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映画「昼顔」キャスト
木下紗和(上戸彩)
本当は「昼顔」を観て一番心を射抜かれた、上戸彩のこの髪型にしたかったんですけど、美容師さんに「映画版の昼顔の…」と言った瞬間「あの髪型はですね、難しいです!あのヘアスタイリストさんは凄い」と言われてしまいました pic.twitter.com/O5gfwoupUH
— 鮎@仕事がわんこそばみたいに来る (@KellyPaaBio) 2017年9月9日
上戸彩(ウエトアヤ)
生年月日:1985年9月14日 (32歳)
出身地:東京都練馬区
配偶者:五十嵐 広行 (2012年〜)
身長:162 cm
参加ユニット:Z-1 (1998年〜2002年)
女優、歌手、タレント
旧姓は同じ
オスカープロモーション所属
夫はEXILEのHIRO
木下紗和(上戸彩)の役柄
ごく普通の主婦だったが、3年前、家庭がありながら同じく妻がいる北野裕一郎と恋に落ち、不倫がバレてしまい離婚。何もかもを失ってしまう。
その後、生きる意味を失ってしまったかのように暗い顔して毎日を過ごす紗和。
引っ越してきた三浜で質素にひっそりと1人寂しく、慎ましく暮らしていた。
だが、裕一郎と運命的に再会してしまう。
2人は神に試されているようだった。
今後一切、会ってもいけない、言葉を交わしても連絡先を交換してもいけないという乃里子との約束を、最初は守ろうと努力する。
裕一郎の「もう会わないでおこう」という言葉に頷く紗和。
しかし、再会してしまい、高まる気持ちをどうしても抑えられなくなり、2人は同棲生活を始める。
北野裕一郎(斎藤工)
そんな目で見ないで
苦しくて、
愛しくて、
切なくて、
また
許してしまう… pic.twitter.com/YokWMYC4P0— 【昼顔妻の告白】私、イキたいんです。 (@HirugaoWife) 2018年2月4日
斎藤工(サイトウタクミ)
生年月日:1981年8月22日 (36歳)
出身地:東京都港区
俳優、映画評論家
ブルーベアハウス所属
日本学園高等学校卒業
身長184cm
胸囲94cm、腹囲73cm、腰囲92cm、足28cm
北野裕一郎(斎藤工)の役柄
高校の生物教師をしていたが、紗和との不倫がバレてしまい、教師を退職し妻の乃里子と新天地へ引っ越した。
現在は大学の非常勤講師をしている。蛍や昆虫の研究にのめり込む研究者。
別れてからは、乃里子との生活を続けながらも紗和の事をずっと心配していた。
だが、蛍の講演会をきっかけに、紗和と運命的な再会を果たした裕一郎。
乃里子の事もあり、また紗和を傷つけてしまうと考え、一度はもう会わないでおこうと紗和に切り出したが、愛する気持ちは変わらず、ましてやもっと加速していく。
悩んだ裕一郎は、やはり紗和への想いを抑えられず、今度こそ乃里子と別れて籍を入れようと紗和に約束をする。
北野乃里子(伊藤歩)
これしか思いつかなかったー#真木よう子#伊藤歩#セシルのもくろみ pic.twitter.com/3M93aMmuYu
— まぁいいや@固定は音楽アンケート (@maa_iiya_kun) 2017年12月3日
伊藤歩(イトウアユミ)
生年月日:1980年4月14日 (37歳)
出身地:東京都練馬区平和台
身長:166 cm
参加ユニット:SMTOWN (2007年〜)
セブンス・アヴェニュー所属
北野乃里子(伊藤歩)の役柄
裕一郎の妻。生物の研究を仕事としている。
