましょう。
第アナと雪の女王
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公開: 2013年
監督: クリス・バック
アレンデール王国の王女・エルサは、触ったものを凍らせる力を持っています。
8歳のとき、誤って妹のアナに魔法が当たってしまい、意識不明にしてしまいました。
アナは一命を取り留めますが、エルサはそれ以降アナを避けるようになります。
日に日に魔法の力が強くなっていくエルサは、城中の窓や門を閉めて部屋に閉じこもって誰とも触れ合わないようにして生きるようになります。
10年後、両親は海難事故で命を落とし、さらに3年後には成人したエルサは女王として即位することになりますが、魔法の力がついにバレてしまい・・・
大ヒットしたディズニー映画のファンタジー物で、歌も結構難しいものですが、歌えたらすごい!となりますので英語の練習を兼ねてやってみる価値あります。
もちろんLet it goの他にも名曲がありますので、英語の歌を練習してみましょう!
トイストーリー
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公開: 1995年
監督: ジョン・ラセター
カウボーイ人形のウッディは少年アンディのお気に入りのおもちゃです。
ウッディのほかにもたくさんのおもちゃたちが部屋にはいます。
実はこのおもちゃたち、アンディがいないときに勝手に動き出す、話し出す・・・
愉快な仲間たちのドタバタコメディが面白いです。
言葉も簡単ですし、面白く、設定はファンタジーですが舞台は日常なので使えます。
イギリス英語を映画で勉強したいあなたへ!おすすめ作品と勉強方法
「イギリス英語を勉強する方法を教えてください」
「イギリス英語はどうやって勉強した良いのでしょうか?」
映画を使ったイギリス英語の勉強方法
英語が好きで、特にイギリス英語のアクセントが好き、という人もたくさんいますよね。
イギリス英語はなかなかイギリス英語のみを収録した教材が少なく、手軽な値段でイギリス英語のアクセントを習得できるのが、イギリス映画です。
イギリス英語を勉強する上での注意ポイントをあげます。
・アメリカ英語との発音の違いを知る
できるという意味の"can"が、無理やりカタカナで書くとすれば、アメリカ英語が「キャン」なのに対してイギリス英語は「カン」に近くなります。
いくらか母音がアメリカ英語よりもはっきりするので、イギリス英語の方が聞き取りやすく感じるのでしょう。
これはイギリスの方がアメリカよりも古い形の英語の発音が進化せずに残っているためです。
・使われている単語やスペルがアメリカ英語と違う時がある
日本の教育はアメリカ英語が主流なので、学生さんがイギリス英語を覚えてしまうとそのことでテストに支障が出てしまう可能性があります。
できればイギリス英語を勉強するときはアメリカ英語も一緒に見ておいた方が、日本で英語を使っていく上では良いです。
スペルが違うもの
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色 color(アメリカ)、colour(イギリス)
お気に入り favorite(アメリカ)、favourite(イギリス)
中央 center(アメリカ)、centre(イギリス)
イギリスは昔フランスの植民地だった時代があるので、イギリスで使われている英語はまだフランス語色がありますね。
使われる単語が違うもの
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タクシー cab(アメリカ)、Taxi(イギリス)
持ち帰り Take out(アメリカ)、Take away(イギリス)
セーター sweater(アメリカ)、jumper(イギリス)
結構違うものがありますので、両方知っておけば語彙が増えていきます!
映画でイギリス英語を勉強できるおすすめタイトル
それでは、イギリス英語が実際に話されている英語でかつ、勉強にも使えそうなものをご紹介します!