3年前、紗和と裕一郎の関係に気づき、法的手段で2人を引き離した。
「裏切られたことって忘れられないのよ。割り切れるものじゃない」
この言葉通り、裏切られたことは月日が経っても乃里子の心の中にずっしりと根を張り、またいつ2人が会わないかと裕一郎の行動を気にしている。
裕一郎のことを愛して過ぎているがあまり、自制心がきかなくなり2人を追い詰める。
⇓ ⇓ ⇓
➡セシルのもくろみの相関図と登場人物(キャスト)
杉崎尚人(平山浩行)
平山浩行 pic.twitter.com/wKEL6pSkzC
— ステキな男性画像 (@mens_gazou) 2018年1月8日
平山浩行(ヒラヤマヒロユキ)
生年月日:1977年10月17日 (40歳)
出身地:岐阜県瑞穂市
身長:185 cm
本名と旧芸名は平山 広行
ピンナップスアーティスト所属
杉崎尚人(平山浩行)の役柄
紗和が引っ越してきた町でアルバイトをしている店のオーナー。
都会的で2枚目のいい男である。
頻繁に紗和を海に誘い、釣りやサーフィンを教え、2人は仲良くなっていく。
昔は東京でバリバリと働いていたと言うが、妻の不倫により会社を辞め、知人に譲り受けた三浜の店の経営を始める。
初めは紗和の好意を抱いていたようだが、紗和と裕一郎が不倫をしていることを知り、紗和と昔の妻の姿とを重ね合わせていくようになる。
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➡コードブルー平山浩之
映画「昼顔」のあらすじネタバレ見どころ感想
裕一郎を忘れられない紗和
海沿いの道を自転車で走る木下紗和(上戸彩)。
夫のある身で奥さんのいる人を好きになり、離婚をして家族も仕事も、住む所も友達も失った。
あれから3年経っていた。
誰も知り合いのいない町で、紗和は質素に暮らしている。
杉崎(平山浩行)というオーナーのカフェレストランで働くことになった紗和。
季節は夏。紗和の部屋にはクーラーもなく、窓からカナブンが入ってきて1枚のチラシの上にとまった。
カナブンを殺そうとして、そのチラシにかつての不倫相手、北野裕一郎(斎藤工)の名前を見つけるのだった。
翌日、裕一郎が講師をしている講演会の会場に向かう紗和。
だが、会場まで行くが帰ってきてしまう。
会いたい、けど会ってはいけないと思う気持ちと戦っていたんだろうな。
正に、神様に試されていた。
でも、会いたい気持ちは止められなかった。
キレイに化粧をして、いつもよりオシャレをして会場へ向かった紗和。
鏡の前でニコッと笑った紗和の笑顔がとても可愛かったな。
3年ぶりに顔を合わせた2人
扉を開けて会場へ入ると、もう講演会は始まっていた。
後ろのほうの席に座った紗和は、北野の顔を見て思わず顔を伏せてしまう。
じっと見つめたい、でも恥ずかしさもあってまっすぐ見れなかった?
見つからないようにハンカチで顔を隠す紗和だったが。
裕一郎は紗和に気づいてしまった!
動揺して、しどろもどろになっている。
紗和は裕一郎を見られない、裕一郎もめちゃくちゃ汗をかいていた。
講演会の最後に、「三浜自然公園の森へ再度立ち寄る」と言っていた裕一郎の言葉を思い出し、バスに乗って公園へ向かう紗和。
外を見ていた紗和は、裕一郎の姿を見つけ思わず「北野先生―!」と窓から叫んでしまう。
その声に気がついた裕一郎はバスを追いかけて走ってくる!
一番後の席に行き、裕一郎を見つめる紗和。
次の停留所で降りた紗和は、裕一郎のいた方向へ向かって走りだす!
もう会いたい気持ちを止められない。
しかし、2人はすれ違ってしまい、顔を合わせて話すことは出来なかった。
家へ帰って、ぼーっとしている裕一郎。
思いがけない再会に、蓋をしてあった気持ちが一気に溢れてしまったか。
蛍のいる川での再会
冷蔵庫に何もなかったので、バイト先の店へ行き1人で飲んでいる紗和。
オーナーの杉崎がやってきて話し出す。
杉崎も何年か前に東京にいたそうで、奥さんが亡くなりガツガツ働くのがイヤになり、丁度知り合いがこの店を売ろうとしていたので引き継いだと言う。
また翌日、自然公園の森に来てしまった紗和。
そこで、川の中で蛍を探している裕一郎を見つけ、走っていく紗和。
裕一郎はなかなか気づかなかったが、紗和はそんな様子がおかしくて、嬉しそうに見つめている。
やっと気がついた裕一郎。
「蛍、見つからないなぁー」
「蛍の幼虫は今、水の底にいる」
「そっか、見えないけどいるんだ」
「うん、いるよ、ずっと」
目と目が合う2人。
「私達、もう会っちゃいけないんだよね。話してもいけない、連絡先も教えられない。だからこれは独り言。元気そうで良かった!」
「僕も独り言。ずっと心配してた」
会ってはいけないと思うと会いたくなるし、話してはいけないとなると話したくなる。
会えなかったけど、お互い、心はずっと傍にあったんだね。
もう会わないでおこうと決めた2人
それから2人は週に一度、一緒に蛍を探すようになった。
一言も話さず、1度も触れず、連絡先も教え合わずに。
抱き合わないからこそ、高まる熱を楽しんでいたのかもしれないと思う紗和。
バスの窓ガラスに「木よう」「3じ」って書いて約束していて、すごく可愛いかった♪
度々休みに出かける裕一郎に、「大学は休みじゃないの?最近多いのね」と言う妻の乃里子(伊藤歩)。
「蛍、いいとこ見つけたから、三浜」
「ぞっこんね、蛍に。裕一郎、早く帰って来てね!私まだ、赤ちゃんを諦めてないの」と微笑む乃里子。
そして、待ち合わせをしていた日。
裕一郎が来なくて雨の中、ずっと待っている紗和。
雷が鳴り、ずぶ濡れになっていた。
そこに裕一郎が遅れてやって来た。
バス停に座って話す2人。
「もう2度と会えないのかと思った」
「もう…会うのはよそう。あの…」
「いい、私もそう言おうと思ってたの。だってこんな事続けてたら、もっと、もっと!って思ってしまいそうだから」
「僕は、君をまた…」
「ここでお別れしよう、じゃ…」
そこへバスが来たので乗り込む紗和。
紗和を追うように、急いで乗り込む裕一郎。
「最後だから、もう少しだけ…」と紗和の隣に座った。
バスが到着してもなかなか降りない裕一郎の姿を見て、その気持ちが何となくわかる気がしたなあ。
乃里子に見つかってしまう2人
バスが駅に着き、2人で降り立った瞬間、車のクラクションが鳴り響く!
激しくて、長い長いクラクションの音。
見ると車の中には、なんと乃里子が乗っていた!
ハンドルを叩き、悔しがる乃里子。
うわ、女のカン?こんなに早く気づかれてしまうなんて!
2人は乃里子に、ビジネスホテルの一室に連れて来られる。
「2度と言葉を交わさない、連絡先も教えないって示談書まで交わしたのに、どうして約束を破ったの!?」
「私達、ただ、蛍を見てただけなんです」
その言葉を聞いた乃里子は純愛ごっこのつもり?と、さらに怒りだした。
「すみません、ごめんなさい…」消え入りそうな声の紗和。
「裕一郎、そんなに好きならもう別れてあげてもいいわ!この人と一緒になりなさい!1つ条件があるの。ここで。私の目の前で結ばれなさい!それを見たら私もきっと諦めがつく」
「やめろ!君はそんなこと望む人間じゃない」
そんな人間にしたのはあなたでしょ!と言う乃里子。
早く!早く!と言いながら2人をひっつける。
そして、裕一郎は紗和を突き飛ばした!