リトルダンサー
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公開: 2000年
監督: スティーブン・ダルドリー
出演: ジェイミー・ベル
初心者の人向けです。
舞台は1984年のイングランド北部・ダーラムの炭鉱町エヴァリントンです。
ビリー・エリオットは、炭鉱夫である父にボクシング教室に通させられますが殴り合うことが嫌いで、ボクシングジムの隅で開かれることになったバレエ教室に興味を持ち、ひそかに通います。
始めは父親は怒りますが、やがてビリーのバレエの才能を確信していきます。
バレエを通した人間ドラマで、日常が舞台のイギリス英語が聞き取りやすい作品となっています。
エリザベス
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公開: 1998年
監督: シェカール・カプール
出演: ケイト・ブランシェット
上級者向けの歴史物です。
16世紀のイングランド、ヘンリー8世がカトリックを捨てたことにより、新たに国教会を打ち立てたことに対して国内外でカトリックと国教会の間で宗教問題による抗争がおきていました。
エリザベスもまた父の意志を受けてプロテスタントの信者となっていますが、カトリックの異母姉メアリー女王にロンドン塔に幽閉されてしまいます。
ですが、メアリーの病死後、エリザベスは女王として即位することになります。
そしてイングランドを新教である国教会を中心にすると宣言し、イングランドは周りのカトリックの国からより緊迫した状況になることに・・・
イギリスだけでなく、ヨーロッパの歴史を語るにあたって、宗教との関係は外すことができません。
今と違ってミサイルや核兵器等がないのですぐに決着がつかなかったというのもありますが、ヨーロッパの宗教における戦争の歴史は100年に渡ったりと本当に長いです。
イギリス英語を学びたい上級者の方は、この作品から学ぶと良いでしょう。
十二夜
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公開: 1981年
監督: トレヴァー・ナン
出演: イモジェン・スタッブス
中級者・上級者向けのシェークスピアの名作です。
双子の兄セバスチャンと妹ヴァイオラの乗った船が嵐に遭い、ヴァイオラはイリリアの海岸に打ち上げられました。
妹は消息の分からない兄を死んだと思い、身を守るために兄そっくりに男装してシザーリオと名乗り、イリリアの公爵であるオーシーノに小姓として仕えています。
オーシーノは伯爵の娘であるオリヴィアに恋をしていたため、ヴァイオラに気持ちを伝えるように頼みます。
ヴァイオラも実はオーシーノのことが好きで自分の実らない恋に悩みますが、任務を遂行します。
そして、死んだと思っていた兄も実は生きていて・・・?
シェークスピアの名作です。
イギリス英語に触れていきたい人なら、ぜひ見て欲しい名作で、話も楽しく見ることができます。
シェークスピアは古典なので言葉が古くなってしまいますので、古典に触れたい中級・上級のイギリス英語を学びたい人にお勧めな映画です。
マイフェアレディー
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公開: 1964年
監督: ジョージ・キューカー
出演: オードリー・ヘプバーン
初心者、中級者向け
イギリス英語には下品な言葉遣いと言われる労働者階級のコックニー英語がありますが、粗野な言葉遣いをする下町生まれのイライザと言語学の専門であるヒギンズ教授がひょんなことで出会います。
そして、イライザをレディに仕立て上げることができるかをピカリング大佐とかけをすることになることから、言葉の猛特訓が始まります。
この映画は古い映画ですがなかなか面白く、言語学的にも上流階級の英語とコックニー英語が比べられています。
話がコメディで面白いというのはもちろん、イギリス英語の発音の勉強にもなる映画です。
メリーポピンズ
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公開: 1981年
監督: ロバート・スティーヴンソン
出演: ジュリー・アンドリュース
初心者向けです。
アメリカ映画のディズニー映画ですが、イギリス英語で作られた作品です。
時は1910年、ロンドンの桜通りに住むジョージ・バンクス氏は厳格で気難しい銀行家で、妻も女性参政権運動に夢中で子育ては全てベビーシッター(ナニー)任せでした。
ですが、この姉弟もやんちゃな子どもたちで、いたずらをするものですからベビーシッターも続きません。
そこで新しいベビーシッターの広告の文章を出そうとバンクス氏は考えますが、子どもたちも自分たちで広告を書いて見せます。
父親は見向きもせずに紙を暖炉に放り込むと、その広告はなんと、魔法使いメリー・ポピンズの手に渡り、ベビーシッターとして彼女が子どもたちの前に現れます!!
ややファンタジー色はありますが、イギリス英語が使われた面白い作品になっていますし、海外では魔法使いの代名詞としてよく知られています。
イギリス英語を勉強したいけどまず何を見たらいいか分からい、という人はこちらの作品がディズニーで子どもむけで聞き取りやすく、難しくないということもありますので、おすすめです。
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