でも、紗和はきっと彼の気持ちがわかっていたし、裕一郎もわかってくれると思っていたんだろう。
「ばっかみたい!何2人で酔ってるの?ばっかみたい!結局私が悪者になってる!何も悪いことしてないのに!」
紗和は走って部屋を出ていく。追いかける裕一郎。
そして残された乃里子は泣き出すのだった。
紗和の後を歩く裕一郎。
送ってくれてありがとうと言う紗和に「今度こそちゃんとする!信じて欲しい」と言う裕一郎。
見つめ合う2人。
うーん。信じたいけど、あの奥さんじゃあ、なかなか別れられないだろうなあ。
空白を埋めるように抱き合う2人
嬉しそうにお弁当を作り、自然公園の森へと自転車を走らせる紗和。
もう2人は普通に話している。
裕一郎は蛍を見つけるのに夢中で、紗和は結局1人でお弁当を食べることに。
でもそういう一生懸命になる所も好きなんだろうね♪
夜になり、裕一郎がようやく蛍を見つけ、紗和も川へ入って見てみる。
「すごい!幼虫も光るんだ!」
ふ化して成虫になったら、この辺りはミルキーウェイと言って天の川みたいにキラキラになると裕一郎は話す。
「早く見たいなぁ。待ちくたびれちゃうよ」
「じゃあ、蛍の代わり!」そう言って紗和と一緒に寝ころんで夜空の星を見る2人。
空に手を伸ばす紗和。その手に裕一郎も手を重ね、固く握り締め合う2人。
「待たせてごめん。ちゃんと籍入れなきゃ」
急がなくていいよ、そこまで望んだらバチが当たりそうで怖いと言う紗和。
「いや、こういう関係だから早くしたい。弁護士さんにもそう頼んだよ」
ちゃんと紗和のことを考えてくれてたんだね。
そして2人は唇を重ね、3年間の空白を埋めるように、激しく抱き合うのだった。
乃里子と会っている裕一郎
そして同棲を始めた2人。
紗和はここへ来た時より、ずっと明るくなってるし、イキイキしてよく笑うようになってる。
じゃれあっている2人を見ると、本当に好きなんだなぁって感じる。
毎朝、裕一郎が出かける時は、紗和がアパートを出た所まで送っていく。
裕一郎はよく財布を忘れるみたいで、紗和がいつも部屋に取りに行き、それを受け取り出かけていく。
そんな普通の生活を、2人は一緒に送りたかったんだよね。
そんな中、バイト先のオーナー杉崎は紗和を釣りに誘う。
紗和もだいぶ打ち解けてきた様子。
「男はいくつになっても人のものが欲しい。で、女は奪われるとすごく愛されてるって勘違いする。だから結婚したって不倫がやめられないバカが多いんじゃない」
杉崎は紗和に言う。
彼はまだ他の人と籍が入っていると話す紗和。
「へぇ…。奥さんがいる人だったんだ」
「やるじゃない。意外に大胆なんだね」と言いながら、何か思うことがあるような杉崎だった。
ある日、家で夕飯を作っていた紗和は、裕一郎宛てのFAXが目に入った。
見ると、「休暇中に失礼します…」と書いてある。
「休暇中…?」料理を作りながら考えている紗和。
そこに裕一郎が帰って来た。
今日はアジが釣れた、初めて釣れた記念にアジバーグを作ったと話す紗和。
そして次の日。
裕一郎は今日も遅くなると言う。
「またゼミ?」
「うん、今日は飲み会があるから最終で帰る。食事はいいよ」
そう言って出かけていく裕一郎。
紗和は急いで部屋に戻り、鞄を持って裕一郎の後をつけ始めた!
家を出た裕一郎が向かった先は、マンションだった。
でもどこへ入ったのかわからない紗和は、外で何時間も待っている。
そこに、乃里子と車で出かける裕一郎の姿を見てしまうのだった。
乃里子と一瞬、目が合ったような気がした紗和。
帰っても、裕一郎は乃里子の所にいたことは何も話してくれなかった。
次の日バイト先でぼーっとしていて、失敗ばかりする紗和。
「壊すのは家庭だけにしてもらいたいね!」
小さい町なので噂が広まるのが早いのだ。
「紗和にゃんと眼鏡くん、ダブル不倫して逃げて来たって噂だよ、なんかダッセー!不倫ってさ、恋じゃないっしょ?」
そうバイト仲間に言われた紗和が言い返そうとした時、杉崎が入って来た。
紗和を海へ連れて行き、ホームページ用の写真を撮ってくれと頼む杉崎。
「2人が幸せになれば誰も何も言わなくなる、そういうもんだよ」
紗和は彼がまだ奥さんに会っていることを話す。
「酷い男だねー。好きなんだ、それでも?」
だから困っているという紗和。
杉崎は紗和が好きなのかな?でもそうじゃない感じだし?
奥さんの不倫が原因で別れた杉崎
夜、一緒にご飯を食べている時に裕一郎が「今日、仕事じゃなかったの?」と紗和に聞いた。
「写真撮ってたの、ホームページ用の」
「楽しそうだったね」と言う裕一郎に、何か言いたそうな紗和だった。
そんな紗和は、また杉崎と海にいた。
今度はサーフィンを教えてもらっている。
紗和、仕事はしなくていいのか?笑
「こないだオーナーと海にいる所を彼に見られたんです」
「俺が誘えば、簡単に彼を裏切るの?」
そう言って杉崎は、ボードに乗っていた紗和を海に落とした!
「なんかムカついてきて、我慢出来なくなっちゃった」
そして杉崎は話し始める。
杉崎の奥さんが死んだというのは嘘で、本当は不倫したあげくに杉崎を捨てたのだと言う。
紗和と同じだ。しかも相手は部下だった。
なので会社を辞めて今の店を開いたのだと言う。
「そういう人間の痛み、考えたことないだろ?そのくせして彼がどうしたとか、奥さんと別れてくれないとか、気持ちよく喋り倒しちゃダメだよ!」
泣きそうな顔の紗和を見て「泣けば?泣いても罪は許されないから」
やっと岸まで上がってきた紗和。
杉崎は不倫によって大きな傷を負っていた。その痛みを想像すると、確かに私も耐えられないし、紗和に当たってしまうかも。
すれ違う2人の気持ち
疲れもあり寝ていた紗和の元へ、帰って来た裕一郎。
手に麦わら帽子を持っている。
酒屋で杉崎と会い、海で拾ったと聞き持ち帰ったのだ。
杉崎と海に一緒に行っていたのではないかと疑い嫉妬する裕一郎に、そっちだって嘘をついているくせに!と詰め寄る紗和。
「黙って乃里子さんにコソコソ会っているのに、私を責める資格はある?やっぱり乃里子さんが忘れられない?」
「そうじゃないよ」
「だからいつまでも籍抜かないでずるずるしてるんだ!」
「簡単にはいかないんだ!簡単には!!」机を叩く裕一郎。
紗和は帽子を裕一郎に投げつけ、外へ出て行こうとする。
「やっぱり私達、無理かもね!」
「そんなこと言ってないよ」必死に引き留める裕一郎。
「落ち着いてよ」と、紗和を後から抱きしめる。
「自分が裏切ったことあると、相手のこと信じられないのよ…」
また出て行こうとする紗和を引き留める裕一郎。
紗和は寝室に閉じこもってしまった。
乃里子から許しが出る!
翌朝、裕一郎は紗和のバイト先のレストランへ向かった。
海辺のテラスで杉崎と話をする。
「女を追っかけて都落ちなんて俺には出来ない」
「そこに大事な人がいれば、どこだって都です」
カッコいい~。そんな風に思われたい!
「ちょっとめでた過ぎだよ。ま、男の人生なんて所詮、女に引っ張られていくもんだね」
「生き物は皆そうです」と答える裕一郎。
紗和はというと、乃里子が住んでいるマンションへ来ていた。
部屋がわからないので、1軒1軒、インターホンで確認し、やっと乃里子の部屋を見つけた。
部屋に入ると、乃里子が車椅子に乗っていた。
駅の階段で転んで脊椎を痛めたという乃里子。
「でも、このケガで吹っ切れたっていうか、これをきっかけに生活を変えたくなって」
「じゃあ…」
裕一郎は離婚届のことを頼みに来て、乃里子のケガを知ったという。
知ったら放っておけなくて、休みをとって引っ越しや買い物を手伝っていたのだ。
なかなか籍を抜けないのは、乃里子の親が慰謝料を取れと許してくれないからだと言う。
「でも私は裕一郎からお金をもらいたくないの。お金のために別れを受け入れたわけじゃないから。もう少しだけ待って」
「ごめんなさい、本当にごめんなさい」と乃里子に頭を下げる紗和。
「初めてちゃんと謝ってくれたね。裕一郎が自分のものになった余裕かな?」
「余裕なんてありません、全然」
「じゃ、嫉妬した?あなた私と裕一郎が一緒にいるの見たでしょ?あの時のあなたの顔、私もあんな顔してたのかな。あたしの気持ち、ちょっとはわかってくれた?」
乃里子は冷静に話を続けた。
「夫が嘘をついてる。誰かに会ってる。愛するものを奪われる苦しみ…」
「はい…。もう、北野先生は戻ってこない気がしました」
向かい合い、お茶を飲む2人。
「1つだけお願いがあるの、離婚しても裕一郎って呼んでいい?私達同じ仕事だからどこかでばったりっていうこともあるでしょ?」
「それは…。嫌です。ごめんなさい」
「…負けたわ」と手を差し出す乃里子。「さすがに握手は嫌か」
「私は踏ん切りがついた。北野君をよろしく」
そう紗和に言い、頭を下げる乃里子だった。
その帰り、急いで蛍のいる川へ向かう紗和。
そこに、紗和の麦わら帽子を被り、蛍を探している裕一郎がいた。
裸足になり、川へ入っていく紗和。
「乃里子さんと話してきた」
「そっか」
「勝手に会って怒らないの?」
「僕も紗和になかなか言いだせなかったし」
「ごめんね、疑って。ごめん…」
泣き出す紗和。涙を拭う手を優しく握る裕一郎。
「指輪、買わないと」
「いいよ、指輪なんか。それよりこれ返して!」
裕一郎が被っていた麦わら帽子を取り返し、被る紗和。
そして裕一郎に抱きついた。
結婚指輪を買った裕一郎
仕事を辞めることを杉崎に伝えにバイト先へ向かう紗和。
バイト仲間に挨拶をする。
「お世話になりました…。私、幸せになろうなんて思っていません。ただ、1日も長く彼と一緒にいたいんです…」
頭を下げて出ていく紗和。
その頃、裕一郎はジュエリー売り場にいた。
すごくこういう場所は苦手なんだろうな。
ハンカチで汗を拭きながら、紗和に渡す指輪を探していた。
翌朝、裕一郎の左手の薬指にできていた傷に、絆創膏を巻く紗和。
「ありがとう。今日、乃里子に会ってくる、両親が承知してくれて離婚届にサインをしたってメールがきた」
頷く紗和。
「紗和。明日、籍を入れよう。それでその後、式を挙げたい」
「結婚式?」笑顔の紗和。
「だったら蛍、見に行こう。ちょうどミルキーウェイでしょ?2人で乾杯しながら蛍見よ」
「それでいいの?」
「それがいいの」
幸せそうな2人。色々あったけど、これで良かったのかな。
またいつものように、アパートの外で裕一郎を見送る紗和。
「行ってらっしゃい♪」
「行ってきます」
と、途中で振り返る裕一郎。
「ん?何?」
首を振る裕一郎。財布を手に「行ってきます」と歩き出す。
そして、蛍のいる川に立ち寄り、百葉箱に結婚指輪を隠した。
紗和に謝る杉崎
今日はこの町のお祭りの日だった。
杉崎と一緒にアジバーガーを作りながら話している紗和。
女房には何も言えなかった、不倫したことを罵っても自分が惨めになるだけだし、女房が出て行く時も黙って見送った。
結局、彼女は1度も謝らなかった。
「君と女房を重ねてしまった。勝手だよな、悪かった」
そう言い、紗和に頭を下げる杉崎。
「謝らないでください。杉崎さんの言葉、胸が痛かったです。あたしも沢山の人を傷つけたから。ごめんなさい」
そうしているうちにアジバーガーが出来上がった。
一方、裕一郎は乃里子の部屋を訪れていた。
エレベーターの前にいた乃里子。
もうケガはよくなったみたいだね。
「約束のブツ、持ってきたわよ、北野君」と言い、裕一郎に離婚届を渡す。
中を確認し、頭を下げる裕一郎。
「駅まで送って行く」
乃里子に車で送ってもらうことにする。
その頃、紗和はバイト仲間に昼顔の浴衣を着せてもらっていた。
着付けをしてくれている彼女も、昔、奥さんのいる人を好きになったことがあると告白した。
今も時々、私は本当に夫を裏切らなかったんだろうかと思う、と話した。
「この町じゃ昔から、上手く踊れるといい事があるって言われてるのよ。さ、出来た!」
乃里子の暴走で死んでしまう裕一郎
乃里子と車に乗っている裕一郎。
「良かったら三浜まで行こうか?紗和さんと籍を入れるの?」
「そうさせてもらおうかと思ってる」
「そりゃそうよね…。私は裕一郎が幸せになってくれればそれでいいと思ってる、裕一郎が…」
そう言いながら、何か思い詰めている乃里子。
「どこ行くの、どうした?」
「やっぱり三浜まで行くわ」
その時、裕一郎の携帯が鳴った。
その音を聞いて、アクセルを踏む乃里子!
電話をかけていたのは紗和だった。
「今どこ?お祭りに誘われたから、少しだけ参加してくるね。上手に踊れるといいことあるんだって!写真撮っておくね、じゃあね」
留守電に録音し、そして輪の中に入って踊り出した。
一方、乃里子はどんどんスピードを上げて車を走らせる。
「私、本当に許したつもりだった、本当に裕一郎の幸せを願おうと思った。でも…私のケガ、階段から落ちたんじゃないの。本当はマンションから飛び降りた…」
驚く裕一郎!
「あなたのいない人生なんて、受け止められなかったから。なのにもう、あなたの名前を呼べないなんて!」
暴走する車。
「裕一郎、裕一郎…。裕一郎…」憑りつかれたように名前を呼び続ける乃里子。
「乃里!!乃里!!乃里子っ!!」
車にぶつかりそうになるのを、裕一郎が横からハンドルを切り何とか避けた。
「落ち着けっ!」
「裕一郎…。教えて。どうしてあの人なの?私のほうがあなたを愛してる!あなたを幸せにできる!なのに、どうして…。裕一郎、教えて!!」
「わからない…」
「答えになってない!」そう言い、アクセルを踏む乃里子!
「答えて、裕一郎!」
「ごめん…。わからない…」
車は猛スピードで走り抜けている。
裕一郎は左手の絆創膏に右手を重ね、答えた。
「ただ、紗和が好きなんだ…」
その瞬間、車はガードレールに激突し、車は谷底へと落ちていった…。
その頃、三浜では花火がキレイに上がっていた。
写真を撮り、嬉しそうな紗和。
花火が次々に上がり、手を叩いて喜んでいる。
裕一郎の死に嘆き悲しむ紗和
「遺体の損傷が激しいので、今はまだ御覧にならない方がよろしいかと」
安置室に入る紗和。
ゆっくりと棺に近づいていく。
「所持品はこちらです」
ヨタヨタと所持品を見にいく紗和。
眼鏡、血で染まった白いシャツ…。
そのシャツを愛おしそうに抱きしめて、すすり泣く。
「助手席にいた北野さんは即死でしたが、運転していた妻の乃里子さんは助かりました」
「妻…?」
離婚届を手にしたまま亡くなってしまったから、2人はまだ夫婦なんだ…。
「彼はこのあと、どこへ」
「ご遺体は東京の奥様のご実家へ戻ります」
「私と住んでるし…」
消え入りそうな声で、紗和が呟く。
所持品の財布の中に、「マリッジリング」と書かれたレシートがあったのを思い出す紗和。
「指輪…?指輪…」そう呟き、探しにいこうとする。
警察官に「1回落ち着いて!」と、肩を触られるが振り払う。、
「北野先生、北野先生!!どいてよ、どいてー!」泣き叫ぶ紗和。
結局、紗和は指輪を見つけることは出来なかった。
可愛そうで泣けてくる。こんな結末だったなんて…。なんでこういう結末なの?
乃里子に会いに行く紗和
1か月後。
乃里子の病院の前で待っている紗和。
松葉杖をついて、腕も折れているのか包帯でつっている乃里子が歩いてくる。
走っていく紗和。
「あなたに聞きたいことがあります」
乃里子は紗和を無視して、やってきたバスに乗り込む。
紗和も後を追う。
「私が殺したと思っているんでしょ?あなたが殺したのよ。あの人、あたしに謝りながら死んでった」
「そうですか…」
「最後に私の所に戻ってきたの」
「あの人、指輪持ってませんでした?」
「指輪?何のこと?」
乃里子を睨む紗和。
「そうですか…」
そしてバスを降りる乃里子。
降りた所でこけてしまうが、紗和が肩を貸し起き上がる。
「ありがと。恨んでもいいわよ」
「いえ…」
「私は一生、あなたを恨むから!お元気でね」
紗和の前から立ち去る乃里子。
その顔は、少し笑っているような。勝ったわ、っていうような表情をしているように見えた。
裕一郎の子供を身ごもっていた紗和
その後、紗和は電車で帰っていた。
駅に着き、とぼとぼ歩く。
線路にヒールの先が挟まり、靴が脱げてしまった。
そのまま、紗和は線路の真ん中を泣きながら、よろよろと歩いていく。
それは次第に嗚咽に変わり、その場にしゃがみこんでしまう。
もう放心状態の紗和。
そして、線路に横たわる。星が綺麗に瞬いていた。
踏切が閉まり、目を閉じる紗和。
その時、左手の薬指に蛍の光が見える。
それをじっと見ている紗和。しばらくすると飛んでいってしまった。
ふと、電車が来ることに気がつき、なんとか線路からホームに這い上がる。
危機一髪で、紗和のすぐ横を電車が通り過ぎていく。
そのままホームに寝ころんでいる紗和。
そしてゆっくりと立ち上がり、歩き出した。
紗和が生かされた意味を知ったのは、季節が変わる頃だった。
裕一郎の子供を身ごもっていた紗和。
数年後。
三浜自然の森公園のあの川で、遊ぶ子供達。
その中に、眼鏡をかけた裕一郎そっくりな男の子がいた。
その男の子は百葉箱に手を入れると、中から結婚指輪の入った箱が出てきた。
中からエメラルド色の指輪を取り出すと、女の子の指にはめてあげる。
女の子は指輪をはめると、手を空にかざしてみた。
その指輪は、まるで蛍が光るように美しかった。
人を愛するという事を考えさせられる映画
見終わって、色々考えさせられた映画でした。
今年は芸能人の不倫が沢山報道されたりもしましたね。
この「昼顔」の映画を観て、人を好きになるってどういう事なんだろ?って、あらためて考えさせられました。
紗和と北野先生の、人を好きになる気持ちもわかるし。
乃里子や杉崎の、好きな人を奪われた気持ちも痛いほどわかる。
一旦は離婚に合意した乃里子が、車の中でおかしくなっていく姿はちょっと怖いものがありましたが。
車を止めさせられたら良かったのに。
もう裕一郎って呼べないと思った乃里子は、急に離れたくなくなったんでしょうね。
それほどまでに、乃里子も裕一郎を愛していたんですね。
色んな恋愛の形があるので、これが正解だって答えはないけれど…。
本当に、心の底から。人を愛するって事は、どういう事なのか?
考えるいい機会になった映画でした。
ドラマ昼顔の方が100倍楽しいです
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本ページの情報は2023年5月25日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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